先週、娘の幼稚園で「お泊まり会」がありました幼稚園に年長さんと年中さんが親元を離れて一泊するという行事。色々なイベントがあり、それを特に年長さんのお父さんが様々に企画を用意して楽しませようというものです今年はドラム缶風呂(五右衛門風呂)、スズの手形作り(地元の金物職人有志)、影絵遊び、ということで、色々と充実したイベントになりました
他にも毎年やっている定番の公式行事も色々とあるのですが、その一つにキャンプファイヤーがあります。一人のお父さんが扮する「火の神」が点火すると同時に、火の大切さと火の怖さを説くというもの。毎年「どのお父さんがやるのか」というところで揉めたりするのですが、その日、たまたま遅れていった私が半ば欠席裁判で選ばれてしまいました
ギリシャ神話に登場する神様のような白い衣装に着替えて、たいまつを持って結構な長セリフを言わないといけません「紙を見ながら言っても良いですよ」と言われましたが、神様なのに紙を見て言うのはやはりおかしいしかも火の大切さを神様に扮して子供達に伝えないといけないのですから、原稿を読んで言うのは、政治家が言うのと同じくらいに説得力がありません
また我が娘も見ているので、父ちゃんの良いところを見せて範を垂れないといけませんというわけで、30分程の時間をかけて200文字くらいのセリフを一語一句丸暗記。また、所作や発声も厳かにやる必要があります
多少ふざけても良いのであれば適当にやるのですが、内容が内容だけに大まじめ。私、子供の頃に学芸会で役とかももらったことないんですけど・・・(笛パートとか)そんなプレッシャーを受けながら、本番のキャンプファイヤーの時間が迫ってきたのでした(つづく)