KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

SHIFT(3697)が大幅続伸!

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前日のNYはISM製造業景況指数が予想や前月を下回る48.5だったものの、各国に来月4日までに貿易交渉を求めるとの報道で、交渉加速期待感から3指数揃って反発。売買高は156億株と活況。長期金利は4.46%に上昇。マグニフィセント7は概ねしっかり。SOX指数は1.6%の上昇。ウクライナや中東の地政学リスク高まりの他、カナダの山火事でWTI原油先物は63ドルに上昇。


投資判断は「中立」。5月も終わったので世界の月間の騰落を確認すると

マグニフィセント7 13.3%
SOX 12.5%
東証グロース 9.8%
NASDAQ 6.3%
台湾 5.5%
韓国 5.4%
TOPIX 4.6%
S&P、ドイツDAX 4.0%
香港 3.5%
日経平均 3.1%
NYダウ 2.3%
ラッセル2000 2.2%
上海 2.1%
ユーロ・ストックス50 1.5%

全般的に強い月でした。米中緊張の緩和から一番戻ったのが関税影響があまり無いマグニフィセント7というのは、何となく皮肉な感じがしますけれど、規制緩和期待の半導体が牽引役。ただその割に日経平均の戻りが鈍い印象はあります。また中国も相対的に弱いですね。

先週出た大きなニュースとしてはまずNVIDIAの決算ですが、案の定予想を上回る着地。ただ2Qの見通しは予想を下回っており、売りで反応してもおかしくはないところでした。しかも半導体ソフトの対中提供規制の話までありましたが、今回は粗利率の改善などもあり、素直に前向きに受け止められたようです。

そしてもう一つが、ここにきてトランプ関税の差し止め。ただ今回の話はまだトランプ政権も上訴することで、最終決着はまだまだ先の話。また、トランプ政権もまた別の方法、分野別関税や先般より繰り返しているように入港料を徴収するとか、そういったような代替的な手法で関税的な徴収をすると思います。なお、鉄鋼や自動車などに課せられた25%の分野別関税は今回の判決に関係はありません。

一方、本当に関税を止められると、今度はアメリカの歳入減という形で債券売り→長期金利の上昇に繋がる可能性もあり、この辺りは実現したとしてもバラ色一色で見るわけにはいかないでしょう。あと、何となく今回の一件でトランプ大統領が余計意固地になりそうで怖いですね・・・。

為替に関してはドルインデックスが結局また100ポイント割れ。4月の水準に逆戻りです。関税は結局アメリカそのものの売り材料になっているのですが、その辺りはトランプ大統領はわかっているのでしょうか。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

赤沢経済再生相の日米交渉の行方はまだわかりませんが、一応日本製鉄(5401)によるUSS買収に向けた話が少し前進しました。日米交渉前にEU関税の話が出て来たのでプレッシャーになるかと思いましたが、少なくともEUよりは友好的に進んでいるような感じ。しかし個人的には日本製鉄もそこまでしてUSSを買収して、一体どれだけの勝算があるのかとも思いますけれど・・・。

また韓国のように為替の話が出ていないという辺りも、何となくまた特別扱い感があります(とか言いながら、4月は普通に24%の追加関税を課せられたわけですが)。ただ株も為替も、それらを信用していないように下がっていますけれど。アメリカ売り、そして欧州も買えないのであれば、日本に資金が向かってきても良いようにも思いますが。

もうアテにならないので、一々確認するのはこれで当面止めようと思いますが、日経平均のEPSは結局2406円。ドタバタして連続性がありません。
https://nikkei225jp.com/data/per.php

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先週末時点の信用倍率は前週5.2倍→5.0倍に低下。買い残も少し増えましたが、それ以上に売り残が増えました。この差し引きでの買い残3.1兆円が大体昨年9月下旬辺りの金額に合致していますが、9月下旬といえば優待タダ取りの売りが増えやすい時期でもありますから、実質的に今の方が需給環境が良いように思います。

また先々週末時点の裁定残高は買い残1.7兆円に対して売り残364億円。前週に比べ3,839億円増えました。先々週は下落した週でしたが、結構増えましたね。信用評価損率は▼9.5%と前週に比べて悪化。

5月第4週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を2,850億円の買い越し。先物を1,743億円の売り越し。差し引きでは連続買い越しが続いています。信託銀行(年金)は359億円の売り越し。一方、自社株買いの事業法人が7,156億円と圧倒。この辺りが今の相場の底堅さをやはり示しています。


新興市場も「中立」。昨日のグロース指数は後場Core指数が売られたことに引っ張られてマイ転の場面があったものの、持ち直して続伸。売買代金は2083億円と活況。引き続き小型株優位の展開が続いています。投資主体別売買動向のグロース市場に関しては外国人投資家は99億円の売り越し。先々週のグロース指数はほぼ横ばいでしたが、外国人が売っている割には底堅さがありました。


【注目銘柄】

SHIFT(3697)は昨日大幅高。金曜に行われたIRデーを受けて前向きな見方が拡がっている模様。生成AIの活用や、自社作製ソフトの開発力が評価されているのかもしれません。


キオクシアHD(285A)は昨日大幅続落。SSD価格が3四半期ぶりに上昇と伝わりましたが刺激材料にならず。半導体関連株全般的に売られた展開に飲まれました。為替が円高方向に振れている点も重石ですね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。