KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

中国が仮想通貨を全面禁止に

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日経平均は金曜大幅反発。前日のNYは中国恒大問題の沈静化やFOMCを受けた早期テーパリング開始観測、債務上限問題に対する不透明感などから長期金利が1.43%を超えてリスクオンモードに。3指数、中小型株指数のラッセル2000揃って1%超の急伸となりました。30年金利も1年半ぶりの上昇幅。WTI原油先物も73.5ドルまであり9月の高値を更新。ドル円も110円回復。

それらを受けた日経平均も朝方から買いが先行。その後は急伸に対する戻り待ちの売りが重石になりましたが、注目の中国市場が弱いスタートながらも、出尽くし感から改めて買いに向かう流れに。その後改めて売り直されもしましたが、前場は寄り付き5分の値幅で収まる推移となりました。

後場前場高値圏で始まると、その後前場高値を上回る流れに。引けにかけてジワジワと買われ、一応は高値圏での引けとなりました。売買代金は3.5兆円台と活況。


投資判断は「買い」。金曜のNYはナイキが商品の供給不足を発表して大きく売られたものの、ダウはプラスをキープするなど3指数揃って前日終値近辺で終了。長期金利は1.45%に微上昇。VIX指数は17.8ポイントに低下。一方、中国が暗号通貨を全面禁止としたことでビットコインは5%超の急落に。それらを受けた日経平均先物は30040円となっており、週明けの日本株は小安いスタートが想定されます。

日本株は9月に入って急変しましたが、機関投資家の方もなかなか機敏に動けていない様子。例えばひふみ投信が現金保有比率を7月末2.96%→8月末8.25%に上げていて、高値更新は続くもののここ最近の上昇率は指数に割り負けています。

これはひふみ投信を責める話ではなくて、資金運用額が大きくなってくると、リバランスに時間がかかり状況の急変について行けないということです。まあ、ひふみは日経記事では、菅首相の辞意から買い戻しを進めているという話ではありますが、ここ最近弱いアメリカ株も組み入れているので、月間騰落率はここまでのところTOPIXに割り負け。やはり出遅れ感は否めません。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD083220Y1A900C2000000/

自民党総裁選の公示となり、野田聖子議員を含む4人の立候補が出てきました。となると、一発目で過半数の票を獲得する人が居ないと見られることから、決選投票に話が進んでいく可能性が高いです。そうなってくると議員票が有利となり、岸田氏が首相になる可能性が高まってきました。

WTI原油先物は7月以来の高値に。未だにハリケーン「アイダ」の影響で南部製油所が完全復帰できていないことで、供給懸念が続いています。またOPECの来年までの需要見通し強気も効いている形。原油価格の上昇が続くのは消費者にとっては痛手ですが、株式市場にとってはプラス影響の方が大きいです。またサウジアラムコは10月のアジア向け原油販売価格を引き下げており、とりあえず日本は多少マシなのかも知れません。

日経平均も先週31年ぶりの高値を付けてきましたが、一応先物の方はまだ2月高値30720円を抜けていません。つまり9月中間配当落ち分があって届いていないのですが、こういう「未更新」な状態が残っていることからも、まだ上に向く力は十分あると見ています。

チャート的には9/16に高値圏で陰線の包み足を示現して急落となりました。まあ、これだけ上がってきて反落がこの程度で済んでいるのであれば由としておくべきなのでしょうけれど。「日経平均の高値更新も済んだので一旦売り」という普通の判断が、結果的に報われた場面がありました。

先々週末時点の投資主体別売買動向では外国人が現物を3,010億円の買い越し。メジャーSQ週なので売り越しもあるかなとは思いましたが、きっちりと買い越しになっていました(逆に、特殊要因分を除ければかなり買い越し?)。

先物も7,538億円の買いということで、合計1兆円超の買い越し。これで年初からほぼトントンになってきました。まあトントンになったから「はい、終わり」ではないとは思いますし、これまでの間にファンドの運用額も増えているでしょうしね。

一方、個人投資家は5,805億円の大幅売り越し。信託銀行も2,120億円売り越し、投信も1,896億円の売り越しと、国内勢が売り向かう形。やはり個人投資家の売り越し姿勢が如実に表れている形です。個人が買い転換すれば、更なる上値追いも難しい話ではありません。

少し気になるのは半導体関連株に関して。上述したようにディスコの説明会において「引き合いが落ち着いてきた」という話もありますし、またパソコンの巣ごもり需要が一巡して、DRAM価格が前月比で下落に転じて来たという話も出て来ました。

勿論、まだまだ調達難で需要は旺盛でSOX指数も最高値更新中ですから「これで天井だ」とは言いませんが、株式市場は随分先の先まで織り込んでいるので、イエローゾーンになってきたような感じはします。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC01AEL0R00C21A9000000/

SOX指数が反転してくると、特に東京エレクトロンの上昇に牽引されている日経平均は上昇の勢いを削がれてしまいます。まあ2月に高値を更新してきた時の主役であるファーストリテイリング(9983)とソフトバンクGで、足元2000円程日経平均を押し下げているということで、これらが復活すれば改めて上昇力は維持されるのでしょうけれど。


新興市場も「買い」。金曜は両指数共に堅調。特にマザーズ市場が思いの外全面高の流れに。IPOのレナサイエンス(4889)は公開価格比約1.5倍で寄りついたものの、その後は一転売られストップ安配分に。雰囲気が良いのか悪いのかよくわかりませんが、個人投資家が改めて活気づいてきた感じは受けます。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は反発。アメリカの長期金利が急伸したことで、金曜の業種別ランキングは保険業が2位。保険株の末席に鎮座するアニコムも買われる動きになりました。チャート的には再度一目均衡表の雲から抜け出して9月高値に迫る動き。月次も地味に順調なので、まずは1000円奪還から。


ネクス・インフラ投資法人(9286)は続伸。アメリ金利急騰は高利回り銘柄にとっては相対的な売り要因になると思いましたが、特に気にする向きも無く。純粋にリスクオンの動きから買われました。地味に9月高値に戻ってきており、金融機関の中間期ポートフォリオリバランスの動きがあるのかも知れません。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。