KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

また円安株安のパターンに

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日経平均は本日反落。前日のNYはISM製造業景況感指数が予想を上回ったことなどで、利上げ観測が高まり3指数揃って軟調JPモルガンのダイモンCEOが「経済のハリケーン(金融市場の混乱)に備えよ」と発言したことで銀行株が下落。ただVIX指数は25.7ポイントに低下。WTI原油先物は一時118ドル手前まで上昇しエネルギー株の買いに繋がったものの、結局115ドル割れで戻ってきました。


それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。アメリカの長期金利が2.9%を超えてきたことでドル円は130円台を回復して戻ってきましたが、9時以降はやや円高方向に振れる展開に。130円割れから反発すると、株も下げ渋りの動きとなりました。サウジが原油増産準備と伝わり原油市況が下落すると、幾分日本株の下支えに。

中国株が始まると一段と下げ渋り。売買代金は10時37分時点で1.1兆円と最近の中では少なめ。


投資判断は「やや買い」。アメリカ株はここまで下がって来た株式市場の反動高はあってもおかしくはありませんが、せいぜい6月半ばまで。6月15日に予定されているFOMCを受けてまたトレンド転換する場面がやってくる可能性があります。

そもそも、その前に下値を掘っていく可能性も十分あるわけで、現段階では最長2週間程度の短期リバウンド局面であると捉えておいた方が無難に思われます。6月半ばまでに上値抵抗線まで戻して、FOMCでそれを突破できるかどうかという流れでしょうか。

為替に関してはここ一ヶ月ユーロ買いポジションが増えてきています。そのお陰もあってか5月はユーロドルが反発してきており、それがドルインデックスの低下に繋がって日本株などにも好影響を及ぼしているというのは先般より指摘している通り。
https://imm.gradefour.net/

一方、商品市況が落ち着いてきているのは、アメリカの景気減速懸念を本気で心配してきた面はありそうです。ただ原油は三角持ち合い上放れから再度高値を目指す動きになっています。

それがまたインフレ警戒感に繋がってくるであろうと思われますが、さしずめ今は株式市場は短期リバウンド局面にあるという認識です。なお、ベイカーヒューズのシェール掘削リグ数はここにきて31週ぶりの減少に。まああくまで一時的なものかも知れないので、来週どうなるか注目です。
https://jp.investing.com/economic-calendar/baker-hughes-u.s.-rig-count-1652

今週のスケジュールとして本日は引けにUNIQLOの既存店売上高。ずっと既存店売上がパッとしませんが、5月はどうでしょうか。イギリスは休場。アメリカではクリーブランド連銀総裁のコメント。またOPECプラスの閣僚級会合もあります。

3日(金)は中国やイギリスが休場。アメリカでは雇用統計。一応今週最大のイベントになりそうです。ISM非製造業景況感指数の発表もあります。

岸田首相も「水際対策緩和を10日から実施」「ただしマスク着用の緩和はしない」「資産倍増計画を掲げる」「だけど金融所得課税の見直しは終わったわけではない」・・・と、さすがの「検討使」ぶりを如何なく発揮し、どっちやねん感が強いです。これで支持率が上がっていくのだから嫌になりますね・・・。

アノマリー的には6月は株高になりやすい季節です。まあ強い季節性と言いながら直近10年では6勝4敗、またNYダウも6勝4敗ですが、過去30年で見ると「Sell in May」の格言通りNYダウの勝率は悪く一年で一番悪いです。そして外国人投資家も売り越しがち(月曜のメモリアルデー以降夏休みモードに入るから、また前月までに出た税金還付が一巡するから、という説)。一方でその割に日本株が強いのが特徴の6月。

理由の一つは株主総会が後半に集中するので、それに向けた表裏の株価対策が出やすいこと。もう一つは実需面で配当が出るので、それの再投資期待というところです。なので実際は6月後半が強いという言い方がより正確です。月足が陽線になりやすいとも言えます。

ちなみにトヨタ(7203)は先週末既に4,000億円規模の配当支払いを行いました。種々の条件を満たしている会社は総会前に取締役会決議で配当実施も可能というわけですが、近年その割合が増えてきているので、トヨタのように前倒ししやすいとみられます。なおTOPIXベースでこの一ヶ月で出る配当は総額7兆円規模とのこと。去年は5.7兆円規模だったということなので、去年よりインパクトが強いです。

ただ機関投資家などの一部は3月の権利落ちのタイミングで同額の買いを先物で入れてしまっています。なので下手するとその分の解消売りが重石に、というパターンもあるでしょう。とはいえ、個人投資家などはそういったヘッジをしていませんから、これでまた再投資という流れも多少は期待できます。まあ既に現金の待機資金の多い個人投資家ですから、それが明日にもすぐに買い向かう・・・というところまでは言えませんが。

もう一つ隠れた需給面の好材料としては、6月下旬~7月上旬にかけて夏のボーナスが出る時期でもありますから、その資金が投資に向かうというものもあります。中でも直接的なのは持株会の買いで、確かに個別でも7月上中旬辺りに毎年何故か買われる銘柄があります。大株主に持株会の名前があるような小型株はそういう傾向が強いです。


新興市場は「やや買い」。本日のマザーズ指数は反落。昨日はメルカリ(4385)のプライム昇格に牽引されて売買代金を伴い上伸しましたが、結局上ひげ十字線で終わってしまったのが残念でした。ただメルカリがマザーズ指数から抜けるというので、次のマザーズ指数の筆頭となるビジョナル(4194)、フリー(4478)、JTOWER(4485)に資金が移るか・・・と思いましたが、全部下落。6月に入って改めてグロース株売りの流れになっています。


ポートフォリオ銘柄】

石光商事(2750)は反落。昨日は月初での特殊要因があるのか、14時以降に同社にしては出来高が膨らんで買われました。アラビカ産コーヒー先物は1月以来の高値水準を回復しましたが、足元で商品市況全般的に落ち着いてきましたし、今回はこの辺りまでかなと思います。明日の寄り付きで損切りで終わりにします。


売りポートフォリオトリドールHD(3397)は反落。こちらも元々小麦価格の上昇を見込んで売りに取り上げましたが、足元で商品市況が落ち着いてきたのでこちらは前引けで買い戻し終了とします。取り上げた直後が一番勢いよく下がりましたが、その後はもみ合いでしたね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は5月の成績発表です。お楽しみに!

株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。