★☆★☆ 投資セミナー開催!
ラジオNikkeiや日経新聞など各メディアでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!
馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html
内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :9月21日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円
事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。
詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/6725822c5b47295819a16f87dcff2c3f/
当然私も参加します(^_^)/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
昨日のNYは3指数揃って大幅続落。ISM非製造業景況感指数は予想を上回る51.4だったことで一旦買い戻しが出たものの、引けにかけて売り戻しの動きが出ました。売買高は大活況。長期金利は3.78%に低下。2年金利との逆イールドは瞬間解消する場面がありました。NVIDIAは6.4%安となりましたが、買い戻しが出て窓を埋める動き。
投資判断は「中立」に。昨日の歴史に残る大暴落で、とりあえずメドとしていた高値から25%下落は実現したので、遂に投資判断を引き上げました。ただ混乱はまだ尾を引くと思うので、とりあえず中立にしておいて、またそのうち明確な投資方針を示します。
ところで最近は大規模なサイバー攻撃やシステム障害が本当に多い感じです。生成AIは期待通り無事問題無く発展するのでしょうか。まあ私の心配などは余計な老害の勘ぐりに属し、人類の叡智が新技術の開発に注ぎ込まれているので問題無いかも知れません。
生成AI以外にも技術の進歩はすさまじいです。先日、ネットで流れてきた中国Baiduの自動運転タクシーの動画を今更ながら見たのですが、もう普通に町中をビュンビュン走っています。日本だと「事故を起こしたらどうするんだ」ばかり話がいって全然進まないことが、良くも悪くも人権意識が低い中国では、簡単に試すことができる。この差は極めて大きく、日本のノロノロと誰も通らないような田舎道を走る自動運転では到底追いつくことができないと思わせられます。
↓Baidu自動運転動画
https://www.youtube.com/watch?v=u05ZNPN_f0g
これらを目の当たりにすると、そりゃアメリカは中国の開発力を、少しでも遅らせたいと思うのは当然。所詮は時間稼ぎにしかならないけれど、今や中国は月の裏側にまで無人機を着陸させることができる程の技術力を持ち合わせています。これらを組み合わせることで、最強のドローン兵器を開発することも(あるいはとっくに開発してしまっていることも)十分可能です。
ですからこの動きは当然共和党が政権を取っても変わりません。中国を抑えつつ、アメリカがトップであり続けるための圧力はかけ続けるでしょうし、その圧力も適度なものにして同盟国とのバランスも取らないといけないところですが。
先のトランプ政権はペンス副大統領がそのバランスをとってくれていましたが、似たような名前のバンス副大統領は逆にトランプ以上のトランプと評されています。その分、逆にトランプ氏本人が丸くなった説もありますけれど・・・。
為替に関しては最近の論調では「オルカンで確かに日本円は毎月2000億円規模で海外に逃避しているけれど、インバウンドの活況で年8兆円規模の円買いがある。だから本来は円高要因なんだ」というものが出て来ました。どちらも結局物事の一部分しかスポットライトを当てていないので、一定の説得力があるように聞こえますが、本質ではないようにも思います。
日々の為替の変動はやはり短期筋が握っていますし、流れが出来れば過剰なトレンドを生みます。外需企業も一々円転せずに海外の投資資金として稼いだ外貨を持ち続けていたり。需給は様々です。やはり都合よく、その場面場面で「動きたい方向の材料」が、殊更注目を浴びるに過ぎません。
これまでも繰り返し書いてきたように、私はCPIで流れが変わったと考えています。9月の利下げ開始がほぼ決まり、トランプ大統領もほぼ決まった形。最近の相場の流れは、大きな流れの巻き戻し、すなわちマグニフィセント7や半導体といったギガテックに集中し過ぎた資金の巻き戻しです。その強すぎたところからの資金流出という意味合いで、ドルからも資金が抜けていくことで、為替の円高基調も続くと考えています。
個人的に今回の暴落前に「おやっ?」と思っていたのが7/19の日本郵政(6178)の3%超の下落です。日本郵政は積極的な自社株買いを実施中であり、また傘下の金融2社、ゆうちょ銀行(7182)、かんぽ生命(7181)が共に好調な金融セクターでもあることから、実質金融株でもありますから、地味に高値を更新していました。
そして積極的な自社株買いをやっているにも関わらず売られたという辺り、ちょっと異変を感じていました。3500億円の自社株買い枠のうち、6月末までの1ヶ月半でまだ523億円しか買っていませんでした。少なくとも自社株買い開始後で一番大きな下げになっており「売れる銘柄から売っていこう」という動きが出てきた狼煙でした。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は大幅安。算出来安値を大きく更新してきました。この辺りは仕方無いですね。本日一定の戻りはあったとしても、まずは追い証発生の投げ売りが出ますから、そちらが一巡してからですね。
【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は昨日大幅続落。個人的に今回の日本株大暴落の5%くらいは、ここのウエートキャップ抵触に原因があったと思っています。とりあえず今はまだ寄与度が11.4%と極めて高いので、ここを利用した急落の緩和などに利用され、前場は相対的にしっかりしていたりします。
同じく売りポートフォリオの川崎汽船(9107)も昨日大幅続落。昨日昼には日本郵船(9101)が増配を発表しましたが、商船三井(9104)ほどのインパクトも無く、後場一段と売られました。こうして考えてみると、同社の15連続陰線もこの相場暴落を予見していたようにも思います。くわばらくわばら・・・。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
ラジオNikkeiや日経新聞など各メディアでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!
馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html
内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :9月21日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円
事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。
詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/6725822c5b47295819a16f87dcff2c3f/
当然私も参加します(^_^)/
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昨日のNYは3指数揃って大幅続落。ISM非製造業景況感指数は予想を上回る51.4だったことで一旦買い戻しが出たものの、引けにかけて売り戻しの動きが出ました。売買高は大活況。長期金利は3.78%に低下。2年金利との逆イールドは瞬間解消する場面がありました。NVIDIAは6.4%安となりましたが、買い戻しが出て窓を埋める動き。
投資判断は「中立」に。昨日の歴史に残る大暴落で、とりあえずメドとしていた高値から25%下落は実現したので、遂に投資判断を引き上げました。ただ混乱はまだ尾を引くと思うので、とりあえず中立にしておいて、またそのうち明確な投資方針を示します。
ところで最近は大規模なサイバー攻撃やシステム障害が本当に多い感じです。生成AIは期待通り無事問題無く発展するのでしょうか。まあ私の心配などは余計な老害の勘ぐりに属し、人類の叡智が新技術の開発に注ぎ込まれているので問題無いかも知れません。
生成AI以外にも技術の進歩はすさまじいです。先日、ネットで流れてきた中国Baiduの自動運転タクシーの動画を今更ながら見たのですが、もう普通に町中をビュンビュン走っています。日本だと「事故を起こしたらどうするんだ」ばかり話がいって全然進まないことが、良くも悪くも人権意識が低い中国では、簡単に試すことができる。この差は極めて大きく、日本のノロノロと誰も通らないような田舎道を走る自動運転では到底追いつくことができないと思わせられます。
↓Baidu自動運転動画
https://www.youtube.com/watch?v=u05ZNPN_f0g
これらを目の当たりにすると、そりゃアメリカは中国の開発力を、少しでも遅らせたいと思うのは当然。所詮は時間稼ぎにしかならないけれど、今や中国は月の裏側にまで無人機を着陸させることができる程の技術力を持ち合わせています。これらを組み合わせることで、最強のドローン兵器を開発することも(あるいはとっくに開発してしまっていることも)十分可能です。
ですからこの動きは当然共和党が政権を取っても変わりません。中国を抑えつつ、アメリカがトップであり続けるための圧力はかけ続けるでしょうし、その圧力も適度なものにして同盟国とのバランスも取らないといけないところですが。
先のトランプ政権はペンス副大統領がそのバランスをとってくれていましたが、似たような名前のバンス副大統領は逆にトランプ以上のトランプと評されています。その分、逆にトランプ氏本人が丸くなった説もありますけれど・・・。
為替に関しては最近の論調では「オルカンで確かに日本円は毎月2000億円規模で海外に逃避しているけれど、インバウンドの活況で年8兆円規模の円買いがある。だから本来は円高要因なんだ」というものが出て来ました。どちらも結局物事の一部分しかスポットライトを当てていないので、一定の説得力があるように聞こえますが、本質ではないようにも思います。
日々の為替の変動はやはり短期筋が握っていますし、流れが出来れば過剰なトレンドを生みます。外需企業も一々円転せずに海外の投資資金として稼いだ外貨を持ち続けていたり。需給は様々です。やはり都合よく、その場面場面で「動きたい方向の材料」が、殊更注目を浴びるに過ぎません。
これまでも繰り返し書いてきたように、私はCPIで流れが変わったと考えています。9月の利下げ開始がほぼ決まり、トランプ大統領もほぼ決まった形。最近の相場の流れは、大きな流れの巻き戻し、すなわちマグニフィセント7や半導体といったギガテックに集中し過ぎた資金の巻き戻しです。その強すぎたところからの資金流出という意味合いで、ドルからも資金が抜けていくことで、為替の円高基調も続くと考えています。
個人的に今回の暴落前に「おやっ?」と思っていたのが7/19の日本郵政(6178)の3%超の下落です。日本郵政は積極的な自社株買いを実施中であり、また傘下の金融2社、ゆうちょ銀行(7182)、かんぽ生命(7181)が共に好調な金融セクターでもあることから、実質金融株でもありますから、地味に高値を更新していました。
そして積極的な自社株買いをやっているにも関わらず売られたという辺り、ちょっと異変を感じていました。3500億円の自社株買い枠のうち、6月末までの1ヶ月半でまだ523億円しか買っていませんでした。少なくとも自社株買い開始後で一番大きな下げになっており「売れる銘柄から売っていこう」という動きが出てきた狼煙でした。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は大幅安。算出来安値を大きく更新してきました。この辺りは仕方無いですね。本日一定の戻りはあったとしても、まずは追い証発生の投げ売りが出ますから、そちらが一巡してからですね。
【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は昨日大幅続落。個人的に今回の日本株大暴落の5%くらいは、ここのウエートキャップ抵触に原因があったと思っています。とりあえず今はまだ寄与度が11.4%と極めて高いので、ここを利用した急落の緩和などに利用され、前場は相対的にしっかりしていたりします。
同じく売りポートフォリオの川崎汽船(9107)も昨日大幅続落。昨日昼には日本郵船(9101)が増配を発表しましたが、商船三井(9104)ほどのインパクトも無く、後場一段と売られました。こうして考えてみると、同社の15連続陰線もこの相場暴落を予見していたようにも思います。くわばらくわばら・・・。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。