KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

2月の成績発表

 

★☆★☆ 高岡で24回目となるセミナー開催!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :3月6日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
特に今回はコロナの影響で定員数は限定されていますのでお早めに!
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://kokucheese.com/event/index/608105/

当然私も参加します(^_^)/

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少しお休みをいただきましたが、本日は今年2月の成績発表です。2月はスルスルと買われ日経平均が遂に3万円超え。ただ月末は急落と波乱の月でしたが、そんな中私のポートフォリオは一体どうなったでしょうか。早速検証してみましょう!


【買い銘柄】

MTG(7806)
1277円→1499円(18営業日保有 上昇率17.4%)

1Qの好決算を受けてストップ高となった場面もありましたが、結局昨年11月の高値を上回れずに力尽きた形。足元では25日線までの調整を余儀なくされ、窓埋めとなりました。信用買い残がドンドン積み上がっているのが気がかりですが、恐らくは純粋に巣ごもり消費で室内トレーニング用品などの需要が高いですから、そのうち上方修正も出てくるのではないかと思います。


クレステック(7812)
916円→948円(18営業日保有 上昇率3.5%)

ようやく少し底値から放れる動きが出ましたが、全体の戻りに比べるとまだまだですね。中間決算も相変わらず低調。チャート的には昨年から形成された長期三角持ち合いを上放れつつあり、まず1000円回復に期待します。


日本KFCHD(9873)
2801円→2858円(18営業日保有 上昇率2.0%)

持ち帰りが主流の他、自社宅配にも力を入れており、コロナ耐性の強い外食産業ではあります。ただその分決算も月次も良いのが当たり前というような評価になっているので3000円の壁が厚く。記念配や記念優待の実施も反応薄。こちらはクレステックとは逆に下値切り上げ型の三角持ち合いを昨年から続けており、そろそろ期末権利取りの動きで上放れても良さそうですが。


はごろもフーズ(2831)
3155円→3175円(18営業日保有 上昇率4.5%)

こちらも決算は良かったのですが反応薄。ほぼヨコヨコの一ヶ月でした。東証1部昇格などの話でも出ればサプライズ上放れなのですが・・・。引き続きペットフードの売上増に期待します。


アニコムHD(8715)
1135円→1019円(18営業日保有 下落率10.2%)

こちらがとにかく弱い動きで、月末にかけて11連続陰線となりました。1000円に接近して今月からはようやく止まったので、機関投資家など側のポートフォリオの事情があったのでしょうね。足元金利が上昇してきており保険株にとってはプラスですし、月次も引き続き順調。高水準のペット需要もあって、まだまだ伸びていけると思います。


ネクス・インフラ投資法人(9286)
88300円→89400円(18営業日保有 上昇率1.2%)

2月はカナディアン・ソーラーインフラ投資法人(9284)が巨額POを実施。インフラファンドのPOが相次いでおり、裏返せばそれだけ投資家需要が旺盛なのだろうと思います。カナディアン・ソーラーインフラ投資法人には再度資産規模首位を奪取されてしまいましたが、ESG投資や利回り妙味、インフラファンド市場全体の成長性から注目度がもっと高まっても良さそうです。


【売り】
M&ACP(6080)
2/18より 4880円→4715円(5営業日保有 下落率3.5%)

M&A仲介の買い手・売り手双方から仲介手数料を取る手法が河野行革担当大臣の目に止まり、利益相反の観点から問題視されている点からエントリー。3月中には方針が打ち出されるということで、コロナワクチンの進捗が一巡すれば、着手される問題なのだろうなと思っています。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.20(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。


ちなみにその間
日経平均 1/29終値 27663円→28966円(18営業日 上昇率4.7%) 0.26(%/営業日) 
TOPIX  1/29終値 1808  →1864 (18営業日 上昇率3.1%) 0.17(%/営業日)

今月はTOPIXには勝ちましたが、日経5銘柄で買い上げられる日経平均には負けというところでした。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1174.5ポイント
無事過去最高値を更新!これくらいの上昇をコンスタントに続けていけるような一年にしたいと思います。


投資判断は引き続き「やや売り」。アメリカ株に関しては上げ止まった感が出ています。NASDAQS&PはGAFAM系のウエイトが大きいことで、週初を高値に下落が続いていますが、厳密に言えばGAFAMが下げてきたというよりは、やはり上げ止まったという言い方の方が適当だとは思いますけれど。

何故GAFAMが上げ止まってしまったかといえば、やはりアメリカの長期金利上昇が響いていると言えます。何故GAFAMと金利が逆相関の関係にあるかと言えば、低金利であれば社債などを発行して自社株買いを行い株不足を演出してきた手法が途切れると見られるからです。他にも金利上昇=景気回復と見れば、退避的に買われていたGAFAMからのリバランス売りなど、色々な要因がありますけれど。

金利以外に挙げられるのは、中国に対するアメリカの姿勢かも知れません。対中強硬姿勢自体はトランプ政権時と大差ないように思われますが、投資面に関してはTikTokの事業売却を無期限棚上げ。それ以外で大きな変更・緩和は見られてはいないものの、中国系通信3社がトランプ政権下最後の1月に上場廃止になったのを最後に、これ以上中国株投資に対するリスクが出てこないだろうと投資家が見切った面もあるのでしょう。

そういった背景から投資情報誌バロンズによると、昨年の大統領選挙から今年2月前半まで約400億ドルの資金が中国株に流入したとのこと。実際、香港ハンセン指数はその間20%超上昇しています。まあ日本株などもそれくらいは上昇しているので、際だって強いというわけでもないですが。この400億ドルの資金がGAFAMから出て行ったとは必ずしも言えませんが、「GAFAM以外買えない」という状況からの変化は読み取れます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。