KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

TOPIXリバランスを控え活況

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり3,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日反落。昨日のNYはFOMCを現状維持で通過したものの長期金利が1.0%まで低下。
各指数共に2%超の下落率となりました。引け後にAppleやTeslaが決算を発表し、時間外では下落。VIX指数は37.2ポイントまで急騰。金や銅などの消費市況は弱い一方、原油は比較的しっかり。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。いきなり28000円を割り込む動きになりましたが、その後は一転買い戻しの動きが優勢に。安値から400円程切り返す動きになりました。ただ後場は改めて売りが優勢に。引けにTOPIXのリバランスが過去最大級レベルで行われるということで、個別でそれぞれ荒い値動きを見せています。売買代金は14時45分時点で2.5兆円台と活況。


投資判断は「中立」。今年に入って明らかに流れが変わったのはドルインデックスです。1/5をボトムに一転上昇の動き。ジョージア州の上院決選投票を受けてトリプルブルーの実現から長期金利が上昇し、さすがに流れが変わりました。特に最近は長期金利の上昇が一服したにも関わらず、引き続きドル高が進んでいることが今までとは違います。流れとしては当面ユーロ安ドル高が続いていく方向性にありそうです。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

株に関しては「バブルだ」という声もあり確かに実体経済との乖離は間違い無く大きいですが、真のバブルとは皆が今の状態はバブルだとは気付いていない状態のはず。日経ダブルインバース(1357)などにこれだけ買いが集まって裁定売り残1兆円という状況は、皆が確かにバブルだと思っている裏付けではないでしょうか。30年前と水準が同じになったからとはいえ、当時と今では明らかに需給が違います。

ではずっとこのまま上がり続けてしまうのか?本当に一体どうなったら下がるのか?私は繰り返し述べていますが、きっかけはアメリカでトリプルブルーになったこともあり、IT企業に対する締め付けが更に本格度合いを増せば相場の波乱要因になる可能性があると見ています。

特に最近IT企業に微妙な動きが出ています。Twitterトランプ大統領のアカウントを凍結しましたが、私は仕方無いとは思う反面、言論の自由を制限するものだという声があるのも事実です。実際、Twitterはこれまでトランプ大統領のツィートを利用してきました。あのアメリカ大統領も使っているということを、いわば宣伝材料にしてきた面もあります。

問題だと思うのは、今回のタイミングです。政権が変わりトランプ大統領の権力が間も無く終わるから制限をかけるに至ったというこのタイミングが、(いくら議事堂の占拠がトランプ大統領の使嗾であったとはいえ)結局時の権力者にすり寄っているという見方をされてもおかしくありません。ウォールストリートジャーナルでもこのIT企業に対する逆風について取り上げています。
https://jp.wsj.com/articles/SB11810575344700754897204587215581984602066

単純に政治家などの権力者は権力を脅かすものを一番の敵とするでしょう。それが外国ならば外国を敵としますが、メディアならばメディアを、ITならばIT企業を規制するでしょう。メディアもITも結局時の権力者の下でシェアを拡大できるだけであり、法の名の下に規制されてしまえば、営業を続けることができません。

ちょっと話が逸れますが、国家にとってビットコインの厄介なところは運営会社が無く、権力者による規制が難しいところです。ビットコインブロックチェーン技術を用いて、保有者全員で運営しているというような形になっています。規制できるのはせいぜい「取引所」まで。

その発起人であるサトシ・ナカモト氏が謎に包まれ、いざとなれば首謀者に何らかの罪を被せて捕らえることができないビットコインは本当に厄介な存在なのだろうと思います。幸い、ビットコインはまだ決済の手段としては弱いです。ただ一方でアングラな「色の無い」通貨としては、北朝鮮やISISといったような組織にとっても非常に都合が良く、次第に力をつけて国家には制御不能なものに育っていくのだろうと思います。

なお、ビットコインに関しては私はバブルなのだろうなと思います。こちらは(手段は存在しますが)空売りがあまりできないので、株程の売りが入りませんから、崩れる時は早いでしょう。

ともあれ、今後はブロックチェーン技術を用いて、運営者がいないSNSというものが生まれてくるかも知れませんね。

ところで今電力需要の逼迫が懸念されています。全国的な寒波に加え、緊急事態宣言による巣ごもり再来で皆家に居ますから電力需要は高止まりせざるを得ません。

今話題になっているのは卸電力取引所(JEPX)の高騰。従来石炭火力を利用してきた中国がオーストラリアとの対立により石炭輸入を止めたことで代替品のLNGを使い始めたことによりLNG価格が高騰しており、日本国内の火力発電の価格が上昇したという流れです。まあ現実的には完全な連動型プランに入っていない限りは、消費者に転嫁されないとは思っているのですけれど。

この流れ、やはり原発再稼働への布石になるような感じがあります。私自身原発反対派ではあるのですが、完全に0というのも現実的では無いとも思っています。特に足元でカーボンニュートラルを掲げる以上、火力発電の比率を下げて原発を動かすというのも裏側に存在するのでしょう。


新興市場も「中立」。本日は両指数共に軟調アメリカでは相変わらず、GameStop(GME)がロビンフッターによって急騰急落。空売りの多い銘柄を買い挙げる動きが目立つ中で、逆に空売りの入りにくい新興市場は蚊帳の外という感じです。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は反落。折角75日線を回復してきましたが、本日は地合の悪化を受けて改めて割り込む動きになっています。見事に一目均衡表の雲下限に沿った動きになっていますが、明日にも自然な形で雲入りできる場面。案外チャートに従順ですが、そういう意味では雲に入り込んだとしても雲下限が切り下がるので、ちょっと下値余地の方が大きい場面かも知れません。


サニックス(4651)は急反発。朝方に大きく売られて始まったものの、昨日まで既に売られていたことからアク抜け感に繋がり、25日線からの急反発となりました。後場寄りも寄り付きと同じくらいの大きさの売買が入り一段高となりましたが、そこでパワー切れな感じがします。というわけでこちらは本日引けで一旦利食い終了としようと思います。また決算を見てから再投資を考えます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

そして次回は今年最初の1月の成績発表です。1月はさすがに上手くいったと思いますから、またお楽しみに!

株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。