前回の地震保険話の続きです。
それからも診断士の方の調査は続きます「家の中で休んでいていただいて結構ですよ」と言われました。確かに仕事をしているところを見られるのは嫌でしょうねただ私は興味半分と無言のプレッシャーを与え続けなければならないという気持ち半分で、調査の流れを見守っていました当時はまだ真夏ではなかったものの、初夏の日差しがきつい中で、お互い消耗戦です
診断士の方は脚立を使って屋根の上に上ってくまなく調査したり、雑草がぼうぼうの庭に出て、我々がここ10数年足を踏み入れていないような狭いところに潜り込んだり本当にくまなく調査しているようです汗だくになりながら大変な仕事ですそんなこんなで1時間程の調査が終わりました
終了後に「これで決定ではないものの、一応本日の判定としては一部損が認められます。満額保険金の5%ですね」ということで、一応少しはお金が下りることになりました。私もホッと一安心母が書類を記入している間、お茶を差し出して和解の(?)雑談をしました
その保険会社は中堅なので、全国に支店があるわけではないから名古屋からやってきたとのこと。一週間前までは能登震災に対応するため金沢の方に出張所を設けていたが、丁度撤退した後だったので、今回わざわざ名古屋からお越しになったようです無論、この家だけではなく、他にも金沢の方で別件の診断があるので、この後すぐにそちらに向かうとのこと
能登の状況も伺いましたが、やはりまだまだ復興どころか、復興の前段階にすら至っていないようでした何とか能登の方達の日常が少しでも早く戻れば良いのですが
ところで今回、母がかんぽの方の地震保険にも入っていて、二つ入っていることが発覚地震保険は二つ入っていても意味がないので(ちゃんと保険会社側で情報をやりとりしているそうです)、解約しないといけないのですが・・・高齢になってくると何もかも面倒くさがってやっていません。こういう無駄な保険いっぱいあるんでしょうね・・・(完)