KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

開幕の祝砲上がるか

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日経平均は水曜反発。前日のNYはIBMの好決算や前日下落の反動から3指数揃って堅調。中小型株指数のラッセル2000も3%の急反発となりました。長期金利は一時1.22%を回復。半導体指数のSOX指数も続伸。VIX指数は19.7ポイントに低下。一方、引け後に決算を発表したNetflixは契約者数の伸び鈍化が嫌気され時間外で3%超の下落に。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。一旦戻り待ちの売りに押されたものの、改めて買われて7/19の急落で空けた窓を埋めました。これまで5連敗と売り込まれた反動や、東京オリンピックに先だって試合が開始したことなどのアク抜け感も出ました。ただアジア株の戻りが弱かったことから、10時以降は改めて売りに押される展開に。

後場は4連休を控えて一段と買い手控えの小動き。14時前に一段と上げ幅を縮小しましたが、14時以降は買い戻しの動き。結局は後場寄りの水準辺りまで戻して終えました。6営業日ぶりの反発に。売買代金は2.1兆円台と低調。


投資判断は「やや買い」。水曜のNYは20年債入札が不調だったことで長期金利が1.3%手前まで急伸。それを受けて金融株が買われた他、ユナイテッド航空など決算を出した銘柄が買われ3指数揃って堅調。上院で1.2兆ドル規模のインフラ投資法案の審議開始に向けた動議の採決は共和党の賛成が得られなかったものの、特に嫌気する動きがありませんでした。

先週からここまで日本株が弱かった要因の一つは、欧米や新興国中心にDelta株の感染が拡大し、東京でも拡大していることが嫌気された格好でした。また今週の日本株の営業日の少なさもあったとは思います。薄商い環境下ですから、オリンピック前に何か売ってしまうつもりならば、早め早めに手を打っておかないといけませんから。

ただ感染が広がっているのはワクチン未接種の人中心なので、新規の売り材料とするのは無理があるように思います。基本的にFRBのバランスシートは拡大が続いており、資金吸収とされるリバースレポが拡大している中でも変化がありません。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

先週からは更に社債の売却も始まっているので、確かに少しずつお金のフローが変化してくる可能性はありますが、さしずめここが大きく変調しない限りはアメリカ株の大崩れも無さそうです。なお、5月までのデータで遅行的ではあるのですがマネーサプライの金額も着実に伸びています。
https://www.ceicdata.com/ja/indicator/united-states/money-supply-m2

またTSMCの決算を契機に半導体株に対する売りが世界的に出てきたので、半導体ウエイトの大きい日本株が売られた面もあると思いますが、より半導体色の強い台湾は15日に最高値を付けていたので、これはやや説得力には欠けます。ただ先週AppleiPhoneの生産を通常の2割増しで年内9000万台を目指すと伝わったものの、村田製作所(6981)などに目立った買いが入りませんでした。半導体株に手垢がたっぷり付いているのは間違いありません。

一応、アノマリーとして「夏期オリンピック開催国の株価はその年上がりやすい」というものがありますが、普通はアメリカの大統領選挙と重なるので、単にアメリカが大統領選挙アノマリーで強かったのに便乗して買われていただけなのかも知れません。今回は異例尽くしなので、当てはまるかどうかは微妙です。
https://www.nam.co.jp/market/column/hosoku/2019/191225.html

ただ、ここからは個人的な希望的観測もありますけれど、オリンピックが終わる頃には改めて日本株が出遅れをキャッチアップしに行く動きになると思います。東京オリンピックという国民を分断させてしまったイベントも終わり、終わってみれば金メダルもたくさん取ったし、とりあえずまあ良かったねという空気感になりそうです。ちなみに金メダルの数と株価の相関性アノマリーはあまり無いようです。
https://zuuonline.com/archives/117325/2

スケジュール的にはオリンピック終了に合わせ、3月期決算の1Q決算発表も大部分が終わっている日柄になります。現実的にはそれを見て、株価は動いていくことになるのでしょうけれど、更に先を考えると日本の総選挙に関心が向かっていくとみられます。コロナ対策予算が20兆円余っているという話もあるので、今後は耳障りの良い景気刺激策が色々と出てきそうです。

とりあえず7月中はチョコチョコと動いて上値が重い日々が続くと思います。大人しく東京オリンピックでも観ていろ、ということかも知れません。オリンピック終了までは個別株勝負の展開が続くと想定します。

今週のスケジュールは、アメリカでは住宅関連の指標がメインで、それ以外では個別の決算が主体です。

22日(木)以降は海の日、スポーツの日で日本市場はお休み。22日はECB理事会があります。上述のように通過後にユーロドル相場がどう反応するか。アメリカでは中古住宅販売件数の発表があります。そして23日はいよいよ東京オリンピック開幕です。また欧米では製造業PMIの発表があります。


新興市場は「やや買い」。水曜は両指数共に堅調。ランドネットIPOがありましたが、初値形成後は売られる動きに。これまで直近IPOの雄であったベイシス(4068)もマイ転すると、追証の投げ売りも出てまた後場から直近IPOが総崩れの形になりました。ただ逆にこれらは指数に入っていないので、アメリカ株市場の反発から何とか他の銘柄は頑張ったという感じです。連休明けから改めて仕切り直しですね。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は続落。5連続陰線となっており、終値ベースでは7月の安値となっています。この辺りは先から繰り返しているように、少なくとも今月いっぱいはお休みやむなしだと考えています。75日線や2月の戻り高値などがある1800円割れくらいが実現すればわかりやすいのですが。


水曜寄り付きから買いポートフォリオとなったBlueMeme(4069)は反発。ただ水曜もまた売られ最安値を更新する場面がありました。最終的には直近IPOが総崩れの中でプラス圏に引き戻しましたが、前日の急落の反発としては弱い形。ただ安値更新の割には出来高が最低となっており、改めて売ってくる人は少ない印象です。底固め確認後の上昇反転に期待します。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。