KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカ上院決選投票を警戒して不安定な値動き続く

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日続落。前日のNYは翌日のジョージア州の上院決選投票の事前調査において2議席共に民主党議員が優勢になったことで、リスクオフの動きが台頭。VIX指数は27.0ポイントに上昇しました。格下げを受けたボーイングが大きく売られた一方、Teslaが最高値更新。またアリババは創業者のジャック・マー氏が行方不明と報じられ軟化。


それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ薄商いの中で間も無く売りが一巡すると、その後は買い戻しの動きに。プラス圏に切り返す動きになりました。後場も再度高値追いの流れで始まったものの、今度は一転売られて前場安値を下回る流れに。引き続き不安定な展開になっています。売買代金は13時45分時点で1.4兆円台と低調。


投資判断は「中立」。まずは改めてまして新年あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。

早速ですが、お休みの間の海外の動きから。31日に中国国家統計局の発表した製造業PMIは51.9と予想の52.0をわずかに下回った程度で、中国株は堅調な年の瀬。アメリカ株も総じてしっかりで有終の美を飾りました。

昨日の大発会は早速の波乱になりましたが、昨年は年末年始にアメリカ軍がイランの部隊司令官を殺害したという地政学リスクから始まり、休みの間に1円程円高になりました。コロナ後の世界は地政学リスクというものがほとんど意識されませんでしたが(各国それどころではないので)、今年は沈静化に合わせて地政学リスクが改めて気にされる年になりそうです。特にアメリカでも政権が変わりますからパワーバランス変化の年になるでしょう。

本日のスケジュールはまず国内で12月のUNIQLO月次。遂に9万円乗せとなって年末加速したファーストリテイリング(9983)の株価にどう影響するか。前月は全国的に寒波が押し寄せましたが、感染再拡大によって人の流れはまた止まりかかっています。

アメリカではISM製造業景況感指数の発表があります。こうして考えてみると、昨年8月以降に50割れが続いて12月には47.8となり、15年12月の48.0を割り込む数字が出ていました。今となっては結果論で語っているに過ぎませんが、コロナがあろうとなかろうと景気減速の予兆があったのは事実です。これは日本が昨年の消費増税以降、GDP成長率がマイナスに沈んでいたのと同様。ただ当時株価は全然反応せず、高値圏をグイグイと攻めていました。
https://stock-marketdata.com/ism.html

つまりコロナがあったから景気減速がより明確になり、景気対策を打ちやすくなった・・・という言い方も可能だろうと思います。それまでは景気が悪くなってきていても「株価が強いし、米中対立しようが実は景気が良いんじゃない?」というようなムードですらありました。

それがコロナにより、誰の目から見ても景気が悪くなりました。今や株価が上がっていても「株価が高いから実体経済も良い」と考える人は誰一人として居ません。なので景気刺激策も打ちやすい環境である、それが更なる株高期待感に繋がるという感じでしょう。

FRBの最大の仕事である「金利の調整」に関しては、雇用を重視しているということをFRB自身が再三再四明言しています。雇用ということは失業率や雇用者数を重視していると言い換えられると思いますが、実はアメリカの製造業の雇用者数は全体の1割にも届きません。この数字、トランプ大統領が就任してアメリカへの製造業業回帰を訴えてきましたが、ほとんど変わっていません。
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/covid-19/f/documents/f05-3-M-nsa-us.xlsx

つまりISM製造業景況感指数の低下くらいでは、FRBは動かないと言えます。勿論製造業が弱ると、設備投資が落ち込んで景気全体に打撃を与え、ひいては非製造業の雇用者にも波及するでしょう。ただそれにはタイムラグがありますし、一般的に非製造業の方が景気の波に対して鈍感です(下方硬直性がある)。例えば景気が悪くなってもお腹は空きますから、外食産業などはそれなりに需要があります。

日本株に関しては需給が良いのは間違い無いですが、そうは言っても全部が全部良いわけではありません。TOPIXの方は18年1月の高値水準からまだ100ポイント程下にあります。NT倍率も昨年末にまたバブル後の高値を更新。あくまで日経平均TOPIXは別の生き物です。

もっと言えば日経平均も日経5銘柄(ファーストリテイリングソフトバンクG、エムスリー、東京エレクトロンダイキン)が上がっているだけという形であり、内側に更に別の生き物がいます。あくまで日経平均という生き物だけが30年ぶりの大きさに成長しただけです。
https://nikkei225jp.com/data/nt.php

その日経平均は、先日の日本証券新聞によると最高値3万8915円を付けて以降、つまり90年以降に27000円台という数字は、実に6営業日しか付けていないのだとか(本日が7営業日目)。つまりそれだけ急落であっという間に下がって来たというわけですが、そう考えると確かに戻り待ちの売りは少ないゾーンと言えるかも知れません。

ただ当時と今では構成銘柄がまるで違い、上記日経5銘柄も居ませんでした。ですからそもそも何の意味も無いかも知れませんが、とにかく他のアジア株同様に戻り待ちの売りがほとんど無い新しいゾーンに突入したと言えるとは思います。


新興市場は「やや買い」。本日は高安マチマチ。昨日は特に直近IPOが買われましたが、本日はその反動が出る流れに。この辺りは年末年始の閑散期らしい動きで、特に年初は個人がNISA買いや昨年末警戒売りの買い戻しなどで個人投資家に人気のところが買われやすいです。


ポートフォリオ銘柄】

日本KFCHD(9873)は反落。昨日12月月次を発表。既存店売上高は0.8%増に止まり、高成長期待感が剥落しました。特に12月はクリスマスの最盛期なので、ここが伸び無かったのは残念。キャパ的にいっぱいいっぱいなのかも知れません。ただ足元では首都圏に再度緊急事態宣言の気配。そうなってくると改めてテイクアウト需要の高まりから大きな伸びを期待できそうです。


サニックス(4651)は続伸。一時300円を上回る動きになりました。チャート的には200日線が遂に上昇に転じており、長期的にも順のチャートに。終値ベースでは昨日は半年超ぶりの高値を付けており、需給もいよいよ好転しつつあるようです。個人投資家が好きな値動きのある銘柄でもありますから、この辺り人気化しそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。