KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均の銘柄入れ替えで売り観測も反発!

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日経平均は本日反発。前日のNYはお休み。ヨーロッパ株は金曜のガスプロム停止による下落リスクを織り込めなかった分、3%高していたドイツDAXは2%超の急反落。イギリスでは保守党の党首選で女性のトラス外相が選出されましたが、大方の予想通りでしたけれどイギリスFTSEはご祝儀か下げ幅を縮小しプラ転。しかしイギリスって女性の首相が多いですね(3人目)。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。その後は一転売りに押され、日経平均の銘柄入れ替えに伴う5200億円規模の売り圧力なども意識されましたが、採用銘柄が売られ、除外銘柄が買われるアク抜けの形。間も無く売り一巡となると、グロースCore銘柄から先行して買い戻しが入り再度プラ転。27800円を回復する場面がありました。

売買代金10時時点で7000億円弱と薄め。REIT指数も堅調。


投資判断は「買い」。昨晩はお休みでしたが、アメリカはジャクソンホール以降全く上がれなくなってしまいました。私自身「何故パウエル議長の姿勢が変わったわけでもないのにこんなに売られるのかわからない」と書いていますが、こういう時の下落こそ深刻なものになりがちなのかも知れません。

輪を掛けてNVIDIAが売られ、半導体株売りに繋がりました。特に東京エレクトロン(8035)など指数寄与度の高いところに強く影響している形。

月初からの世界的な株安は幸先が悪く、投資家を落胆させます。月初は機関投資家のリバランスが起こりやすいので、足元世界的に債券が下がっていることでポートフォリオバランスを維持するために株も売られやすいという面は確かにありそうです。

ただその割には、MSCIのリバランスや円安に助けられているのか、日本株は相対的にしっかりしています。アメリカ株もすっかり動きが弱くなりましたが、夏休みモードは昨日のレイバーデーまでとされています。

そもそもついこの前までリセッションを警戒していたくせに経済指標が良いからといって下げるアメリカ市場、株が下がって「好ましい」と発言したミネアポリス連銀総裁、何か無茶苦茶ですね。原油価格が下落してもインフレ懸念が高まっており、一体何がどうなったら株が上がるのやら。どうも全般的に薄商いの中でチグハグ感や「雰囲気で適当にやっている感」があります。

クリーブランド連銀総裁も「我々は利上げを続けなければならない」というタカ派コメント。まあここ最近の常套文句ですね。しかしFRBの連中が株安を歓迎している、ということですが、大概政策の首脳陣が思う方向に逆に動くのが相場。勿論ファーストリアクションとしてはその通りに動きますが、次第に逆張り投資が増えて耐性が出来、やがて首脳が考えるようなシナリオにはならないのが常です。

それにしても、最近ドイツの長期金利アメリカの長期金利が引っ張られているというのはいかにも材料難な感じがします。今までのアメリカであれば他国がどうなろうとアメリカの経済自体がしっかりしていれば、泰然自若としていましたから。

実際にどうかは別として市場解説で「ドイツの長期金利アメリカの長期金利も引っ張られている」とされれば、それが「真」になって動くのが相場です。随分知覚過敏になっている証拠でもあります。

8月の日経平均は残念ながら3万円から随分離れてしまいましたが、月間ではプラスで終わりました。ただ後半の失速で上ひげが伸びた月足。一方、アメリカ株は今年は2月以降月間マイナスとプラスを交互に繰り返しており、先月は「予定通り」マイナスの月となりました。であれば9月はプラスの月となるはずですが。

スケジュール的には明日訪日外国人観光客の一日の入国上限を2万人→5万人に拡大。しかし現在でも上限に全然足りておらず、7月は一日あたり5000人弱。入国審査や国内旅行のコロナ規制を緩和しないと意味が無いのですが。

市場的に最もホットなのがスタンダード市場。先に示したように指数的には今一番強く、値上がり率ランキング上位にストップ高銘柄が目立っています。ただしそれらのほとんどが過去に出来高が無かった銘柄であり、特段材料も無く上がっているので仕手株であるのは疑いようもありません。まあアメリカでもミーム株がまた盛り上がってきていたりするので、洋の東西を問わずに個人投資家はこういう銘柄が好きですね。

少し前の記事になりますが、心に残ったのは「格差社会ボラティリティの大きい銘柄を選好する個人投資家を増やしている」というもの。格差が大きいとされる韓国の個人投資家のTesla株保有割合が高いということで、人生の一発逆転を狙おうとする心境はよくわかります。しかしまたそれが格差を一層広げていると思いますけれど。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-08-24/RH3ITTT0G1KW01

先々週末時点の裁定残高は買い残1.4兆円に対して売り残0.3兆円の差し引き1.1兆円の買い長。前週に比べて421億円減りました。あまり大きな変化は無いですね。


新興市場も「買い」。本日の東証グロース市場指数は続伸。昨日個人的にビックリだったのがマザーズのプラ転でした。投資主体別売買動向でも外国人の売りが目立っていたように、特にグロースの中でも外国人投資家の影響度合いが高いCore銘柄の戻りがしっかり。時価総額の大きなところにスター株が生まれれば、またグロース市場を牽引してくれるのでしょうけれど。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は堅調。9月に入って日が浅いですが、何とか下値切り上げの展開が続いています。1日に639円で10万株以上のクロス取引が出ましたが、そこでようやく大口の売りが一巡したと期待したいところ。なお同業のアイペットHD(7339)は先月末から強い動きが出て来ています。


トヨタ(7203)は反発。本日はやや円高方向に振れましたが地合に支えられしっかりした展開で、節目の2000円を意識した動き。子会社の日野自動車(7205)も一年は販売停止が続くということですが株価は安定してきていますし、トヨタの方は半導体不足の緩和でここからは生産が戻っていく方を前向きに捉えられ始めている印象です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。