KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均29000円寸止め!

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日経平均は本日続伸。前日のNYは追加景気刺激策に対する期待感から総じてしっかり。30年債入札が好調だったことで長期金利は1.09%まで低下し、不動産株などが買われました。VIX指数も22.2ポイントに低下。

それらを受けた日経平均は朝方こそマイナススタートだったものの、すぐに切り返すとそのままグイグイ買われ年初来高値を更新していきました。バイデン次期大統領による追加景気刺激策が市場予想の1兆ドル規模→2兆ドル規模になるとCNNが報道したことで、アメリカ株の先物が買われ、それに追随する形に。アメリカの長期金利も1.11%まで上昇しました。ドル円も円安方向に。

後場も一段高となり29000円に接近する場面がありましたが、14時から突然半導体関連株中心に売られる動きに。上げ幅を急速に縮めましたが、TOPIXが前日終値まで売り込まれると引けにかけてはやや戻しました。売買代金は3.2兆円台と活況。


投資判断は「やや買い」。株高が続きます。昨年のコロナショックを通じて思ったのは、やはり株価は資本主義が続く限り永遠に上がり続けるんだなということ。去年あれだけ世界規模で経済を止めて尚上がるのですから、今後大概のことが起こったとしても下がる理由を探す方が難しいとも言えます。

人道的に目の前の命を救うのが最優先になるのは当然です。選挙で為政者が選ばれるのですから、まず選挙が行われる時の経済環境が投票行動に影響を与えます。

特に日本の場合はそうですが、先進国は少子高齢化傾向ですから、有権者の属性を考えるとぶっちゃけ何十年も先の未来のことを考えて政策が決まるはずがありません。20代~40代くらいの一般的な子育て世代であったとしても、子供が居ない家庭が増えているのですから、せいぜい目先10年くらいの視野になりがちです。

ですから今年の日経1面の記事にもなりましたけれど菅政権が「脱炭素社会を目指す。2050年までにCO2排出0を目指す」と30年も先のことを言われても、皆「はぁ?」というのが正直な感想だろうと思います。

今回の場合は特に法律に明記するということで菅政権後も強制力を持たせようとしていますが、消費増税も明記されたのに延び延びになりましたから、基本的には意味は無いでしょう(ただ私は良いことだと思いますし、株価的にも産業的にもテーマになるとは思っています)。

言い方は悪いですが「今が良ければそれで良い」という流れが出来ています。MMT理論というもので武装され、お金をばらまくことで不景気から脱しようとします(というよりそれ以外の方法が取り辛い)。不景気を脱するためには、打撃を受けた産業に限定することなく、幅広く平等にお金をばらまく必要があります。

そうすると、全然打撃を受けていない業界や人は金余りになり「余ったお金を投資に回すか」と考えるのはごく自然な成り行きです。

それを各国で一緒にやっているので今のところ上手くいっています。この「今のところ」は恐らく今年や来年で終わるような話ではなくて、通貨で物や他の通貨と交換できる仕組みがある以上、ずっとずっと続くのだろうと思います。

物事の進化のスピードは早いものの、未だに人間は紙と鉛筆を使いますし、人間自身が簡単に変化できない以上、本質的に今の仕組みが0になるということは無いでしょう。であれば少なくとも私が生きている間くらい、あと30年や40年は続きそうです。

まあそこまで100%の未来を見通していたわけではないのですが、私は10年以上前にブログ開始当初から「日経平均はいずれ最高値を更新して4万円にもなる」と繰り返してきました。

それが確信に変わって説得力も持ち始めたのは13年に長期上値抵抗線を上回ってからなのですが、アメリカ株はずっとずっと高値追いを続けていますし、日経500種平均や配当込みで見た日経平均などは既に最高値を更新しています。今や万人から笑われる話ではありません。

ですから大筋として、株価はずっと上がり続けると思っています。これは一貫して変更がありません。ただ勿論紆余曲折ありますし、株価は波ですから下がる時は十分あります。4万円突破には時間がかかってしまうかも知れません。

が、時間さえかければ成立するでしょう。また個別では上がり続けるものがある反面、底辺を這うものがあります。昨年はその二極化がより鮮明になった年だとも言えます。

それが超長期的な視野であり、私が皆様に提示していかないといけないのはせいぜい短期、あるいは明日の見通しといった超短期なものになります。太い年足を虫眼鏡で見て、更に電子顕微鏡でミクロの単位までの足を分析して・・・というお仕事をさせていただいておりまして、その辺りにまずはご期待いただいているものと思っています。

というわけでその短期の話として、上がり過ぎの調整はあってもおかしくはないのですが、トレンドを変える程の大きな下落はしばらく起こりえないという認識です。まあトレンドを変える程の大きな下落というのは一般的に高値から20%の調整ですが、20%も下落すると今や5000円超の下落になります。

私の中では24000円までの下落はあり得るとは思っているので3500円レベルの下落まで。「それでも十分大きいだろう」と言われると、その辺りは人それぞれの感覚です。

逆にトレンドが変わるのはどのタイミングかというと、今の株価が中央銀行の緩和姿勢によって成り立っていると考えているのですから、その姿勢の変化にあるというのが筋の通った回答になるでしょう。それがいつになるかというと、今のところ年前半は大丈夫そうですし、少なくとも足元でコロナ再拡大が起きているうちは、心配する必要性は無さそうです。


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。引き続き東証1部の大型株に資金が取られた形になりました。マザーズ終値ベースで今年の安値に。個人投資家が今の相場について行けていない証左にもなっている感じですが、ここから盛り返していく流れに期待です。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は大幅反発。不祥事後初の証券会社によるレポートが出され、SMBC日興が新規に「1」と買い推奨。目標株価1500円というところに反応して朝方から買い気配スタートとなりました。ただこの銘柄の悪いクセで買いが続かず陰線に。下値を支える25日線が上昇してくれないと不安ですが、何とか踏ん張って欲しいところです。

サニックス(4651)は続落。最近話題になっているのは卸電力取引所(JEPX)の高騰。従来石炭火力を利用してきた中国がオーストラリアとの対立により石炭輸入を止めたことで代替品のLNGを使い始めたことによりLNG価格が高騰しており、日本国内の火力発電の価格が上昇したという流れです。

同社はそのJEPXに売電で参加しており、それが業績押し上げ期待感に繋がっている形で一昨日急騰となりました。その反動が出ている形ですが、完全に長期チャートも上昇トレンド転換してきたので、このまま少なくとも決算まではトレンドが変わることが無さそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。