KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

FOMC無事通過もドル円は150円割れ

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前日のNYはFOMCが予想通りの現状維持で9月利下げの示唆もあり3指数揃って上昇。商いは活況。長期金利は4.11%に低下し、マグニフィセント7が総じてしっかり。特に前日下落した半導体株指数のSOX指数が7%の急反発。AMDが売上見通しを上方修正したことなどでNVIDIAが12.8%の急騰となりました。中東懸念の高まりでWTI原油先物は78ドル台後半まで急騰。ドル円は150円割れ。


投資判断は「売り」。アメリカはともかく、日本を含めた海外はまたトランプ氏が大統領に返り咲けば、また他国窮乏化のアメリカ第一主義になるということで、資金が逃げている可能性があります。

しかしトランプトレードは、今度はそれがひっくり返った時のことを考えないといけなくなってきました。それを「もしトラ」転じて「もしハリ」と言うのだそうですが、まあまだそれを心配する段階ではありません。ただ今は熱狂過程にありますが、熱狂は必ず冷めます。勿論、まだ先の話ではあるので、今はその熱狂に身を任せておくのも良さそうですが、頭の片隅において冷静さを保つことが重要でしょう。

そもそもトランプ氏の発言がそれぞれ影響するのであれば、氏は「9月に利下げするな」とも言っており、であれば長期金利の上昇やそれに伴うドル高が誘発されてもおかしくありません。しかし長期金利は低下しています。ところが円高に振れているという辺りに、先のアメリカCPIから諸々のトレンドが変わったことが示されている感じです。

毎回繰り返す私の持論ですが「相場は動きたい方向に動く」だけなので、材料は後追い、後付けに過ぎないもの。そもそもトランプ氏が大統領に決まったわけではないですし、そもそも大統領になったからといって全てが実行できるわけではありません。実際、前回大統領だった時に、大統領令こそ乱発しましたが、彼の公約はほとんど実行できていません。

CPI発表前の4/10時点で2年金利と10年金利の差、逆イールドは0.34%だったのに対して、今は0.22%と縮んでいます。これは景気の正常化を見ている、というわけで、ダウを構成するキャタピラーボーイングのようなオールドエコノミー系、または中小企業のラッセル2000に買い戻しが入っています。マグニフィセント7も勿論成長は続くでしょうが、それはもう十分織り込まれ過ぎており、資金の行き場がなくて過剰に投下された分が回収されている段階と言えます。

ただこのマグニフィセント7は世界中からドラゴンボール元気玉のように(?)資金を少しずつ集めていたので膨大であり、ダウやラッセル2000の銘柄では受け皿にはなりきれません。なので、一部は改めてマグニフィセント7に回帰するでしょう。だけれど、これまでのような元気玉はできないとは思います。あくまで投資家の嗜好(思考)が変わっただけで、パニックで株式市場から資金が逃げ出しているわけではありません。MMFも潤沢ですし。

実際、CPI後、長期金利が下がった局面でもマグニフィセント7が下がりました。金利が低下してきたのに、やっぱり下がっています。AppleはインドでのiPhone販売が好調と伝わったのに下がっています。Amazonプライムデーの売上が好調だったのに下がっています。NVIDIATSMCの売上見通しが好調なのに下がっています。おまけにNetflixは会員数の伸びが好調だったのに下がりました。

Teslaはマスク氏がトランプ支持を必死に訴えていますが、EV化逆風の流れも嫌気されています。やはりCPIの11日に大陰線を付けたのが象徴的です。GoogleMicrosoftも決算を受け、やはり足元弱い状況。

大きな流れはやはりCPI、そしてトランプ新大統領を意識して変わってしまったと考えるべきで、ハイテクからの資金移動(ポートフォリオリバランス)は続くと思っています。

変わってしまったのは株式市場だけではなく為替もそうで、ドル円は介入後の17日の二段下げが効いたように思います。これで年内160円より上はないのではないかと思うのですが。これくらいで安定した方が、恐らく企業も設備投資計画を立てやすくて良いのではないかと思いますけれど。

東京エレクトロン(8035)は7/18に大きく窓を開けて急落となりました。結果、2/13~7/17を巨大な離れ小島とした「アイランドリバーサル」が出現。ということは私の法則では32000円の窓埋めまで「いずれ」戻すはずですが。

TSMCの決算自体は順調。ただトランプ氏の「台湾も(半導体で稼いだ金で)防衛費を払え」発言や、対中輸出規制強化の話もあって、素直に受け止められない面もあります。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反発。高値引けでしたが、プラス圏になるのがやっと。売買代金は1009億円と低調でした。日米の金融政策を受けて大型株の方が値動きが激しく、小型株の妙味が薄いですね。ここから控える決算にも警戒感が漂っています。


ポートフォリオ銘柄】

ブロードメディア(4347)は昨日続落。前日に発表した決算が嫌気されました。元々div社買収により減益が想定されていたことで想定線でしたが、地合の悪さも重石に。そもそもここの株高は業績云々ではなく、アクティビストの買い占め合戦が背景にあるので、この辺りの継続性に注目です。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日反発。商船三井(9104)が予定通り上方修正と増配を発表し、海運株の上昇に繋がりました。またこにきて中東情勢の緊迫化も刺激材料に。15連続陰線の後は3連続陽線となっており、流れが変わったのでしょうか。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は早くも7月の成績発表です。お楽しみに!

株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。