娘が寝る前には、布団でお話をするのが日課。昔は「有り物」の話、すなわち桃太郎や浦島太郎で済んだのですが、最近は即興でお題を出されて、それで話を作らないといけない感じになってきました例えば「トリケラトプスの群れがお菓子を取り合ってケンカする話」という謎の設定が最近のトレンドなのですが、毎回毎回違う話を要求されるのです
私も眠いので、それで話を考えるのは相当に大変です昔、笑福亭鶴瓶と桂ざこば両師匠の番組「らくごのご」という番組で、客席から出された3つのお題を元に落語を即興で作らないといけない、というものがありましたが、特に鶴瓶師匠の凄さを垣間見られる希有な(?)番組でもありました
まあ私の場合は必ずしもオチを付けなくても良いのですが、プライド的なものから、できる限り「なるほど」というような感じの話にしたいのです。ひょっとして、私のこの話から娘の性格や思考にベクトルを与え、将来に関わってくるかも知れない・・・などと勝手に自分にプレッシャーを与えてみたり
ただ厄介なのは「既存の話のアレンジはNG」というルールがあり、また途中で娘が「ここで○○が××して・・・」などと、物語に勝手に改編を強いてきたりします。だから余計にすんなりいきません対応力が常に要求されます。寝る前なのに、頭をフル回転させないといけません。拷問に近いです
そして、更に厄介なのは娘がそれで盛り上がって寝ないこと結局30分くらい話をさせられた挙げ句、嫁にバトンタッチということがほとんどです一体いつまで要求され続けるのでしょうか・・・