KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

VIX指数は40ポイント超え

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日経平均は本日続落。前日のNYは欧米でのコロナ再拡大に対する懸念や大統領選挙に対する警戒感が拡がり大幅安。3指数揃って3%超の急落となりました。VIX指数は40.6ポイントとまた台替え。原油を始めとする商品市況も揃って軟化。一方、長期金利は0.77%と安定的で、ドル円は104円台前半で返ってきました。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ最近のパターンで安寄りとなると、その後は次第に下げ幅を縮小。時間外のNYダウ先物が上昇していることで安心感が拡がりました。

昼には日銀金融政策決定会合の結果が現状維持と伝わったこと、また前引けのTOPIXが△0.48%だったものの、TOPIXの続落が続いていることで日銀ETF買いが入っていると見られることから、一段と下げ幅を縮小する動きになっています。売買代金は13時時点で1.2兆円台と低調。


投資判断は「中立」。足元ではユーロが売られる動きになっています。イギリスとEUの交渉に乖離が大きいということで、ポンドが売られてユーロも引っ張られている感じです。またスペインなどの再ロックダウンも警戒され、ドイツDAXなどは連日3%レベルの下落率になっています。まあこの辺りは相場の本筋ではないので、そんなに懸念する必要は無いと思いますが。

今週のスケジュールとして本日は10月期決算銘柄の権利落ち日で実質11月相場入り。またEUでもECB理事会があります。アメリカでは7-9月期GDP速報値の発表。また決算はAppleFacebookと、重要イベント目白押しです。

30日(金)は月末なので最初の決算集中日。現状421社の決算が予定されています。ユーロ圏の7-9月期GDP速報値の発表。なお、翌31日(土)は月末なので中国でPMIの発表があります。またEUが主張するイギリス離脱協定交渉の期限になります。

先週の日本株は本当に方向感がありませんでした。16日金曜からマイナス、プラスを繰り返し、前日のダウやS&Pのプラスマイナスをなぞっているだけという感じでした。売買代金2兆円割れが続いたことで、方向感が出ないのも致し方無し。

ちなみに前回2兆円割れが続いたのは去年の8月。8/14~ずっと2兆円割れが続き、8月末にギリギリ2兆円回復があったものの、その後3営業日一段と売買代金が細りました。その間実に15営業日2兆円割れとなったのですが、9/5に売買代金2.4兆円水準に回復して大陽線を付けると、3ヶ月続く上昇相場になりました。

ただ当時は空売り比率45%程度の高水準を保ちながら2万円の株価水準をキープして、その後は売り方の我慢の限界を誘って上昇相場になりました。今回は株価水準が高位で、かつ空売り比率も40%程度と近年では落ち着いている方。裁定売り残こそ高水準で悪くは無いのですが、当時ほど需給の状況はよくありません。それでも大統領選挙という重要イベントを通過すれば、少なくともアク抜け感は出そうですけれど。

需給バランスを考えると引き続き上に行きたがっている感じはあります。たださすがに今年最大のイベントを控える前で脳天気に買い上がり続ける投資家は少ないと言えます。

チャート的には200日線が緩やかに下がっていく日柄で、上値を重くしているような印象です。TOPIXに至っては上値に25日線が控えることも大きい感じ。日柄調整は進んでいるので、きっかけ一つで上放れることは可能ですが、そのきっかけが掴めるのは少なくとも来月に入ってからということでしょう。

最近の注目決算では日本電産(6594)は相変わらずの巧みな経営センスで上方修正。またキヤノン(7751)も上方修正するなど、保守的な見通しを修正する動きが相次いでいます。こういった上方修正を本当に評価するには大統領選挙というイベントを通過する必要がありそうです。

いよいよ大統領選挙も来週に迫ってきている中で、マスコミはバイデン勝利一色ですが、株式市場関係者はトランプ勝利の二極化。どっちもバイアスがかかっているので正直わからないですし、雰囲気的に私もトランプ勝利じゃないかと思っているのですが、カギは投票率が握ってくると思います。

卑近な話ですが、私の地元富山で先日知事選挙がありまして、超保守の田舎県でまさかの現職完敗。麻生さんや岸田さんなど、自民党の要人が相次いで応援に来たのでどうせ現職の圧勝だろうと高をくくっていたのですが、超意外な結果になりました。選挙は本当にわからないものです。4年前の知事選は投票率が過去最低の35.3%だったのに対して、今回は保守分裂ということもあって60.7%と関心の高さがありました。それが今回の大逆転劇を招きました。

アメリカの大統領選挙も前回の投票率は55.7%。あれだけ盛り上がっても有権者の約半分しか投票していません。マスコミの報道で「どうせヒラリーが勝つだろう」と考えていた人も多かったのではないでしょうか。それだけトランプ氏が規格外でしたから。実際、得票数ではヒラリー氏の方が上回っていたのですが、アメリカの選挙システム的にはトランプ氏の勝利となりました。

隠れトランプの存在もあって油断できない・・・という声もありますが、4年前と違って今更隠れる必要があるのかとも思います。ともあれ、コロナの影響もあって今回期日前投票が前回の4倍に増えているという報道もあり、投票率は恐らく前回を上回ってくるでしょう。そうなった時にトランプ大統領が4年前より支持を伸ばせるかどうか。

まあ確かに4年前のトランプ氏と比べて今回は様々な実績がありますから、逆にトランプ支持に回った人も一定数居るとは思います。この辺りはアメリカ、特に田舎に住んでも居ないので肌感覚的にはわかりようもありません。ただまたアメリカでは銃が売れているらしいので、今回の選挙どちらが勝っても分断が進みそうですね。


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。先週はマザーズの急落が嫌気された形でした。マザーズに関してはどうやら今のところ個人投資家の負けのようですね。外国人が買って吊り上げ、売りを個人投資家が掴まされる。やはり先物市場があるので、仕掛けが入りやすいです。ただ個人的にはまだマザーズ市場が完全に終わったとは思っておらず、年内まだしばらく上は目指せるのではないかと思いますが。


ポートフォリオ銘柄】
カナディアン・ソーラー・インフラ投資法人(9284)は堅調。昨日もアメリカではソーラー株が強かったように、市場的には環境関連株に買いが入りやすい地合になっています。相場が混乱した時も、インフラファンドの安定性はピカイチ。国策にもなってきており、この辺りはしばらく追い風が続きそうです。


MTG(7806)は反落。昨日大幅高の反動が出ています。ただチャート的には25日前の遅行線と実線の関係に沿っただけの値動きになっているようで、そう考えると目先は緩やかな下落があるかも知れませんが、現在の水準から大きく下押すような感じもありません。その間に本決算の発表を受けて果たして疑義注記が外れるかどうかという当たりも注目点になりそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は10月の成績発表です。お楽しみに!

株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。