KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

GAFAMはApple株に救われる

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日経平均は金曜続落。前日のNYは7-9月期GDP速報値こそ市場予想を上回ったものの、Facebookの決算を受けた暴落などでNASDAQS&P軟調。スイスではクレディスイスが大規模増資などを受けて暴落し、長期金利も3.9%まで低下したものの銀行株はしっかりでダウは続伸。引け後に決算を発表したAmazonはクリスマス商戦見通しが悪く時間外で12%超の暴落。Appleも小幅安に。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただ27000円割れまで売り込まれた後は買い戻しの動き。感染者数の増加で再ロックダウンを警戒した中国株が軟調な動きになったものの、5日線まで戻す動きになりました。

昼に日銀金融政策決定会合の結果が出て予想通り現状維持となり、アク抜けから為替はやや円高方向に反応。それを受けて安いスタートになり、また香港ハンセン指数が下げ幅を拡大するに合わせて日本株も売り直しの動き。最後はまた寄り付き水準まで押し戻されて十字線となりました。

売買代金は5.8兆円で引けにTOPIXリバランスで3兆円程出来、結果歴代2位の水準とのこと。REIT指数は続伸で200日線まで回復。


投資判断は「買い」。金曜のNYはPCEデフレーターが予想を下回ったことや、結局Appleの決算が前向きに捉えられたことなどから3指数揃って堅調。VIX指数は25.8ポイントに低下。WTI原油先物は中国のコロナ規制拡大を嫌気して88ドル台に小反落。それらを受けた日経平均先物は27530円となっており、週明けの日本株は堅調なスタートが予想されます。

先週の話題は為替介入よりも中国株の急落でした。共産党大会が終わり、さて習政権異例の3期目スタート・・・というところで、特にハイテク株の大幅下落。既に先週末からNASDAQゴールデンドラゴンチャイナ指数が急落していましたが、アリババなどの株価が特に大きく売り込まれる形になりました。

日経がこのところ「ゼロチャイナ」で特集記事を組んでいるように、台湾侵攻→西側諸国の中国外しが強く意識されるような流れになっています。トランプ政権時代から中国に対する締め付けが強くなりましたが、政権交代後は一段と厳しくなり本格化してきた様相。

さしあたりマーケットとしての中国は、当然まだまだ残っています。アメリカ企業も別にiPhoneの販売を止めたわけではないですし、Teslaも中国ではむしろ値下げが伝わるなど、製品レベルでは交流は止まっていません。中国のGDPはインフラ投資などの積極策で予想を上回り、景気はそこまで落ち込んでいないようでしたが、実際は数字の中身にも忖度があるのでしょうか・・・。

一方、半導体TSMCが日本に追加設備投資報道が伝わりましたし、アメリカも中米での半導体投資を進めるという動き。製造面から脱中国を進めつつあり、業態や企業によってはむしろ恩恵もあるかも知れません。それに対して習政権がどう反応するかというところを探る感じになっています。

そして中国株に投資できなければ日本株への投資という流れも出来つつある印象。特にMSCIなんかは、これまで日本企業の採用がドンドン減っていきましたけれど、今後は中国株の代わりに増えていくことになっていくのでしょうね。

日経平均のチャート的に先週は結局ほとんど寄り値と引け値が一致の十字線。先物主導で「値」に注目した売買が主体だったということになります。足元では10月は下値切り上げ、上値は27400円辺りの三角持ち合いを形成しており、各移動平均線の抵抗力も意識される展開です。

個人的には一目均衡表に着目。11月に入ったところに雲のねじれがあり、ここが上抜けの急所であるように思われます。実際に上抜けられるかどうかは決算の進捗に因りますが、来週はまずその水準を目指して買われる動きになると見ています。なので三角持ち合いは下放れより上放れの確度の方が高いという印象です。

またアメリカでもNYダウが200日線を越えてきましたが、こちらは先にも説明したように、今年の損益分岐点ということになります。TOPIXの方はまだ200日線に上値を押さえられている位置。

一方、アメリカではVIX指数が未だ25ポイントとなかなか下がらないように、日本でも指数がどうもフワフワとしている印象で危うさもはらんでいます。もう少し地固めが必要ですね。

個別では今週インバウンド関連株が総じて安くなりました。足元でまたコロナ感染者数が拡大してきたことが売り材料になっています。本質的には再鎖国なんて考え辛いですし売られる筋合いは無いものの、まあ今は地合も良くなってきたので敢えてインバウンド関連株を買わずとも・・・という雰囲気になってきたのは確かです。良いきっかけ売りという話でしょう。

先週末時点の信用倍率は前週4.3倍→4.5倍に。下げ局面で買い残が増えました。


新興市場も「買い」。金曜の東証グロース市場指数は反落。毎回言っていてすっかりオオカミ少年化していますが、引き続きグロース株に着目しています。東証グロース株指数は各移動平均線を上回っていますし、マザーズ指数は最後の難敵200日線を突破。一般的に決算シーズンが始まる前はグロース株に資金が向かいやすい時期でもあり、ここを上抜けてグロース主導で上昇していく展開を想定します。

中でも大型のグロースCore指数の伸びが大きくなっています。金曜もCore指数は反発。Core銘柄は流動性の大きさから外国人投資家が投資する余地があり、つまりは外国人買い、または個人投資家の買いの両方のバロメーターにもなります。このグロースCore指数に個人的には注目しています。


ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は続伸。そして金曜引け後に決算を発表。大幅増益での着地ではありましたが、2Q進捗率の低さが嫌気されて売られる動き。ただ例年2Qは最も営業利益が低くなる季節性があり、例えば前年の上半期の営業利益進捗率は36.4%でした。一昨年は29.7%。対して今年は46.5%ですから、これはむしろ上方修正期待値が高まったと言えます。


ヴィッツ(4440)は反落。前日は「自動運転レベル4、23年4月公道走行解禁へ」と伝わり関連株としてイーソル(4420)と共に買われましたが、材料的に長続きせず。まあ確かに売上貢献はまだまだ先でしょうから当然の動きですが、今後小出しで進捗状況が伝われば、小型株ですしその場面場面で一々反応するかも知れません。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。