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日経平均は本日反発。前日のNYは高安マチマチ。イエレン議長の講演を受けて、特に内容が伴ったものではなかったものの、ここまでのドル売り反転の材料にされたことで、ドル円は一気に114円台を回復してきました。
それを受けた日経平均は朝方から買い戻しの動きが先行。一気に19100円台を回復しましたが、その後買いは続きませんでした。中国株が軟調スタートとなったことも警戒感に。後場は値を消し一時19000円を割り込んだものの、そこから改めて買い戻しの動き。もう一度19100円を付けにいきましたが、更に買われることはありませんでした。売買高は22億株台、売買代金は2.2兆円台と薄め。
投資判断は「売り」に。特にドル円のチャートを軸に見ると、アメリカはともかく日本の方はトランプ氏の発言などで上値を追い辛い状況になってきました。そんなわけで遂に投資判断を「売り」にまで引き下げました。
年末年始も証券、非証券問わずに、様々なメディアで「17年トランプ大統領誕生後はどうなる?」と討論が繰り広げられていました。ただ、どのメディアでもほぼ一様に、大統領選挙後の株高を説明するために(あるいは現実を受け止めるために)レーガノミクスと今回のトランプ氏の施策を比較して語られます。
私は当時と「アメリカの財政事情」「ロシア以外にも中国という大国・脅威の出現」「新興国通貨への影響」などから、単に「政治経験が無い高齢者の男性が減税を掲げるから」という理由でレーガノミクスの再来と位置付けるのは違うと思っています。ただ確かに市場は当時とよく似た株価推移を見せています。
では、よしんばレーガノミクスの再来だったとしましょう。それでも就任当初の1981年、NYダウは4月に1024ドルの天井を付けた後にその後10月まで下落が続きました。例年通り「Sell in May」があり、秋口からは「But remember to come back in September」となったと言えます。ただ高値から200ドル近く下落となり、しかも相場が完全に底を打ったのは翌82年の8月頃。下落相場は1年以上続きました。
下がった原因としては色々あり、FRBが利上げを相次いで実施し、拡大する財政赤字が嫌気されました(アメリカの双子の赤字が始まったのもレーガノミクスによるもの)。就任前から高まった期待が、実際に就任後には現実となり、それが剥落して就任前の水準に戻りました。
その後は確かに上がっていったので「レーガノミクスは成功だった」という評価にはなっています。ただあまりにもその成功した印象が強すぎて、当初下落で受け入れられたという面は無視されています。
実際、その成功も1985年のプラザ合意があったからこそ、とも言えます。その後は日本では円高に向かう一方で株高となり、とにかく日本買いが強まりました。「だから今回もプラザ合意のように、アメリカが強権を発動してドル安政策を打ち出してくるのではないか」という見方もあります。
ただ、その見解は非常に非現実的ですね。今これだけポピュリズムが高まって、世界各国が「内向き」の施策を採っています。そんな中で、一体どこの国がアメリカに同意して自国通貨高を飲むのか。多分日本だけではないでしょうか。そんな合意に意味があるとは思いません。ですから、やはり今回のトランポノミクスはレーガノミクス再来には成り得ないと思います。
一方、NYダウは2万ドル手前でもみ合っていますが、足元の決算などを背景に達成は時間の問題ではないかとは思います。ただその反面、輸送株指数が12/8を高値にピークアウトしています。古来輸送株指数は景気の先行指標とされてただけに(景気が良くなり荷動きが活況になる=輸送株が買われる)、ちょっと気がかりな面ではあります。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/TRAN:IND
日本株のチャート的には大発会で「陽の丸坊主」的な日足を出して、12月の高値と共にダブルトップの形。また日柄的にも昨年6月下旬のBrexitショックから半年が経過し、いわゆる信用期日のリズムでも天井感がありました。
現実問題としては、確かに半年間MAXで信用取引を立てている人なんてほとんど居ないでしょうけれど、純粋にチャートの100日線(半年程度)の乖離を気にする人もいるでしょうし、例えばTOPIXは15年8月の高値以後、安値を付けたのが16年2月と半年のリズムは結構当てはまっています。Brexitでリズムを狂わされて6月に安値を付けて以降、12月の高値水準が目先の戻りいっぱいいっぱいだったとしても不自然ではありません。
新興市場も「やや売り」に。本日は高安マチマチ。ただ日経JASDAQ平均の方も目先天井を付けた形になっているので、恐らくもう一度高値を付けに行く動きが出るでしょうけれど、大体その辺りまでかなと思います。特段核になる銘柄もテーマも無く、東証1部銘柄の下落に歩調を合わせる形に、ただ為替の影響を受け辛いので1部よりは多少マシな感じかなと思います。
【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオの大東建託(1878)は反発。ただチャート的には昨日は昨年11月の安値も割り込んできており、1/6のほぼ「陽の丸坊主」が天井感を示しながら、随分崩れてきた格好になっています。そろそろ自社株買いの玉も尽きますし、27日の決算発表までに下げられるだけ下げてしまいたいところ。
同じく売りポートフォリオのセイコーエプソン(6724)も反発。ただ日経平均採用レースで落選して以降、下値切り下げの展開が続いています。PBR1.9倍とか、随分割高に買われていましたからね。チャート的にもボリンジャーバンド-2σの拡大に沿った下落が続いており、下値余地が拡がっています。減損が雪だるまの東芝(6502)の降格を見込んだ先走り買いはまだ早過ぎると思いますが。
【注目銘柄】
JDI(6740)は反落。こちらは12日配信の有料メルマガで売りで取り上げ。その後2日連続で下落率ランキングに入ってくる程の暴落となりましたが、昨日WSJの報道で「任天堂(7974)の新型ゲーム機Switch向けの液晶はこれまでのシャープ(6753)ではなく、JDIが請け負う」と伝わったことで、朝方急速に買い戻しの動きが出ました。
ただ昨日のメルマガでは「Wii Uのタッチパネルディスプレイ6.2インチの価格が約25ドルだったということなので、それを元に概算。今回のSwitchもサイズは同じ6.2インチで、当時より液晶価格は下落しているはずですし、またシャープとの競合もあってより安価になっているはずですけれど、同額程度と見積もりますと、25ドル×初動販売見込み200万台=5000万ドル(60億円)程度のディールということになります。同社の年間売上見込みの7%程度」と書きました。
実際大したことではないので、本日は外れたはずのシャープの方が暴騰。対して同社はむしろ引けではマイナスとなりました。余程弱いですね。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。