いよいよ防衛大学校話の最終回です。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20210613.html
また、防衛大学校は「自分の本当の限界は自分が引く限界線よりももう一段上にある」ということをわからせてくれます「もうダメだ・・・」と思うくらいに走っても、案外倒れません。逆に「こうなったら倒れるまでやってやる」と逆ギレ気味に思ってやったら、最後までやり通せたということの連続でした。人生を過ごす上で重要なことを二十歳前に理解できたということは大きいです
反面、やはり最初の1年間の密度の濃さはトラウマですねある種のショック療法ですから、未だに月一で夢に出ます更にこのブログを書くために色々と思い出したら、週一で見るようになりました・・・
ただ今の人はこういうネットなどで事前に予め内情がわかりますから、覚悟の上で行けるので良いなとは思います。その分カルチャーショックは薄い・・・かも?時代も人権重視で良くなりましたしね。このブログが多少なりとも参考になればと思います。
今は自分も親になったので、子供がもし防大や自衛隊に行くといったらどうするか・・・ということを考える側になりましたが、その時は「おぉ、是非いって揉まれてこい」と送り出しますね。普通でできない体験は、人生の糧になると思います。また親としてついつい甘く教育してしまった分の修正もしてもらえます
これはいやらしいかも知れませんが、親の有り難みをわかってくれます。やはり人は自分が辛い目に遭って初めて人に優しくなれると言いますか。親元を離れて一気に自立を求められるので、今までどれだけ親に守られてきたのか、世話になったのかを痛感できます。
現役世代の親御さんからも多数ご感想をいただきまして、やはり親御さん、皆心配されてるんですね厳しいブラックボックスですから当たり前ですね。ただこんな出来の悪い私ですらちゃんと卒業できたので大丈夫です
色々他の業界でも、警察や消防、海上保安大学校などの幹部候補生学校は勿論のこと、例えば競艇選手の養成所なんかも防大以上に厳しいとかそういうところを卒業できれば、それが大きな自信に繋がるでしょう一回り大きくなったご子息を信頼して、そっと見守ってやっていただければと思います
そして現役の皆さんも、目先の厳しさに屈することなく自己研鑽に励んでいれば、必ず将来に繋がると思います。頑張ってください(完)