KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

TOPIXは33年ぶりの高値を目指す

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日経平均は本日続伸。前日のNYはNY連銀製造業景況指数が予想を大きく下回ったものの、Facebookのメタがアナリストによる格上げを受けて買われたことや、Microsoftアクティビジョン買収をEUの方は承認したことなどで、NASDAQ中心にしっかり。半導体関連株指数のSOX指数も2.7%の上昇。3指数揃っての上昇となり、ダウは6営業日ぶりの反発となりました。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。TOPIXが21年ぶりの高値を上回り、33年ぶりの高値を更新したことで一旦出尽くしの売りが出る形。ただ日経平均は改めて高値を目指し29900円に接近。売買代金は10時40分時点で1.5兆円弱と活況。REIT指数は反落。


投資判断は「やや売り」。直近の米国債のショートポジションはまた膨らみ、また過去最大を更新とのこと。一方、これだけショートポジションがあれば、6月期限の債務上限問題が多少長引いても緩衝材となってくれる(売りが先んじて出ている分、影響が減じられる)ような感じもします。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-08/RUBWI3DWX2PS01

アメリカは債務上限の期限が刻一刻と迫ってきていますが、まあ政府閉鎖自体は最近各政権時に一度はやっているので、恐らくは6月1日を迎えてもまだ妥結しないでしょうね。

そうなってくると売り方が俄然張り切りだすと思います。今は地銀空売りでプレッシャーを与えているようですが、そろそろ見て見ぬふりもできなくなってくるのではないでしょうか。引き続き油断はしない方が良いと思います。

ただ結局地銀から流出した預金は大手行に回っていますし、信用不安は地銀に限られるとの指摘もあります。4月からAppleが始めた預金サービス「Apple Card Savings」には開始から4日で10億ドルもの資金が流入したとか。その一方で52.5億ドルの社債による資金調達も行っており、受け皿の一つとなっています。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-08/RUCALHDWX2PS01

この辺りもGAFAMの強さ、NASDAQの高値更新に繋がっていると見られます。こうなってくるとAppleなんて「Too big to fail」ですから、債務上限問題に揺れるアメリカ国債以上の信用力があるのかも知れません。

他方、そういった「大きいところに資金が集まる」動きが債券市場に出てくると厄介です。アメリカの地銀が破綻回避に動いてハイイールド債や商業用不動産を投げ売りし出すとどうなるか。もう一つの受け皿となっているMMFを通じて足元世界的に買われている株価は、結局今後急落のための発射台を高くしているだけなのかも知れません。

幸い、まだハイイールド債には崩落の動きが出ていませんが、この辺りが突然売られたりするようだと厄介です。常に注意して見ておくべきでしょう。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/HYG:US

最近の気になるニュースとしては、アメリカのCDSが急伸。債券がデフォルトした場合の保証料ということですが、期限とされる1ヶ月もののCDSは過去最高になったのだとか。アメリカ国債のデフォルトはさすがに現実的ではないものの、日が近づくにつれ煽ってくる売り方の存在感は日に日に大きくなるのでしょうね。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-11/RUGRMWDWRGG001

もう一つはオイルマネーアメリカ株を空売りしているという話。数10億ドル規模の空売りということですが、こういう動きが出てもアメリカ株がしっかりしているという辺り、将来の買い戻しに繋がり、思わぬ株高に繋がる可能性もあります。任天堂(7974)に対する買いといい、相対的に日本株を買っている外国人投資家の正体はアラブの石油王なのかも知れません。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-05-10/RUG3WNDWRGG001

先週末時点の裁定残高は買い残1兆円に対して売り残3,414億円で、差し引き6,784億円の買い長。前週に比べ1,418億円増えました。わずか2日間での上昇でしたが、この裁定買いが押し上げた面もあるようです。


新興市場は「やや売り」。本日の東証グロース市場指数は反落。大型株市場とは真逆に売られる形。こちらも大型株はしっかりでCore指数はプラス圏を保っているのですが、アメリカ同様に小型株が弱いという形です。決算一巡で失望感が全体を覆っている感じ。200日線から離れてしまうときついですね。


ポートフォリオ銘柄】

北陸電力(9505)は続伸で年初来高値更新。6月から家庭用電力料金の引き上げが認められたとの報道もあり、電力株が業種別値上がり率ランキングトップに。毎年の風物詩ですが、今夏も節電節電の夏になりそうですね。


Deere & Company(DE)は反落。穀物価格は少し下げ止まりつつありますが、農機製造メーカーには重い評価が続いています。国内でもクボタ(6326)は1Q大幅増益決算だったものの売られる動き。Deereもドル安に振れている分は追い風になっていると思うのですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。