KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

漫画みたいな町だな

今シーズンもあっさり終わってしまいましたがNHKの「浦沢直樹の漫勉」が大好きです漫画家の作画中を定点カメラでずっと撮っていて、原稿の仕上がっていく過程を見る番組。私なんて美的センスが無いので美術の成績は5段階中の2(しかもお情け)でしたから、真っ白な原稿用紙にコマが仕上がっていく過程にただただ感嘆いやー、よくもまあこんなにサラサラと描けるものです

色々な漫画家さんが登場し、それぞれに特徴的であるところがまた面白い詳しいテクニックやスタンダードな描き方はわからないですが、MCの浦沢直樹氏が丁寧にポイントを拾い上げてくれるので「なるほどー」と思って見られます。過去に放送された故さいとうたかお氏の回では、タバコの火で原稿のインクを乾かしていて「イメージ通りだ」と妙に嬉しかったです。

特に漫画家さんの一コマ一コマに賭ける情熱が伝わってきて非情に良いです登場人物の微妙な表情を表現するのに何度も何度も書き直し、納得いくまで時間をかけて仕上げる正に職人正直、私なんてサササッ・・・と読んでしまい、台詞が少なかったりすると単行本一冊20分程度で読み終えてしまうのですが、なんて漫画家さんに失礼なことをしてしまっているのだろうと猛省

しかしいつも見て思うのは「漫画家さんって語るなぁー」ということ。イメージとしては無口な人が黙々と仕事している感じがしたのですが、逆に普段しゃべらない分、その作品の一コマ一コマのイメージや背景、こだわりを伝えたくて仕方無いんでしょうね

正直、自分が見ているマンガの作者はなかなか出てこないのですが(初回のかわぐちかいじ氏と上述のさいとうたかお氏、あと浦沢直樹本人くらい)、それでも逆に「あぁ、今度この人の作品を読んでみよう」と思える新しい発見があるので良いですね

最近はよくもまあこんなにたくさん描く人がいるものだと感心するくらい、とにかく巷に漫画が溢れる世の中になっていて(電子化で公開が容易になっていたり、デジタル化で描きやすくなったから?)、今読んでいる「空母いぶき」もなかなか読了する時間が取れないのですが、じっくり噛みしめて読んでいきたいと思います