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前日のNYはCPIが市場予想通りの着地となり12月利下げ確度が高まりましたが高安マチマチ。売買高は連日の活況。下院も共和党の過半が確実的になり、長期金利は4.45%に上昇。半導体株指数のSOX指数は2%の下落。マグニフィセント7はマチマチでNVIDIAは1.4%の下落。中小型株指数のラッセル2000は0.9%の下落。WTI原油先物は67ドル割れの場面もありましたが68ドルで
横ばい。
投資判断は「やや売り」。結局下馬評通りトランプ氏が大統領に返り咲き。また上院、下院共に共和党が過半を占めトリプルレッドとなりました。
まあたられば言っても仕方ないですが、民主党はバイデン氏がもっと早く撤退を決断していれば、不人気のハリス氏以外の有力な候補を立てて、しっかり選挙資金を集めて戦えたのかも知れません。また、バイデン氏がようやく撤退した反動もあってハリス氏の人気が一時的に高まってしまったせいで、本来「大統領選は諦めて、下院での過半奪取に集中しよう」という作戦がおざなりになり、二兎追ってしまったことが裏目だったのかも知れません。
ともあれ、世界のどこもかしこも「インフレで国民が苦しめば、現政権が負ける」という民主主義の鉄則通りに事が運びました。こうなってくると、日本は安倍さんが居ないのが悔やまれます。麻生さんの頑張りに頼るしかないのですが、石破首相ではどうも不釣り合いな感じが・・・。クリスチャンというところで何とかトランプ氏と仲良くなるしかないですかね。中東情勢、そして来年以降台湾もどうなるのでしょうか・・・。
先のブログで「アメリカの国債が格下げされたら基準点が狂ってくる」としましたが、元々日本は金利が上がりやすい素地があります。植田総裁のコメントでも、やはり日銀が利上げに向かっている方向性を示しました。また今回の選挙を受けて国民民主党の財政拡大策が取られやすくなっており、財政悪化懸念も加わってきます。
その上、アメリカの国債価格が下落すると、日本が大量に保有している米国債の価値も毀損するわけですから、日本の立場は益々苦しくなります。まあ円安になれば米国債の価値は上がるので、その辺りでバランスが取られる可能性はありますが、いずれにせよ円安、債券安に向かいやすいと言えます。またそもそもトランプ氏が大統領ならば「米国債を売るなら関税だ」と脅してきかねませんが。
今決算シーズンのハイライトは日産(7201)の大幅な下方修正。元々PBR0.2倍台という強烈な割安株になっていますが、今回中間配当を無配、期末を未定としたことで、高利回りのメリットも怪しくなっています。
トヨタ(7203)だけでなく、同じく中国での苦戦しているホンダ(7267)も下方修正を発表。ただトヨタは中国のウエイトが相対的に小さいので、これらの中で下方修正は最も小さく、増配も発表したことでしっかり。一方、ホンダはメキシコでの製造もトランプ関税に対する懸念が残る他、やはり中国での販売不振が痛手。そしてより痛手が大きい日産が苦境という構図です。
商品市況に関しては原油は中東情勢に合わせて上下し底堅い動き。他の商品もあまり動きはありません。ただ金に関してはここまでずっと「最強資産」と繰り返してきましたが、ここは一旦外すべきタイミングかなと思います。やはり足元の強さはトランプトレードにも乗った面があり、ビットコイン同様に過熱感があるのは事実です。
金のドル建てチャートを長期で見ると、13年~19年まで1200ドルを下限に推移→その後19年~20年にかけて2000ドルに到達。20年~23年にかけて2000ドルの抵抗線との戦い→24年に2000ドルを突破して2800ドルに到達、となっています。単純にチャートで800ドルずつ上がってきていると見ると、まずこの辺りが上値の限界点かもしれません。
一応、本当に超長期で何年も持っているというスタンスならば、どう考えても世界の債務は膨張し続けるため安定資産の金はまだまだ上がり続けるとは思いますが、一旦原資産価格は上値が重くなる可能性があります。私が挙げているSPDRゴールド(1326)などは為替も影響して、つまりは国内の金価格に連動していますから、円安になれば上昇圧力にはなります。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。売買代金は1479億円と活況。カバー(5253)が買われ、決算が出たフルッタフルッタ(2586)が売られ膨らみました。本日が事実上の今決算シーズン最終日であり、新興市場の銘柄の決算が多く出ます。全般的に人件費上昇であまり良い決算にならない感じはありますが、出尽くしになるでしょうか。
【ポートフォリオ銘柄】
ブロードメディア(4347)は昨日続伸。大量保有報告書ではニッポン・バリュー・アクティブファンドがまた取得を報告。AVI共々、アクティビストの取得合戦になっています。こんな小型株で取得合戦になるのも珍しいですが、下値は徹底的に拾われていますね。
中外鉱業(1491)は昨日急反落。前日急騰の反動が出ました。
12日に出た決算を見ると、確かに金価格の上昇に恩恵を受けているのは事実なのですが、どちらかというと第二の柱に育ってきたコンテンツ事業の伸びが好業績に繋がりました。私は2Qも勢いよく国内金価格が上昇したのでこの主力の貴金属事業が引っ張ったのかと思っていたのですが、必ずしも金価格と貴金属事業が連動しているわけではない模様。
考えてみれば単純なことで、金価格が上がりすぎて販売量が減少しているようです。金価格はあくまで金価格であり、それに応じて自社商品の価格も変動しますけれど、それが必ずしも売れるとは限りません。
原油を扱うガソリン各社と同じ事で、原油価格が上がれば確かに在庫の資産評価価値は上がるけれど、ガソリンスタンド各社は値段が違いますから、消費者は安いところに買いに行きます。それと同様のこと。ましてガソリンは無かったらクルマは動きませんが、金が無くてもさしずめ特に困ることはありません。
というわけで、予想とは違う結果ではありますが、逆にコンテンツ事業の強さが期待材料になりました。金価格が反落している展開の中で、逆に面白いことになってきたなと思っています。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。