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日経平均は本日反落。前日のNYは野村HD(8604)を始めとする大手金融機関を巻き込んだアルケゴスキャピタルの破綻騒動を受けて金融株が売られたものの、全般的に影響は限定的に止めて高安マチマチでした。ダウはボーイングがサウスウエスト航空から旅客機100機受注報道を受けて買われプラス。
長期金利は1.7%を再び回復したことを受けてNASDAQのハイテク株は弱い動きに。VIX指数は20.7ポイントにまで上昇。スエズ運河を塞いでいたコンテナ船は離礁したものの、復帰に3日かかるとのことでWTI原油は62ドル台まで上昇。
それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。配当落ち分180円をいきなり埋めプラス転換する場面もありましたが、さすがに売りに押される展開になっています。TOPIXは前日安値を下回り、24日と25日の日足で形成されるアイランドリバーサルの窓を埋めに行く動きに。売買代金は10時45分時点で1兆円強と低調。
投資判断は「中立」。アメリカ株はダウとS&Pがまた最高値更新波動となっており、強い動きが継続しています。ただNASDAQの方は三尊天井形成からの下落局面を脱しておらず、株式市場内での資金循環、リバランスが進んでいる格好。実際、AppleやMicrosoftといったGAFAM系を筆頭に、NASDAQ時価総額トップ10が軒並み最高値から下落歩調にあり、2月後半以降足を引っ張っている感じです。
NASDAQの変調を作り出したのは、やはりアメリカ長期金利の上昇です。実際にそれがGAFAM株に悪影響があるのかどうかは別として、現実的にそれを理由にして売られている以上、またその分コロナ禍銘柄のバリュー株が買われている以上は、長期金利とNASDAQの逆相関の関係は崩れそうにありません。となると、もうしばらく長期金利上昇の流れが続きそうであり、ハイテク株売りも継続しそうではあります。
バイデン政権に関しては、一般教書演説も未だされていないのですが、まだ1/20就任から100日間のハネムーン期間中ですから、マスコミも厳しく追及していません。ただそのハネムーン期間も4月いっぱいで期限切れ。その間にバイデン政権も評価を高めていけるのかどうか注目です。
為替に関しては特に23日時点の短期筋の円売りポジションがまた拡大。23日までの一週間は日米の金融政策を受けてやや円高方向に振れたのですが、今のところ逆張りの円売りが成功していると言えます。先週のメルマガでも書いたように、短期筋のトレンドは継続しやすいので、まだまだ円売りが続くと見られます。
https://www.oanda.jp/lab-education/oanda_lab/oanda_rab/cftc/
ドルインデックスの上昇に合わせて、ドル円チャートではほぼ110円突破が見えてきました。既に昨年6月の戻り高値を上回っているので、次の節目112円を目指す波動に入っていると見られます。ただ昨今はドル円と株価が連動しないので、単純に株にとって必ずしもプラスとは言えない面はあります。
原油に関してはスエズ運河のタンカー座礁事故を受けて上昇する流れになっています。チャート的には天井感が出たはずだったのですが、状況が変わってきました。ただ短期要因なので、ドルインデックス上昇傾向やシェール掘削リグ稼働数の増加などから、この辺りはまだ長期下げ目線で見ておいた方が無難に思われます。
今週のスケジュールとしては、年度末月初なので重要度が高いです。
31日(水)は年度末。また月末なので中国でPMIの発表があります。最近は中国のPMIが失速気味で、それ故足元の中国株が弱くなってきた面もあります。果たして盛り返せるのかどうか。アメリカの決算は半導体製造大手マイクロン。
1日(木)は日銀短観。大企業製造業のDIがプラス転換してくるのではないかという期待感もありますが果たして。前提為替レート次第では、足元で円安基調が強いので、多少見方が悪くても許容される可能性はあります。中国では財新の製造業PMI。アメリカではISM製造業景況指数。前回が60.8と高かったのですが、今回も60.5と引き続き高水準が見込まれています。またOPECプラスの会議もあり、足元の原油高を受けてまた何か動きがあるのかどうか。
2日(金)はグッドフライデーで香港や台湾、また欧米が祝日でお休み。アメリカもお休みですが雇用統計はあります。寒波の影響も一巡し、失業率は前月6.2→6.0への低下が見込まれています。
昨日に続いて本日もこれまでも繰り返し指摘してきた配当再投資買いが入ると見られています。機関投資家は配当落ちで日本株のポートフォリオが縮小してしまうので、将来戻ってくるはずの配当分を買い入れ、リバランスを入れてきやすいというものです。日経平均型は1,000億円、TOPIX型は6,500億円ということで、特にTOPIX型の上昇力が強いと見られます。
といっても配当落ち分が全額再投資買いに入ってくるわけではなく、また優待落ちという見えない売り圧力もあるので、トータルではマイナスになるのは仕方無い感じです。特に配当落ちが180円程度と大きいだけ余計に埋めるのが大変です。ただ年度末に向けた持ち合い解消売りも無くなるので、下げ幅は180円にもならないだろう(つまり実質プラス)と思います。
先々週末時点の投資主体別売買動向では、外国人投資家が現物を4,088億円の買い越し。先物も2,037億円買っており、これは恐らくFTSEのリバランスに絡んだものなのだろうと思います。なんであれTOPIXの30年ぶりの高値を演出したのはこの外国人買い。対して国内勢が一斉に売ったというのも毎度のパターンですね。
新興市場は「中立」。本日は高安マチマチ。3月権利落ちの影響が小さいマザーズはプラスとしっかりした展開になっています。実は年度末11連勝中で、こちらはファンドのドレッシング買いが入るのでは無いかとされています。ただマザーズは元々4月高のアノマリーもあり、その先取りとして動きがあるのかも知れません。
【ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)は大幅反発。日興が目標株価を2000円に引き上げたということで、朝方から買われました。その分、今後中途半端な上方修正では逆に売られるリスクも出てきましたが、いずれせよ巣ごもり需要などが高く、室内トレーニング機器以外にもドライヤーやシャワーヘッドも好調と。その分PERも急低下が期待されます。
エネクス・インフラ投資法人(9286)は続伸。上放れの動きが鮮明になってきます。ぶっちゃけ実質新年度相場になる本日から勢いが途切れてくるかと思ったのですが、REITも戻り高値を更新してきていますし、とりあえず年度末である明日まではこのまま好需給が続きそうです。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。