KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は本日続伸。前日のNYはバイデン大統領が債務上限問題に関して合意を得られると楽観的な観測を示したことで3指数揃って上昇。電動ピックアップトラックの納入を年内に開始すると伝わったTeslaが4%超の上昇。長期金利は3.57%に上昇。NASDAQはまた年初来高値更新となりました。VIX指数は16.9ポイントに低下。WTI原油先物は72ドル台後半に上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円が137円台後半にまで円安が進み、夜間の先物が既に30500円を突破していたこともあり、一気に上値を追いました。ただ30600円を超えたところで一旦買い一巡感。30500円水準での攻防となっています。売買代金は11時時点で1.9兆円台と活況。REIT指数は続落。


投資判断は「やや売り」。日本株は調子良く上がっていますが、アメリカの方はNASDAQはともかく、それ以外は上値の重い展開が続いています。ただ大きく下がるわけでもなく、本当は上に行きたいけれど地銀懸念や債務上限問題が気になって伸びきれない・・・といった雰囲気。

地銀の経営不安も底流にありますが、そもそも長短金利差で稼ぐのが銀行の基本的なビジネスモデルなわけですが、逆イールドが常態化している中で銀行経営が無事なはずもなく。地銀への空売りを規制しようとかいう動きがありますが、本質的な解決策ではありません。

確かに株価が下がると不安から預金が流出しやすくなると思いますが、株価が低迷し続けているドイツ銀行なんてずっと無事。G7で金融不安阻止で協調と話がまとまったということですが、震源アメリカに債務上限問題すら解決できていない中で、抜本的な解決策が講じれるのかどうか。

そしてアメリカの経済指標も、決して好調とは言えない数字が続いています。雇用統計こそ良かったものの、それ以外の指標で目立って良いものはありません。まあその過熱する景気を冷やすためにFRBがやっている利上げなのですから、上手く効いているという点では前向きに捉えて良いのかも知れませんが。

昔から無駄に主張していますが、そもそも雇用統計に過剰反応し過ぎなのでしょう。雇用統計はアンケート調査で、回答率は6割にも満たないのだとか。だからこそ翌月に前月分が修正される余地が多くあり、これを信用して株や為替が動くのはどうなのか。今の相場は色々といいとこ取りで、金利が下がったからまたGAFAMを買うとか、銀行不安があるから利下げ期待感が高まっているとか、後付けで色々と語られることが多いように思います。

一方、長期金利は安定しているとも言えます。ドルインデックスは上昇し、1ヶ月ぶりの高値水準に。チャートだけで判断すれば、101ポイント辺りでのダブルボトムを形成したと言えそうです。先のブログでも示したようにアメリカ国債のショートポジションの大きさや、為替短期筋のユーロ買いポジションが高水準であることから、それらの反対売買によりドルが改めて買われやすい環境でもあると言えます。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

ただ債務上限問題などで6月にかけて引き続き重くなってくるでしょうから、積極的なドル買いは起こり辛く戻りは限定的。短期ドル売り筋のふるい落としに過ぎず、直近付けた103ポイント辺りが目先の天井とは思いますが。

ともあれ目先はそういったドル高もあり、商品市況は改めて全般的に下落基調。特に銅の価格下落が目立っています。中国の成長鈍化懸念が背景にあり、この辺りも世界的な景気減速懸念を強く印象付けます。5月に入ってからはビットコインも元気がありません。

スケジュールとして、本日はアメリカで中古住宅販売件数。フィラデルフィア連銀製造業景況指数の発表があります。決算はウォルマートアプライドマテリアルズ。

19日(金)は広島でG7首脳会合。バイデン大統領が核廃絶のメッセージをロシアに向けるかどうか。アメリカではウィッチングデー。またNY連銀総裁など高官のコメントが相次ぎます。

5月に入ってからは確かに「日本株買い」が鮮明になってきたと見られます。まあ日本はゴールデンウィークの間の上下を受けなかったので、先週からという言い方の方が正しいかも知れませんが、これまで強かったヨーロッパ株も上値が重くなってきた中で日本株は逆行高を続けています。5週連続高、連続陽線となっていて、上値の節目も抜けていく展開。ドル建ても順調に抜けて、ケチの付けようがありません。

本日引け後にも最新のものが出てきますが、5月第1週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を1,602億円の買い越し。先物は3,005億円の買い越しということで、合計4,607億円の買い越し。これで5週連続の買い越しとなっています。新年度に入ってから怒濤の外国人買いが日本株を押し上げている構図。負けじと(?)売り続ける国内勢。最終的な軍配はどちらに上がるのか。

なおグロース市場に関しては外国人投資家が現物を39億円の売り越し。こちらは相変わらず売っています。


新興市場は「やや売り」。本日の東証グロース市場指数は反落。引き続き大型株市場とは真逆に売られる形で下落率1%を超える場面がありました。やはりこちらも大型株はしっかりでCore指数はプラス圏ではあるのですが。200日線から下放れつつありますが、スタンダード市場で仕手株が一斉に崩れた影響もあり、個人投資家は益々困窮している印象です。


ポートフォリオ銘柄】

トヨタ(7203)は続伸。朝方発表された貿易統計において、自動車の輸出が欧米向けに特に金額ベースで伸びていることが確認されたこともあり、本日は自動車株がしっかり。そもそも市場を牽引している大型株で円安でもありますから、それを考えると弱いとも言えます。足元の勢いを利用して200日線突破なるか。


北陸電力(9505)は反落。昨日強かった分の反動が出て、本日は電気・ガスセクターが業種別値下がりトップ。同社も値下がり率ランキング上位に顔を出しています。昨日の出来高を伴った上ヒゲを見るとひとまず売りの流れではあるのですが、ボリンジャーバンド+3σ突破した後の過熱感冷ましが終われば、改めて上値を追うと思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。