KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

4月の成績発表

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本日は4月の成績発表です。4月は様々な外部環境の不安要素が出尽くし、外国人買いも膨らんできたことにより、次第に下値を切り上げ今年初の月足陽線となりました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検討してみましょう!


【買い銘柄】

明和産業(8103)
495円→529円(20営業日保有 上昇率6.9%)

配当利回りの高さや仕手っぽいところもあって、安定的な株価推移に。何とか半年ぶりの高値水準となっています。原油高は気になるところですが、EV関連でもあり注目のテーマ株とも言えます。連休明けの決算に期待。


日本ドライケミカル(1909)
2403円→2487円(20営業日保有 上昇率3.5%)

流動性が薄い中でも、地合の良さを背景に地味に上昇しました。同社もゴールデンウィーク明けに決算があり、正直こちらはあまり期待が出来ませんけれど、恐らくあまり決算の数字に振られるような銘柄ではありませんから、下がったとしてもすぐに元の水準に戻れると思います。親会社ALSOK(2331)主導によるホーチキ(6745)との関係強化にもほのかに期待。


カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)
100500円→100600円(20営業日保有 上昇率0.1%)

荒れた相場で値が下がらなかった分、戻り相場での推移は横ばいに止まりました。まあインフラファンドは分配金落ちが近づいたら買われる動きが顕著で、例えば5月決算のタカラレーベン・インフラ投資法人(9281)は足元でグイグイ買われてきています。

カナディアンの方は残念ながら2期目である6月も大した分配金が出ないのですが、分配金が平常化する3期目に向けて次第に見直し買いが入ってくると思います。


ジャパンミート(3539)
4/19より 1944円→1956円(6営業日保有 上昇率0.6%)

小売株の堅調さや、アメリカ産牛肉の輸入関税引き下げ期待感などからエントリー。またここから少しずつ優待狙いの買いなどが出てくるとも見られます。将来的な1部昇格期待感も。

なお金曜は引け間際にスルスル値を下げてしまいましたが、新興小型株で同様の値動きを見せた銘柄が目立ちました。ゴールデンウィーク前の個人投資家の処分売りが出た格好。ただゴールデンウィーク中は同社子会社の企画する「肉フェス」が開催されるので、関連株として連休中の動きに注目です。


【売り銘柄】

住友不動産(8830)
3935円→4349円(20営業日保有 上昇率9.5%)

アメリカの金利急騰によって不動産株も苦しい・・・と思いましたが、JPモルガンによる格上げなどもあってむしろ急騰。金曜も一段高となりました。前期着地はともかく、今期は厳しくなると思うのですが。足元で住宅関連株に弱い銘柄が目立っているのもその予兆かと。


日清食品HD(2897)
7380円→8050円(20営業日保有 上昇率8.3%)

食品株がグイグイ買われる展開に。4月は特に内需買いが一段強まった印象の時期でしたが、2月急落時の窓を埋めたところまで戻って8000円を回復したという達成感が出てくる場面。5月という月替わりもあって、流れの変化にも期待です。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.05(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 3/30終値 21454円→22467円(20営業日 上昇率4.7%) 0.23(%/営業日)  
TOPIX  3/30終値 1716  →1777 (20営業日 上昇率3.6%) 0.17(%/営業日)

今月もベンチマークに敗北。更新をサボった結果、売り銘柄の踏み上げに何の対応もできませんでした・・・。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数953.2ポイント
遠ざかる1000ポイント。早急に復活を期します。


さて、今回は一銘柄売りポートフォリオに入れたい銘柄があります。それは竹内製作所(6432)です。実は有料メルマガでも取り上げていたのですが、JPモルガンの格上げによって損切りの憂き目に。ただまだ弱い見通しが続くと見て、改めてこちらで取り上げることにします。

足元、欧州の指標に弱いものが相次いでいますが、イタリアなど政治的な混乱も続いている上にロシアとの関係も厳しいなど、欧州の先行きに対し明るい材料が見当たりません。足元アメリカの長期金利上昇もあってユーロドルは1.22ドルの下値支持線を割り込んでおり、短期筋のユーロ買いポジションの巻き戻しなどもあってユーロ安の流れが見込まれます。

竹内製作所は欧州系売上の割合が高いことで有名です。近年はアメリカの住宅建設の需要が拡大していることでアメリカ向けの方が多かったのですが、先般発表した今期見通しを見ると、欧州売上の方が大きくなる公算で、全体の49.7%が欧州の売上になる計画を立てています。

加えて、アメリカのキャタピラーなども含めて、鋼材価格の上昇が原材料費の上昇に繋がり、建機業界の先行きは厳しい見通しが相次いでいます。同社が得意とする住宅向けも、アメリカ長期金利上昇がマイナス要因。資源価格の上昇は同社よりも大型建機を扱うコマツ(6301)などの需要にはプラスですが、同社には恩恵が薄いです。また同社は今期設備投資の拡大も計画しています。

目標株価は年初来安値辺りの2100円に。連休明けの寄り付きから売りポートフォリオ入れとします。


最後に全体の相場観として投資判断は「やや売り」見通しを継続しています。金曜のNYは出てきた1-3月期GDP速報値が年率+2.3%となり、個人消費の落ち込みから減速感が出た格好。それを受け、Amazonなどハイテク株も好決算で買われたものの、株価は急速に値を消しました。

南北首脳会談も終わりましたし、決算もアメリカの方は大体出尽くしてきた形。日本の方は思ったより良いものが続いていて株価浮揚の材料にはなっていますが、外部環境の一服感から上値の重い展開が続くとみています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。