先日、映画「ラストマイル」を観てきました今年の夏休みは観に行く映画が無いな・・・と思っていたところに8/23から劇場公開の案内。「アンナチュラル」「MIU404」を手がけた脚本家野木亜紀子さんと、監督塚原あゆ子さんの最強タッグ。しかも今回はこの2作品と世界線が繋がっている「シェアード・ユニバース・ムービー」ということで、これは是が非でも観に行かねば、と
そんな待ちきれない程楽しみにしておきながらも、なんだかんだ忙しく。観に行くのが先週になってしまいましたその分、平日に観に行けば、田舎の映画館であれば大スクリーンを少人数で鑑賞できるので、貸し切り感があって良いですねホームシアターとか必要ありませんちなみに観に来ていた人の中に野木さんによく似た人が居たのですが・・・まさか高岡まで観に来ていませんよね?
その間にネットでつい検索してしまってネタバレになるのが怖いので、とにかくそれ以上の情報は遮断していました
内容はネタバレになるので割愛しますが、やはり面白かったです観に行って良かったですねタイトルの「ラストマイル」は物流業界でよく言われる最後の届け手。つまり宅配業者さんを意味しますが、これだけ今の日本が抱える宅配業界の悩み、問題に深く突っ込んで、ミステリーに仕上げた手腕に感服しました。元々好きな俳優さんである満島ひかりさんや、岡田将生さん他、皆好演でした
また、こういうケースの場合、大抵「アンナチュラル」や「MIU404」の主役級は登場せず、端役の人がスピンオフ感覚で出るものですが、ガッツリ両方の主演が絡んできたのは驚き最初は「あぁ、やっぱり出てこないのか」と思わせるような演出をしておきながら、ちゃんと出てくるところがさすがです
勿論、今作品の主役を食うわけにはいかないので、その分彼らの活躍は随分抑えられるのですが。そうなってくると「別に無理に出さなくても良いんじゃね?」的な気持ちにもなってしまうのですけれど・・・あくまでサービス的な感じですねこれらの作品を観ていない人でも十分たわかって楽しめる内容にはなっています。
なんだかんだで映画館で観る映画は早送りもできないから、変な誘惑やジレンマを感じずに済んで、また大迫力で観られるから良いですね今度は今話題の三谷幸喜作品「スオミの話をしよう」を観に行きたいなと思っています