KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカのインフレ沈静化期待感から大幅高!

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日経平均は本日反発。前日のNYは卸売り物価指数が約2年ぶりに前月比低下となったことでインフレ警戒感が一段と後退。ただその分FRBがバランスシート圧縮を進めやすくなったという見方から長期金利は2.89%まで上昇し、NASDAQS&P軟調。ダウは好決算を受けたDisneyが買われたことなどでプラスでした。中小型株指数のラッセル2000は0.3%の上昇。VIX指数は20.2ポイントに上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。CPIの落ち着きなどを受けて祝日の間に海外市況が強かったことや、その前に売られていた反動で買いが広がりました。ドル円は133円まで円高が進んだものの、特に嫌気する動きは無し。SQ値が28525円と随分上方向で決まると、その後はSQ値を目指して次第高の展開となり28500円を回復。

後場は一段高。ただ高値圏こそキープするものの、SQ値手前まで上昇するとその後は上値が重くなっています。売買代金は14時55分時点で3.1兆円弱と活況。REITも堅調。


投資判断は「買い」。雇用統計の数字が意外に好調だったところで、にわかに9月のFOMCも0.75%の利上げを織り込む動きが目立っていました。ところがCPIが落ち着いたことで、またアメリカの利上げ観測が遠のいています。

個人的には雇用統計の数字なんて、翌月にもまた修正されることが多く(例えば今回も6月分の平均時給0.3%増→0.4%増に上方修正)、一つの判断材料であることは間違いものの、あやふやな数字だと思っています。先にパウエル議長はCPI(消費者物価指数)とPCE(個人消費支出)を注視するが、PCEを最良のインフレ指標とみなす」としたように、それ以外の指標が重要。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-05/RG56SUDWLU6D01

米中間の緊張の高まりはほとんど相場に影響していませんし、下落した日でも陽線になる動きが目立っています。実際、NASDAQは8営業日連続陽線。アメリカの方は先んじて決算に一巡感が出ており、リセッション懸念もまだ本格的に心配しなくて良いというならば、トレンドが転換する必要性がありません。

日経平均の方は先般より「8月は3万円もあるのではないか」ということを書いていますが、目指すのはあくまで月後半。つまり8/15までに大部分の銘柄の決算が出てしまわないと、上値は重いままなのだろうと思います。

そもそも近年は「8月は前半より後半の方が強い」というアノマリーもあり、この決算シーズン一巡や米国債の利払いが中旬にあることなどが影響している模様です。もっとも、極端に後半に成績が良くなるわけでもないのですが。

あくまで現時点のイメージですけれど、8月に本当に日経平均3万円まで上昇した場合、今年のピーク(天井)は11月後半かなと思っています。3万円到達後は極端に買われることもなく、3ヶ月程高値圏をキープ→中間選挙も終わり12月頃からアメリカ逆イールドによるリセッションを真剣に意識し出す・・・という形に、これまでの「9月後半高→年末まで買われる」説を1ヶ月程前倒しすることにしました。後に変更するかも知れませんが、あくまで現時点でのイメージです。

その場合、似てくるのは19年型。19年も夏場に逆イールドが発生し、20年2月のコロナショックに繋がりました。「いや、コロナが発生したからたまたま20年に下がっただけだろう」と言われるかも知れませんが、確認のしようがないのでタラレバになりますけれど、基本的にはこの逆イールドがあったからこそコロナショックはとんでもないショック(株安)になったのだと思います。

実際、その後各国の異次元金融緩和で株価が最高値を更新したのはご存じの通り。経済活動が世界的に止まっても株価は上がったのです。ですからコロナでの株価下落も単なる口実に過ぎなかったと言えます。その是非はともかく、19年も8月をボトムに翌1月がピークでした。今年は6月ボトムからカウントすると、やはり11月がピークかなという日柄になってきます。

ただし12月から突然崩れる・・・という確証は今のところありません。1月まで崩れないかも知れませんし、もっと先になるかも知れません。イメージとしては12月以降に「崖っぷちに立たされる」ので、いつどんなきっかけで背中を押されて転落するのか・・・という状況になる、ということです。

20年の場合はそれがコロナでしたが、つまり何か「予想もしないきっかけ」が発生することで、株価が不安材料を意識して落ちる下準備が整ってしまうのが12月以降、ということです。

話を目先に戻しまして、一方今はとにかく強いと感じています。その「崖っぷち」まで登っていく段階とも言えます。何故1ヶ月上昇が前倒しになったのか、というと、信用取引状況の急速な改善と、グロース株の復調が確認できたから、です。

もし日経平均28000円を超えてきたら、過去最高に積み上がった日経ダブルインバース(1357)などの損切りを誘発し途端に日経平均をドカンと押し上げるエンジンになると思います。その他、全体の買い残自体の水準が低水準だという話も先週同様。ちなみにアメリカ株の直近の信用買い残も20年以来の低水準となっています(※ただし最新が6/21時点と、アメリカの方は集計が日本に比べて全然遅いので参考程度にしかならない)。
https://www.finra.org/investors/learn-to-invest/advanced-investing/margin-statistics

正直状況証拠としては少し弱い気もしますが、あとは市場の雰囲気と勘ですね。決算を受けても大きく下がらないので、もう「サプライチェーンの混乱や物価高で景気が悪くなる」と素直に感じている人はとっくに売ってしまっていると言えます。


新興市場も「買い」。本日の東証グロース市場指数は反発。アメリカでラッセル2000が強かったことなどで、まず買い戻しの動きになりました。本日でグロース市場のほとんどの銘柄も決算が出てしまうので、来週から一層強含む展開になると期待します。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続伸。ただ25日線に上値を押さえられ、重い展開となっています。ただアメリカでもペット保険大手Trupanionがここ2日で急伸。何とかその流れにご相伴したいところです。


日本電産(6594)は反発。何とか新年度の高値を付けてきました。最低1万円と永守会長が掲げた水準に近づいてきており、1万円を突破してからようやく日本電産復活の第二段階に入るというところです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。