KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均は今年初の5連敗で1/6以来の水準に

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本日の日経平均は続落。前日のNYは世界的なDelta株拡大による懸念から3指数揃って軟調。ただ引けにかけて下げ渋る動きとなりました。長期金利は2月以来の1.18%割れの場面も。ただ目標株価引き上げを受けてNVIDIAが買われ、ここまで弱かったSOX指数は反発。VIX指数は一時25.1ポイントまで上昇しましたが、最後は22.5ポイントに低下。限月交代があったWTI原油先物は一時66.5ドルまで急落する場面がありました。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。いきなり5月の安値を割り込んで始まりましたが、その後は27400円を挟んでの推移となりました。アメリカ株先物がしっかりしていたことやアジア株の下げが限定的だったことから、前引けにかけて値を戻す展開に。

ただ後場は改めて売られ27400円を挟んだ攻防に。値動きは小さいながらも買い戻しが優勢になりましたが、引けにかけて改めて売られ後場の安値圏で引けました。今年初の5連敗で、終値ベースでは1/6以来の水準に。売買代金は2.4兆円弱と低調。


投資判断は「やや買い」。半導体指数であるSOX指数は下半期相場入りから下落が続いています。7月という年後半入りは様々な投資家のポジション変更のタイミングにもなりますが、特にそれまでに買われたものの反転のきっかけとしてはもってこい。先週のTSMCの決算自体、決して悪いものではなかったのですが、売りのきっかけとしては良い材料だったというところでしょう。
https://moneybox.jp/cfd/detail.php?t=%5ESOX

アメリカ株はまだ最高値圏にはあるものの、先週は特にS&PNASDAQで陰線が目立ちました。VIX指数が再度上がってきている点もちょっと気がかり。アメリカなんかはAfterコロナ気分のリベンジサマーバケーションモードで、しばらく目立ったイベントがありません。来週のFOMCも、今月いっぱいで期限が切れる債務上限問題も材料視されないでしょう。となると逆にトレンドの変化のタイミングがありません。

中小型株指数のラッセル2000も下半期からトレンドが変わった組。6/25に銘柄入れ替えがあったところをほぼピークとして、その後軟調な動きが続いています。入れ替えがある度に指数の連続性が議論されるものですが、一般的に新規組み入れ銘柄は先んじて買われるので組み入れ後は売られやすいこと、また今回は特に例のミーム株やSPAC株によるものが絡んできて、金額インパクトも大きかった模様。
https://jp.reuters.com/article/usa-stocks-russellrecon-idJPKCN2DX0JD

こういったところはイナゴによる短期急騰→短期下落がモットーですから、入れ替え後は特に下落しやすい定めでもあります。また証券会社の決算でも個人投資家のピークアウト感が指摘されており(給付金が無くなったことや再度働き始めたことでの時間的な制約など)、ミーム株やビットコインなど値動きの荒くれ者は流動性を失い、それが更に人気の離散に繋がっていくと思います。

為替に関しては、先週のECB副総裁のコメントなどを見ると、今週の理事会において(政策の変更は無いものの)ガイダンスの変更が示唆されており、よりハト派に振れるとみられています。その辺りが最近のユーロ安の一因となって、その裏側でドルインデックスを押し上げる動きになっています。

そのドル高の裏側で原油の下落が続いています。WTI原油先物に関しては今週は限月交代もあるのですが、これまでであれば限月交代→原油高要因になっていました。ところが生産量の増加が見込まれている中で、先の限月のもの程価格が安くなっており、少なくとも今月に関しては限月交代→原油安に繋がりました。その場合、エネルギー株などの下落を通じて株安要因にはなってきます。インフレ懸念は遠のきますけどね。


新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調マザーズは本日IPOのアシロ(7378)が初値形成後急落となり、短期筋の資金回転を悪化。それが波及して特に後場から直近IPOが総崩れの形になる悪循環となりました。アメリカでも中小型株が弱い動きとなっており、頼みの綱の個人投資家逆張りする余力が無くなっています。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続落。良いところ無く延々と売られる動きが続いています。足元ではアメリカの長期金利が低下しており、保険株の利ざやに対する悪影響が出る形。同社の場合は長期金利が上昇する場面でも買われていないのですが、ともあれ昨年4月以来の安値というのは、コロナ禍のペットブーム恩恵を無視した水準だと思います。


そんな中、今回は買いで一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはBlueMeme(4069)です。独自のプロジェクト管理手法「AGILE-DX」を用いて短期間・少人数チームでの開発する、システム受託開発事業を手掛けています。

こちらは最近にわかに流行り始めている「ノーコード」、あるいは「ローコード」関連で、これはプログラミング知識が無い人でも簡単にソフト設計をできるようにする技術のこと。前者より後者の方が知識が必要になってくるわけですが、0から作り上げるよりはマシでかつ納期も早くできます。

最近はどの業界も「DX、DX」とうるさいですが、人手が足りない中でなるべく省力化を進めようとする動きが出るのは必然です。ベイカレント・コンサルティング(6532)などはまだ高値更新の流れが続いていますが、各業界のDX需要は豊富で、とにかく人が足りない繁忙になっている模様。同社はこのDX化の流れに乗って、ローコード技術を用い素早くソフト開発が出来る点が強み。作業人数も少人数で出来ますし、技術者の育成も楽です。

比較対象としてはヤプリ(4168)があり、こちらは赤字が続いています。対してBlueMemeの方は今期は減収ながらも増益見込みでしっかり黒字継続。OutSystem社のソフトウェアライセンス販売もあってストック型ビジネス部分もあり、収益に安定感があります。

ヤプリは最近下落が続いて時価総額400億円ですが、BlueMemeの時価総額は88億円ですから、少なくとも4倍くらいになっても良いわけで、かつそれ以上の評価をされてもバチは当たりません。

IPO銘柄は少なくとも上場から2~3ヶ月は需給が全てカギを握りますが、初値が公開価格2820円に近い2850円で決定。その後上がっていったのですが、本日初めて割り込みました。一方、まだロックアップ解除となる公開価格1.5倍の4230円にも達しておらず、まだ期待できる銘柄だと思います。

目標株価はひとまず4000円に。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。