KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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前日のNYはCPIが市場予想通りだったことで次回FOMCでの追加利下げ確度が高まり高安マチマチ。売買高は活況。NASDAQは2万ポイントを超えて最高値更新。長期金利は4.27%に上昇。マグニフィセント7は総じて買われ、Tesla、GoogleAmazonが最高値更新。半導体株指数のSOX指数は2.7%の上昇。ヨーロッパがロシアの石油に追加制裁と伝わりWTI原油先物は70ドル台に上昇。


投資判断は「やや買い」。ヨーロッパはドイツ、フランスの2強の弱体化が鮮明です。イギリスも増税案でバタバタしています。結局「インフレ、移民」は、現政権を弱める一番のキーワードと言えそうです。

アメリカの方は大統領選挙直後まで上がり続けていた長期金利は、大統領選挙直後にあったFOMCでパウエル議長のコメントもややハト派(年内追加利下げを牽制しない)だったので、以降一旦落ち着き。「株高、ドル高、債券高」のトリプル高が起きています。アメリカ一強の動き。

株の方は最高値更新波動入り。需給的にはとりあえず売り方が我慢しきれずに投げ売って破産させてからの勝負。実際足元の企業決算も好調。更に利下げもしてくれるのだから、過去最高水準のMMFは「持たざるリスク」を意識せざるを得ない状況です。現金ポジション最高のバフェット氏もどう動いているでしょうか。

今回の閣僚人事で目玉になっているのは何と言ってもイーロン・マスク氏。選挙期間の強烈なプッシュから、今やトランプファミリーの集合写真に混ざって写る程に接近し、遂には予算効率化省のトップになりました。

結果論ですが、こんなにトランプ氏が圧勝するのですから、お金を配って禍根を残すようなことをしなくても良かったと思うのですけれど。そしてトランプ氏の性格から、恐らく4年間の、しかも結構早いうちに仲違いしそうな感じも・・・。お互い強烈な個性ですからね。

他にもトランプ次期政権の閣僚人事が徐々に伝わってきていますが、最初に突拍子も無いことを言って、あとで現実路線に落ち着くことで人々の安心感を誘うのは、トランプ流のやり方。不良が猫を可愛がっているのを見て「本当は心の優しい人なんだ」と思うのと同じような、落差を利用した交渉術なのでしょうか。ともあれ共和党内部からも批判が噴出した司法長官候補のゲーツ氏は辞退。

ともあれ、足元Tesla株は急上昇。トランプ氏の勝利を市場が本当に折り込んでいたのであればTeslaの急騰も折り込まれていたはずですけれど、こちらはほとんど折り込まれていなかったような感じ。まあNVIDIAならNVIDIAというように、中国株のように資金が一極集中しやすいのでしょうね。

これは政治的な意味合いも強そうです。というのも、イーロン・マスク氏が商売の関係上親中派であり、中国でのTesla販売を取引に、中国がマスク氏を通じたロビー活動をしてくる可能性があります。そういう意味で中国側からもTesla株買いがあるのかも知れません。

NVIDIAに関しては、11月の決算説明会でファンCEOは「AIはあらゆる産業、企業、国を変えつつある」とし「フィジカルAIの画期的な進化」と言及した模様。産業機械にAIが組み込まれ、それが生産性を上げる、という話。

単にネット検索だけに止まらず、色々な分野でAIが判断する世の中になりつつあります。やはり戦争もAIがやるようになってくるのですかね・・・。ただパソコンが軍需産業から出来たように、昔は軍→民への流れがありましたが、今は民→軍への転用が進むようになったんですね(例えばドローンとか)。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-11-20/SN9Q2RDWLU6800

為替は長期金利の上昇でドルがどんどん強くなっています。その裏側で円がどんどん弱くなっているわけで、ほとんど介入警戒感はみられません。一応円買い介入ならばトランプ政権になっても文句はあまり言われなさそうですが、今の段階でやっても効果は薄いでしょうね。

しかし足元の円安にも関わらず、自動車や部品株も厳しい状況。日本の屋台骨は大丈夫でしょうか・・・。

それでも(シャクに触りますが)アクティビストが幅をきかせていることや東証改革のお陰で自社株買いや増配、TOBMBOが増えました。日銀ETF買いが無き今、これらが日本株の割安感を支えている面はあります。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は後場の戻り鈍く続落。売買代金は1121億円と前日よりは増えました。年末にかけてあとは日米の金融政策くらいしか大きなイベントがないことを考えると、もう年末モードにだいぶ入っているようです。そう考えると、実はここから例年通り餅代稼ぎの小型株買いモードになるような気がしています。

ここまで売られてきたグロース株は損出し売りが上値を抑えそうですが、スタンダード市場の銘柄や、グロース市場の中でも年初からあまり下げていない銘柄(あるいは年間マイナスでも、8月暴落場面から下値を切り上げてきた銘柄)には、意外高のチャンスがあるように思います。


ポートフォリオ銘柄】

日本マクドナルドHD(2702)は昨日続伸。12月に入ってからは権利取りの動きなどから買い戻しが優勢になってきています。毎回権利落ち一ヶ月前から空売りが増え始めており、今回も足元では100万株超え。ここは優待条件に1年超の保有が必要なことから、現物を売るわけにはいかない人の事情の売りがあるようです。


SPDRゴールド(1326)も昨日続伸。足元は金価格本体の復調に加え、為替の円安も下値押し上げに繋がっている格好。ただビットコインも10万ドルで高止まりしていることもあり、本日寄りで利食い終了とします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。