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日経平均は本日続落。前日のNYはゴールドマンによる利上げ年4回観測などで長期金利が一時昨年4月以来の1.81%寸前まで上昇しNASDAQが一時1%超の続落となったものの、長期金利が1.76%まで落ち着いたことで引けでは切り返してプラス引け。半導体株指数のSOX指数も小反発。一方、ダウやS&P、ラッセル2000は下落。VIX指数は19.4ポイントに低下。ドル円は115円前半まで低下。
それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。朝方また北朝鮮が弾道ミサイル発射と伝わったものの、為替などに大きな影響は無し。ただ純粋に連休中の海外マーケットの弱さから売られると、下げ渋り一巡後は改めて売り直される動きになりました。マザーズがプラス転換し、中国株は底堅いスタートになったものの、前引けにかけて28100円割れまで売られました。
後場は買い戻されて始まったものの、上値が重い展開に。売買代金は13時半時点で1.9兆円台とやや活況。
投資判断は「中立」。例年大発会は一方向に振れやすく、大幅高、大幅安になりやすいものですが、今年は510円高の大幅高になりました。
なお、前回は「大発会が安い方が年間上昇確率が高い」と書きましたが、あくまで90年以降の近年の話。戦後の統計でいえば72回中大発会が46回上昇、うち32回が年間で上昇しているということで、やはり勝率は7割だそうです。そもそも日経平均は戦後右肩上がりで来ているので、長く取ればどちらにしても勝率7割くらいになるのでしょうね。
大発会からの大幅高といえば直近では18年の741円高。18年は大発会から3営業日連続高となりました。ところが1月はその辺りから上値が重く、年間ではブラッククリスマスもあってマイナス。
17年も479円高ですが現在よりも水準が低かったので2.5%程の上昇率。ところが翌日買われた後に売られ陰線となると、概ねその水準が5月までの高値になってしまいました。共に買いエネルギーを使い果たしてしまったかのよう。年前半上値29500円としたこの辺りの株価推移が私の今年のイメージですかね。
なお、大発会高値が当面の高値になるケースもままあります。14年は大発会の高値を上回るのに9月までかかりました。16年も12月までかかり、リーマンショックの08年は完全に大発会が年間高値でした。そもそも日経平均の最高値を付けた89年の大納会→翌90年の大発会も大発会天井。
ともあれ今年は指数的には新年2連勝と強い動きを見せ、特にTOPIXがトヨタや保険などの金融株に牽引されて伸びました。ところがその裏側で高PERのハイテク系が大幅安と随分珍しい二極化の展開に。単なる昨年のトレードの巻き戻し色が強いのは事実ですが、大型株に資金が入っているので海外勢が買っているという見解は間違いでは無いのでしょう。
年初から連騰ということで益々18年当時に動きが似ているような感じがあります。年間弱かった18年と14年、そして今年は何が共通しているかと言えばアメリカ中間選挙の年ということ。実際、中間選挙の年はアメリカ株が弱いというアノマリーがあります。ただ正確に言えば「中間選挙までが弱い」のであって、選挙がある秋以降は強含む傾向があります。
https://media.moneyforward.com/articles/2173
実際、木曜の日経平均は844円安大幅安となりました。昨年を含めても4番目の下げ幅に。主因はアメリカの早期利上げ観測ではありますが、平時では材料視されない国内でのコロナ感染拡大も、今の知覚過敏な相場つきの中で売り材料になった面は確かにあると思います。また日経平均においてはファーストリテイリング(9983)の国内UNIQLO月次が悪かったという面もありますね。
結果NT倍率は昨年10月以来の14.3倍。14.2倍くらいまできたら、NT倍率的な目先の底確認ができそうですが。
日経平均のチャート的にも200日線までの主要移動平均線をまとめて一気にごぼう抜きで下抜け。「寅千里を駆ける」の相場格言通りの荒れた展開になっています。やはり1/5が年前半の高値になった可能性が高そうです。
一方、昨年好調の海運株は年始更に買われる動きになりましたが、例年「開運」と縁起が良いことで年初に買われやすいというアノマリーも手伝った模様。まあマジメな材料としては円安とコンテナ運賃の上昇がありましたが。
あとはマザーズ安に見られるように、大型株優位、小型株劣後の展開になりました。昨年末からの個人投資家の弱り、外国株への資金逃避に加え、今年に市場区分変更があるので、小型株を外してしまおうという動きがあるのかも知れません。
実はアメリカの長期金利上昇ばかりに関心が向かっている裏側で、国内長期金利も昨年4月の水準まで上昇しています。世界的な金利上昇に連れ高するのは当然ですが、実は国内需給要因も大きい模様。
なお昨年末の信用倍率は5.2倍と前週の4.3倍から悪化。買い残は減少したものの、それ以上に売り残が大きく減少してしまい、需給は悪くなりました。
しかし雑感ですが、岸田首相がコメントする度に株価が下がるリスクがつきまとうのは、トランプ政権時を思い出しますね・・・。
新興市場も「中立」。本日は両指数共に軟調。アメリカでNASDAQが反発してきたことに合わせてマザーズも反発する場面がありましたが、執筆現在では改めて上値が重くなっています。マザーズに関してはまだ下げがぬるいとは思っています。超短期的なことを言えば25日線との乖離率や、上述の買い方の信用評価損率などから、過去の陰の極水準ではありますから、ちょっとくらい反発してもバチは当たらなそうですが。
【ポートフォリオ銘柄】
アニコムHD(8715)は反落。今年に入って長期金利の上昇により保険株自体は強い動きを見せており、本日も業種別では上昇率トップなのですが。同社はいつものパターンで波に乗れず。とりあえずは25日線に下支えされただけの頼りない足が続きますが、ここからの戻りに期待します。
【注目銘柄】
ほくほくFG(8377)は続伸で上値追い。こちらは1/6に有料メルマガで買いで取り上げ。実は昨年末にも十六FG(7380)を取り上げましたが、やはり今の高PBR売りに対抗して低PBRの買いはアリだと思います。上述したように日米で長期金利が上昇していることを考えると、保険株を含めた金融株がやはり狙い目だと思います。
中でも地銀株が無難だと考えています。高利回りであること、また新生銀行(8303)のTOBや愛知銀行(8527)と中京銀行(8530)の経営統合から、関心が高まっているジャンルです。実際、12月に入ってからどの地銀株も下値切り上げの展開になっています。足元で最高値更新波動の北國FHD(7381)と同じ北陸というところも良いですね。
正直地銀株ならどこでも良いと思うのですが、なるべく流動性があって利回りが高く、またPBRも低めの方が良いなと思ったらここが悪く無いなと思いました。更に自社株買いも実施していて、下値不安に乏しいです。目標株価はまだまだ上です。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。