個人的には昨年11月後半から良くないことが続いています。なのでブログでも最近暗い話しか書いていないように思います。
まずはブログに書いた同僚の逝去→脳動脈瘤疑い→年末のインフルエンザ感染→元旦の震災、大江英樹さんの逝去。細かい点では歯の詰め物が取れてまた歯医者に行かないといけなくなったことや、色々議論もありますがダウンタウンの松ちゃんの活動停止も非常に残念です。そして昨日は母がまた心臓が痛い、冷や汗がすごく出たと言い出して救急外来まで車で連れて行きました
正直毎年1~3月の恒例行事化していて、冬になったら寒さで起こるので、私は今年もあるんだろうなとは思っていましたが、暖冬の割には早くやってきました。ただ毎回結局診察の結果何ともないので、今回も何とも無いだろうなとは思っていましたけれど、今年はとにかく年初からロクなことがないので少し不安ではありました。幸い、今回も何ともありませんでしたが
しかし本当に最近は良いことがありません前向きに考えれば、どれも私自身の生活には致命的な出来事ではなく「最悪」までには至っていないこと。人生、突然最悪な事態が訪れることはいくらでもあり得ますから、そうなっていない点は感謝しないといけないのかも知れません。
この中で案外・・・と言いますか、私に一番ズンと効いているのが大江さんの逝去です。同僚の逝去は正直心の準備が出来ていましたから、そういう意味でショックは平準化できていました。大江さんの方も71歳という年齢を考えると多少致し方ない点はあるはずです。しかし色々大きな嫌なことが起きた、最後に出てきた極めつけであり、気持ちが大きく沈みました。今もどんよりしています。
大江さんは昨年まで本当に元気なシニアで私の憧れのシニア像でもありました。そんな大江さんも突然病に冒されて亡くなるのか・・・。改めて思い知らされました。となると、私の人生もあと何年あるのやら、と。今までは漠然と70歳、80歳くらいまでは・・・と思っていましたが、ふと気付くとあと干支が二回りくらいしかないな、と。
毎日あっという間に過ぎて、気がつけばもうサザエさんが放映ってる・・・と感じる日々。漫然と流され、日々が過ぎている感じがします。24年前の2000年の頃に比べると確かに私は成長していると思えますが、そのスピードは次第に鈍く。
身体もあちこち不都合があって今までのようなパフォーマンスが出せない。であればあと24年で一体何ができるのか、生きた証として何を残していけるのか、と考えると焦りのようなものも出てきました。夜も眠れないくらい。
こういう時、気持ちの「逃げ口」として子供の存在は大きいです。子育ての大変さのリターンは、ここにあるように思います。この子を育てるために残りの人生を捧げて、次の世代にバトンを渡すのが私の役目と考えれば、何かを残したと言えるような気持ちになります。
そう考えると、普段叱ってばかりの娘に、もう少し優しくしてやらないといけないなと・・・思いつつ、結局叱ったり。ともあれ今までの人生は「ピンチの後にチャンスが来る」人生でもありました。これくらい嫌なことが続けば、あとは良いことしか起こらないことを願うばかりです。