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日経平均は本日続伸。前日のNYはワクチン接種の進展から3指数揃って終値ベースで最高値更新。ダウやS&Pは昨年8月以来の6連騰となりました。中型株指数のラッセル2000も高値更新で半導体株指数のSOX指数は3%高。一方VIX指数は21.2ポイントに上昇。長期金利は1.2%に接近。WTI原油先物は58ドル台まで上昇し、Teslaが15億円分買うと伝わったビットコインが急騰。
それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。昨日時価総額20兆円乗せで決算では四半期で3兆円規模の利益を出し、上場企業で過去最高となったソフトバンクG(9984)を牽引役に、30年ぶりの高値を更新。一旦マイナス圏に沈んだものの、また10時頃まで買われる動きになりました。
その後は買い疲れ感も出て利食い売りに押され、後場は改めてマイナス転換。ソフトバンクの貢献が相対的に薄いTOPIXの方が弱い動きになっています。売買代金は13時半時点で2.0兆円台と昨日よりは落ち着き。
投資判断は「中立」。最近のアメリカでの個別株乱舞は、中央銀行が産み出した過剰流動性が作り出す副作用の大きさを物語る動きとなりました。ここまでTesla、ビットコイン、そして今回のGameStopに象徴されるボロ株投資です。ちなみにロビンフッターの買い煽り投稿の矛先が銀にも向かい、一時銀が急騰する場面もありました。
ストップ高のある日本株にはまずやってこないでしょうけれど、しかし本来遊兵である個々人の結束力は強いですね。一般的な仕手株は本尊が居ますけれど、ロビンフッターにも本尊的な存在が居るのでしょうか?ビットコインにはいるようですが。
先にはTeslaのイーロン・マスク氏を始め、著名人がTwitterのプロフィールに「Bitcoin」と書いたことでビットコインが急騰。規制の無い賭場に一気に資金が移り流れ込むのがデジタル社会のギャンブルです。
元々株価は「下がりやすい」性質があります。何故なら株券を持っていなくても生きていけますが、現金は無いと困るからです。ただ足元ではその現金の価値が低下し、また市場に潤沢に溢れているので株価が上がりやすい傾向にあります。それが今回、間欠泉のようなイナゴタワーを産み出してしまったわけで、そのマグマのように貯まったエネルギーがアチコチの商品で噴出しているというようなイメージです。
今やどのトレードにも空売りが存在しますから、値動きの大きさは何らかのほころびを産みやすく、冒頭で書いたように(実際にはどうかは別として)GAFAM株の売りに繋がっていきました。他の銘柄に波及するのはライブドアショックが起きた日本のマネックス証券の信用規制にも似ていますし、イナゴトレードも日本の方が先に盛り上がっていました。案外、日本市場はアメリカ市場の先を行っていますね・・・。
ともかく大きな値動きは注目を集めやすく、仕組みの変化のきっかけになります。今回の件とは原因も事象も異なりますが、JEPX(卸電力取引所)の急騰も、新電力会社に対する変化に繋がりました。変化するということは、これまでと流れが変わるということです。
今回の一件のもう一つのポイントは、これで空売りが入り辛くなったこと。ファンダメンタルや割高感という理屈に適った空売りだとしても、誰も怖くて売りを入れられなくなってきました。
これまでの株式市場の推進力の一つがこの空売りの買い戻しだったわけですが、その貯まっていた燃料を一気にはき出してブーストさせ、そして新たな燃料の追加が難しくなったのが今回の一件です。この前のめりの空売りという燃料をはき出してまうことは相場の持続力低下に繋がります。
「月初の下落はロビンフッターの暴れ回りとは関係無い」という話がアチコチで言われています。私もそれはそうだろうし、何でもかんでもロビンフッターのせいにされたらいい迷惑でしょう。むしろ逆に皆が皆「今回のロビンフッターの一件は相場に影響無い」と常識然と書いているので、余計に今回の一件が相場下落の要因のような気がしてきました・・・。
ともあれ、このGameStop騒動の影に隠れてしまっていますが、足元で本質的に大事なのは個別企業の決算です。特に日米問わず決算後の株価の動きが弱い主力株がとにかく多いです。金融株はJPモルガン、ゴールドマンサックス、GAFAMからもApple、Facebook、Teslaは決算が出て以降、少なくとも高値更新はしていません。
何と言ってもここまでの相場の牽引役だった半導体株に変調の動きがあるのが痛いです。好決算には反応しないばかりか、むしろ売られる動きが目立ってきました。
東京エレクトロン(8035)やレーザーテック(6920)も好決算にもかかわらず売られる動き。もう世界的にワクチン接種も進んできて日常生活への回帰が始まるのであれば、半導体は大きな流れとしては拡大していくとはいえ、短期的には期待し過ぎた反動が出やすいと言えます。
先週末時点の裁定残高は売り残1.3兆円に対して買い残0.4兆円の差し引き0.9兆円の売り長。前週に比べて447億円増えました。引き続き高水準です。
しかし先般からトップ交代の話が相次いでいます。Amazonの創業者ジェフ・ベゾスCEOが退任→会長に。日本ではだいぶスケールダウンしますがメドレー(4480)社長が不倫で交代。他には菅首相の長男が違法接待報道という話も出て、バイデン大統領の二番煎じっぽい感じになってきました。
うーん、アチコチで利害対立する人がリークしている感じですが、政局に関しては党内からも菅下ろしの動きが出ているということでしょうか。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODE03AB90T00C21A2000000/
新興市場も「中立」。本日は両指数共に軟調。新興市場はここから決算発表する銘柄が多いですが、東証1部の銘柄では好決算でも売られる銘柄が多く、警戒感が高まる形になっています。また東証1部が強い上に、足元ではアメリカのロビンフッター同様に低位株物色が花盛りになっており、新興市場の主力株は個人マネーも入って来ないという形。グロース株の多い新興市場はやや逆風の環境です。
【ポートフォリオ銘柄】
日本KFCHD(9873)は反落。ここまで外食株に強い動きが続いていましたが、本日のところは一服の動き。先日は日本マクドナルドHD(2702)が最高益報道を受けて買われましたが、明日の決算発表に期待感が高まる形。足元の鳥インフルエンザ騒動に対する見解も気になる点です。
アニコムHD(8715)は大幅反発。決算を受けて昨日好地合に逆行して大幅安となりましたが、説明会を受けて本日はあっさり戻す動き。アメリカでペット保険を手がけるTrupanion社というところがありますが、コロナ以後株価が5倍化。世界的にペット需要は旺盛です。金利上昇も保険会社として利ざやの拡大ということで、プラスメリットがあると思います。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。