本当にゲレンデが溶ける季節までかかってしまった娘のスキー話もいよいよ佳境です。
麓のインストラクターの話や、滑り降りてきた斥候のママさんの言から推察するに、あと30分くらいで滑り降りてきそうな感じでした。当初1時間半くらいと言われていたのが30分も短縮順調なようです
外で子供の戻りを心配そうに待っていた同じクラスの見知らぬ別のママさんに「どうやらあと30分くらいかかりそうだから、もう少しレストハウスで待っていた方が良い」と助言しました。それが他のママさんにも伝播し、皆ぞろぞろと一旦レストハウスに引っ込みます。
ところが15分くらいすると早くも「来た来た」という声が聞こえました。もう先頭の子が視界に入るくらいのところにやってきています私の助言のせいでシャッターチャンスを失いかけたママさん達にバツが悪く、私は慌てて飛び出しました
視界に入る子が2人、3人と増えると、その後は加速度的に増えてきて、一気に30人の子供の集団が全員「ハの字」を保ちながら、ゆっくりと滑り降りてくるのにが見えましたこの光景は妙に圧巻。感動・・・というか、大昔の角川映画「天と地と」で騎馬隊が丘の向こうからドドドっとやってくるシーンのような、そんな圧がありました
そして我が娘も無事到着特に疲れた様子もなく。「転んだ?」と聞くと「転んでない」という返事。実際は2、3度転んだようですが、基本的には全員スムーズに滑ってこられたので、予定時間の半分くらいで超順調に滑り降りることができたのは事実。「これまでの生徒さんに比べ、皆さん上手です」というインストラクターの人の言はお世辞ではなかった模様。うーん、早くも父親超えの見事な滑りっぷりでした(つづく)