★☆★☆ 投資セミナー開催!
ラジオNikkeiや日経新聞など各メディアでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!
馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html
内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :9月21日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円
事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。
詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/6725822c5b47295819a16f87dcff2c3f/
当然私も参加します(^_^)/
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昨日のNYは3指数揃って反落。売買高はやや活況。10年債入札が不調だったことで長期金利が3.97%に上昇。それを受けて朝方堅調だった株も、引けにかけて下げ幅を拡げました。決算を受けてスーパー・マイクロが20%超の下落となったことなどもあり、半導体株指数のSOX指数は3.1%の下落。ハマス新指導者が強硬派となったことを受けてWTI原油先物は75.5ドルに上昇。
投資判断は「中立」。相場が乱れていますが、繰り返しになりますけれど、本質はアメリカのCPIを受けた9月利下げ確度が高まったことが原因です。今回のCPIは前月比で遂にマイナスになるターニングポイントでした。だからこそこれまでのCPI以上のインパクトを与えています。
アメリカ大統領選挙に関しては、一部報道によるとハリス氏の支持率の方がトランプ氏を上回っているのだとか。色々な調査がありますけれど、トランプ氏勝利は簡単にはいかないようですね。やはり選挙は水物。最後の最後まで何が起きるかわかりません。
トランプ氏銃撃事件も9月以降に起きていたのであれば熱狂冷めやらぬトランプ氏で確実だったのだろうと思います。株式市場でも言えることですが、一度高まった高揚感や期待感は、時間と共に冷めていきます。マイナスのものがプラスになると強いですが、プラスのものがマイナスになるとやはり強い印象になりますから、選挙当日までここからいかにトランプ氏は評価を落とさないように進めていくかが重要です。
いずれにせよ「上下院共に共和党が占める形は阻止できる」という見方が優勢になってきています。選挙は水もので、直前まで何がどうひっくり返るかわからないのですが、ともあれアメリカ国民にとっては、とりあえず高齢者同士の対決からは少なくとも選択肢が増えたので、多少投票意欲は沸くかも知れませんね。
ただトランプ氏の施策は第一次政権時代から自国第一、他国窮乏化策が柱ですから、トランプトレードはアメリカ以外の国にはマイナスに働くものです。
日経平均は7/11の高値から3週間で1万円超の下落幅に。やはり7月のSQ週に無理をし過ぎたということでしょうね。個人的にはここまでの下げには全く違和感も危機感も感じていません。「あーあ」とは思うものの「まあそうでしょうね」という気持ちの方が強いです。むしろ自分のイメージにようやく近づいてきていてホッとしているくらい。
こうして振り返ってみると、7/7の有料メルマガで以下のように書いていたことが結構当たっていたように思います。最高値更新波動であったことやSQなどが絡んだことで約一週間タイムラグがありましたが、ここ一ヶ月の値動きを説明できているように感じます。
「空売り比率が45%を超えた6/17をボトムに上がってきた相場のように思えます。ですから、この戻りの終着もやはり空売り比率を見ておく必要があるのではないでしょうか。先に「似ている」とした4/19のやはり45%超えからの戻りは、5/20に一旦の終結を迎えました。当時は6営業日連続の40%割れとなって、売り方の買い戻しが効かなくなったことが背景にあります。そういう意味で今回もそろそろ天井となってもおかしくない頃合いです」
https://nikkei225jp.com/data/karauri.php
最近思うのはスタンダード市場の方が伸びがあるのでなはいか、ということ。と言うのも、スタンダード市場は、これまで東証1部で活躍していた一軍選手が入ってくることで、基本的には強くなっていく市場ですから。グロース市場は逆にスター選手を取られる市場ですから、スタンダードとは対照的です。
一方、銘柄の地味さもあって、個人投資家などは何を買えば良いのやら、という人が多いと思います。先に出た清原本を読んで割安株に投資・・・というのは、恐らくは浸透し過ぎてあまり使えないのではないかという気もしますが、未だ割安株がごろごろしているのは確か。それこそ財務的に比較的安心な低位株を買って1、2ヶ月放置というのは宝くじよりは良いかもしれません。
為替に関しては「オルカンの資金流出でずっと円安が続くんだ」という言葉を信じてドル買い円売りポジションを膨らませて続けてしまった投資家に強烈な逆撃になっています。殺人通貨的な動きでもあるのですが、神田財務官の花道が死屍累々で作り上げられた感じです。同時に円キャリートレードの巻き戻しを発生させることで、世界の株式市場にも影響を与えました。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。3%超の上昇でしたが、今週空けた窓は埋められず。売買代金も1098億円と低調でした。今はオプション価格中心に振らされる時期ですから、小型株はやや蚊帳の外感があります。決算もこれからのものが多いですしね。
【ポートフォリオ銘柄】
アニコムHD(8715)は昨日続伸。TOPIXなどと同じような値動きをしていて独自性はないですが、昨日引け後に決算を発表。見事な大幅増収増益で着地し、利益面は中間期計画に対する進捗率も高水準。個人的にインフレで懸念していた損害率は上昇していますが、それ以上にコストが改善してシムネット社の成長も順調。利益率はここ4年で最高です。
日本マクドナルドHD(2702)は昨日反落。システム障害などの影響もあり、7月月次は4年ぶりの前年割れ。3月にも世界のマクドナルドで障害が発生したものの1日で復旧できましたが、7月は全面復旧に4日かかったことが響いた模様です。明日決算がありますが、このシステム投資がコストになるのかも知れませんね。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。