KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

三回忌に参加して散会

この前の土曜は早いもので父の三回忌でした。正直法事というのは年月が経つほど義務感の方が強く「やらなければいけない」というような色が強いイベントのようにも思います。

ただ今回法事の際に私よりも若いお坊さんが言っていたのですが(実は昨年の一周忌でも話していましたが)「○回忌などの法事は自分の立ち位置を確認するためにある。子供などが親族が集まって、このおじちゃんが自分の何に当たるのか、といった自分の家系を目の当たりにする大事な機会。情操教育にも良い」と。なるほど、確かにそういう機会は冠婚葬祭の際しかありませんね

もう一つ聞いた話で「えぇっ」と思ったのは遺骨の話。最近は親族なども疎遠になって、身よりが無い人が亡くなった際、突然役所から電話がかかってきて遺骨を引き取らされる遠い親族が増えているのだとか。そういう人が電車の中に骨壺を忘れていったり(わざと?)酷いのになると、納骨堂に着払いで差出人不明で送りつけてくるのだとか

私の地元は幸いと言いますか、骨壺に名前や住所まで書いてあるので(うちの父はその名前を間違われた経緯がありますが)そういうことは起こり得ませんが、都会の世知辛さを感じる話でもありました

ともあれ親族一同集まって法事を済ませると、皆で近くの温泉で一泊。母が「なかなかこういう機会も無いから」ということで企画したのですが、私は正直「面倒臭いなぁ」と思っていました。

ただその日は比較的暑さも和らいだ晴天で、海沿いの温泉宿「磯はなび」は非常に風光明媚高台から見下ろす富山湾は一見の価値ありでした鳶が緩やかに旋回するのを眺めながら、ぼんやり浸かる露天風呂がまた格別

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こうして考えてみると、確かになかなか親族一同が遠方からも集まって、じっくり話をしたりする機会はありません。お陰様で色々と楽しい時間を過ごすことが出来ました

ところで一説には「子供を海に入れると健康になる」ということなので(ミネラル成分?)、帰りには海に寄って、娘を波打ち際に連れて行き、足を海水に浸しました以前生まれて初めて海岸に行った時は怖がって泣いていた娘も、今回はキャッキャッと大喜び全体的に良い思い出になりましたが、娘が覚えているのかどうかは微妙です