KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は本日反発。前日のNYは耐久財受注において全体としては予想を下回ったものの、コア資本財が予想を上回ったことなどで3指数揃って反発。長期金利は5年債入札が弱かったことで一時3.12%まで上昇したものの、会計ソフト会社の好決算などを受けてNASDAQ中心に堅調でした。イランとの核合意が無しと伝わったことでWTI原油先物は95ドルに上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。特に前日弱かったグロースCore銘柄中心に買い戻しが強まりました。ただ28500円を意識して上値が重く。ドル円円高方向に振れたことも足を引っ張る形。一方、中国株を始めとしてアジア株が堅調なスタートとなったことで底堅さもあります。売買代金は11時時点で1兆円弱と低調。REIT指数も堅調。


投資判断は「買い」。アメリカでは自社株買いの抑制策も決定しました。来年からざっくり自社株買いの額の1%に課税という形で、まあそれで企業が自社株買いを止めるとは考え辛いものの、金利上昇も借入コストの上昇に繋がり、借入をして自社株買いを行うアメリカ企業のコスト負担が益々増すという形。その分額が減るのは間違い無いでしょう。ただ逆に今年は駆け込み自社株買いが増えるという期待感もあります。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGN160XI0W2A810C2000000/

株価も丁度その辺りで200日線に接しており、反転を呼びやすい素地があったとも言えます。翌18日にFRB当局者が相次いでタカ派発言を示してきたことも金利上昇に繋がりました。ただ以前に比べ明らかに株への反応は限定的でしたし、VIX指数も20ポイント前後とコロナ後以降では低水準のレベルで安定的。一方、恐怖と欲望指数は51とほぼ中央値の中立と、戻り局面が強く出た割にはまだ投資家の警戒感は拭い切れていません。
https://edition.cnn.com/markets/fear-and-greed

私は正直あまりアメリカ版SQのウィッチングデーを重視していないのですが、振り返れば6/17のメジャーSQ的なクアドルプル・ウィッチング・デーをボトムに株はトレンド転換しました。翌7/15は先物が含まれないミニウィッチングデーとでも言うべきものですが、それでも当時1.9兆ドルと試算されていました。翌月曜に一旦反落したものの、その後改めて買われ良い押し目を演出しました。

今月はどうでしょうか。上述したように約2兆ドルということで、7月とほぼ同程度の規模に。個人的にはやはり今回も大きなトレンド転換にならないと思います。現段階では12月の日本のメジャーSQ、そしてアメリカのクアドルプル・ウィッチング・デーで需給のトレンド大転換が起こると考えていますから、逆に言えばそれまでは大きなトレンドの転換は無いと考えています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-19/RGU8I7DWRGG001

ただ今のところ、やはり売り方の買い戻しが主体で半値戻しまで買い戻された相場展開であり、決算通過後の安心感で幾分は戻ってきた分もありそうですが「株は買いだ!」と投資家が殺到している感じはありません。それは相場の下値を脆くする反面、大きなトレンドとしては上昇持続力を示すものに思われます。

ドルインデックスはまた高値圏。米国債利払いがあるとされる中旬を過ぎた8/16時点の短期筋のポジションを見ると、ややドル買いが増え始めました。
https://imm.gradefour.net/

しかし我々は自国の大変さばかり目がいきますが、先進国の中で一番苦しんでいるのがヨーロッパ。イギリスは物価上昇率が10%超と高く、他の国も8%超の上昇。ドイツはガス本体の高騰に加えサーチャージがかかることになり、1家庭当たり年500ユーロの負担増に。またイギリスやフランスは干ばつにあえぎ、このままでは農作物に影響します。他にもイギリスやイタリアで政局不安もあり、むしろユーロやポンドはもっと売られても不思議では無いくらいです。

ドル円は結局「8月は円高」のアノマリーに抗って、再度円安トレンドとなっています。ドルインデックスの上昇に逆らえない形で、こうなってくるとドル円140円突破は時間の問題かも知れません。ただ今回の決算で「やっぱり円安は日本企業にとってプラスだった」ということが再確認されたことで、以前程は「リスク回避のドル買い」を(少なくとも日本株にとっては)嫌気されないとは思っています。

アメリカでも日本でも一つチャート的な達成感が出ています。アメリカは半値戻しや200日線到達。日本の方は昨年末水準の回復といったところで買いの手が一旦緩んできています。8/10の消費者物価指数発表前にグロースが警戒されて先んじて下落したように、今回もグロースが先んじて売られて来ました。

NT倍率は高水準ですが、9月に入った辺りで変調が出てくるかも知れません。というのは、ファーストリテイリング(9983)が今月が期末になるわけですが、それに合わせて今は空売りの名義戻しの買い戻し需要が8月末に向けて出ていることで相場を引き上げています。それが一つ消えます。


新興市場も「買い」。本日の東証グロース市場指数は続伸。アメリカの長期金利が上昇してもNASDAQが上昇したことで、出尽くし感が出てきている形。中小型株指数のラッセル2000がしっかりしていることも安心感に。まだ週末のジャンクソンホールやPCEデフレーターを通過するまで油断はできませんが、それらを過ぎれば改めてグロース株優位の展開になっていくと思います。


ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は続伸。7月高値→8月安値の半値戻しを達成し、8月の高値をとってきました。指数的にも安定感のあるスタンダード市場に属しており、中でも利回りがしっかりして買い安心感のある同社には買いが向かいやすいと見られます。

ヴィッツ(4440)は反落。今週に入ってから底離れの動きとなり、こちらも8月の高値を取る動き。日野自動車(7205)の不正拡大から自動車関連株は全般的に弱い動きになっていますが、やはりスタンダード市場の安定感も背景にあると思います。75日線を明確に突破できれば、1000円での下値は固まったと認定できると思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。