先般の娘のお泊まり会話の続きです。
諸々終わって後片付けをし、帰り支度。その時、ふと夜空を見上げると、田舎らしく満天の星空でしたまあ田舎だと言ってもそこそこの街ではあるのですが、丁度大気も澄んでいて、また幼稚園の周辺に民家が少なく暗かったこともあり、珍しく星が100個以上は見えました
うわー、さっき一番星とか言っていたら、もうこんなに星が出て来たのかー・・・などとぼんやり思っていたら、キラリ一筋の光が流れていきます「あっ、流れ星」と私が言うと他のお父さんも一斉に夜空を見ますが、とても間に合うはずもなく。3回願い事を言えば叶うと言われますが、どだい間に合うわけもないですね
しかし46年生きてきて、人生で初めて流れ星を見ましたいやー、何か出来過ぎてますね。子供達はもう就寝モードに入っていたので私しか見ていないのですが、子供達にも見せてやりたかったですまあ、流れ星といっても無数に衛星軌道上に漂っている宇宙ゴミの一つかも・・・と思うと、ロマンチックさもへったくれも無いのですが
ところで、翌日。娘を迎えに行って家に無事帰ってきましたが、私の「火の神」の件に関して全然話題に振れてきません。いつもなら真っ先に「なんでお父さんが火の神やってたの」などと嬉々として聞いてくるはずなのに「もしかして私が火の神だった」というのがバレてない?・・・と思いましたが「わかってるよ。だって同じ靴履いてたもん」と
そう言われると反骨したくなるのが私。「違う違う。あれはお父さんの体を借りて、本当に火の神が降臨してきていたんだ。だからあれはお父さんであってお父さんではない」と諭すように反論。最初は「嘘だ」と言っていた娘も、父親が全否定するので「え、ひょっとして・・・」と思っている模様。それで貫き通しました今でも貫いています
ちなみに後で別のお父さんが撮影してくれたものを見てみると、私の「火の神」の演技は完全にセリフ棒読みでしたこれなら紙を見て読んだ方が、まだ声に抑揚を付けられて良かったのかも知れません・・・これで火の神が憑依したなんて、よく言えたものですね。火の神に怒られますよ(完)