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株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

MTG(7806)は好決算発表!

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日経平均は水曜続伸。前日のNYは高安マチマチ。GAFAMがしっかりでNASDAQは最高値更新となりました。

それらを受けた日経平均は朝方こそ売りが先行。ただ間も無く底打ちすると、その後は買い戻しが優勢に。前引けにかけてプラス圏に浮上しました。後場は改めて売られるものの、トヨタ(7203)の決算が無難に通過したことで安心感。引けにかけてはファーストリテイリング(9983)を買い上げる形で高値引けとなりました。祝日明けのSQを意識した形に。売買代金は2.9兆円弱と活況。


投資判断は「中立」。水曜のNYは前日とは逆にGAFAM系が売られNASDAQ軟調。他方、高止まりする原油価格を受けてエネルギー関連株が買われダウはプラスでした。VIX指数は22.0ポイントに上昇。長期金利は10年債の好調な入札結果を受けて1.12%まで低下。それらを受けたシンガポール225先物は執筆現在29290円となっています。

最近株こそジワジワと買われて落ち着いた値動きを見せていますが、長期金利が高止まりする一方、雇用統計の金曜以降ドルインデックスが低下する動きとなっています。

ドルが安くなると上がるのは、ドル建てで取引されることが多い商品市場。原油OPECの減産もあって上昇してきていますが、銅や金なども上昇してきています。金はともかく、原油や銅の価格が上がると商品価格に転嫁され、物価上昇圧力に繋がっていきます。

話が逸れますが、地元の隣街で「PayPayで30%還元」というキャンペーンをやっていました。PayPayと地方自治体が組んで行っている地域振興策の一貫なのですが、どこもかしこも人だかりでレジに大行列。本屋ですら行列ですし、スーパーやドラッグストアでは入店規制をしていて、ようやく入れてもレジまで長蛇の列。

私は並ぶのが時間の無駄なので結局何も買わずに帰ってきました。そして生活インフラに混乱を及ぼした結果、わずか10日でキャンペーンは終了となりました。

スーパーやドラッグストアなんかは生活必需品ですから仕方無いにせよ、UNIQLOや家電など、皆消費したくてしたくてたまらない感じがあります。ですからいよいよAfterコロナが見えてくると、本当にドッと人が動き出すのだろうなと。先に書いたロンドンでバス会社の夏の予約が殺到というのも、それに当てはまる話ですね。日本だけの現象ではありません。

ですから、コロナ沈静化後は(超短期的かもしれませんが)物資不足からとにかく物価が上がると思います。ある意味、それを既に株式市場は織り込んで高くなっているのでしょう。

日本だけでなく世界中で人はモノ消費やコト消費に飢えており、沈静化した途端に「Go Toキャンペーン」をやろうとやるまいと、ものすごい消費が喚起されるのだろうと。むしろその後の反動が大きいと見られるので、キャンペーンなんかは後の不需要期のためにとっておくべきなのかも知れません。

今は半導体が世界的に不足して、自動車や家電など、色々なものの生産に影響を及ぼしています。ヤマシンフィルタ(6240)の決算でわかったコンテナ不足による運賃上昇というのもあり、結局は物価高に繋がっていくと思います。ですから「消費爆発」という熱狂が、次の市場の混乱に繋がるのだろうなと思っています。

適度なインフレは経済を循環させる上で必要なのですが、問題は急激なインフレが来た場合にどう対応するか。短期的とはいえ急激な物価高になると、国民の生活が脅かされて中央銀行は金融引き締めの「姿勢」を見せないといけなくなってきます。

今年いっぱい利上げは無いという前提で進んでいる話が変わってしまいかねず、今市場を支える金余りの変調に繋がることこそ、最も警戒しないといけないのでしょう。ともあれ、まだ明日・明後日にどうなる話ではありませんけれど。

さしずめ、今のところ市場は前向きなインフレとして受け止めています。それが今年に入ってからのドルインデックス上昇だったわけですが、また変調してきている感じです。

ここまでドル高円安が進んできましたが、その原動力は円買いドル売りの短期筋の巻き戻しによるものと言えます。例のロビンフッター祭りがまだアチコチで散発的に起きていますが、今は「売り方に買い戻しを強いる」トレードが大流行なので、為替の世界でもそのような動きが起きています。2日時点の円買いポジションは引き続き高水準で、まだまだドル売りの買い戻しを誘発する素地があります。
https://imm.gradefour.net/

ところで最近気になるのはTeslaCEOのイーロン・マスク氏が、色々とTwitterで「おいた」が過ぎる点。先にはビットコインと書き込んでビットコインを急騰させたりしていますが、先日はDOGEコインという別の仮想通貨のことを書き込んで急騰させる始末。18年にもTeslaの株式非公開化計画をつぶやいてSECとケンカしたことがありましたが、今回も相場操縦と言われてもおかしくない言動を繰り返しています。

もっとも、足元で増資しようがリコールしようがTesla株は下がりませんけれど。別会社スペースXの方はまた着陸失敗で炎上しましたが、全く痛痒に感じていない様子。ただ最近日本の自動車株が調子良いので、リバランスでTesla売りに繋がっていくのかなとは思います。まあその場合も、そんなに市場を混乱させるとは思いませんが。


新興市場も「中立」。水曜は両指数共に堅調。東証1部の動きが止まってきたことで、改めて新興市場に資金が回る良い循環となっています。マザーズでは決算後のふるい落としが終わったメルカリ(4385)や決算を受けて続伸のJMDC(4483)など主力株が買われて指数を牽引している形。新興市場の銘柄は案外決算後の動きが強い印象があります。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は続伸。そして出てきた決算は1Qの段階で通期計画を上回る営業利益となった好決算でした。残念ながら通期の上方修正は出なかったものの、上場後散々下方修正下方修正で信用を失墜してしまったために、保守的に見積もらざるを得ないのでしょうね。ただヤーマン(6630)の決算などを見ても、まだ高い利益率は求められます。ホームジムの種まきに投資が続きそうです。

日本KFCHD(9873)は反発。こちらも引け後に決算を発表。決算自体は月次も公表されていますから大体妥当な水準でしたが、同時に50周年記念配と記念優待を発表。この辺りはプラス材料ですね。いずれにせよモスフード(8153)の時価総額の2/3しかないというのは、まだまだ大きな評価余地を残していると言えそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。