母の入院話の続きです。
それからしばらくして22時頃にようやく病室に案内されました
結局17時に病院に到着して色々検査もありましたけれど、トータル5時間待たされるハメに
姉は夕飯も食べずに付き添っていましたが、こういう部分で現役世代の労働生産性を奪うところが、今の日本の人口構成的な問題点だと思っています
ともあれ私と姉は一安心して家に戻りました
コロナ以降お見舞いが出来ない状況が続いている・・・という話を聞いていたので、入院は良いとして、その後どうしようかと思っていましたが、幸いその病院はお見舞いは可能ということ。ただし「14時~16時の間で面会時間20分、2親等以内、同時に二人まで」という制限付き。姉のように普通の仕事をしている人には厳しいですが、私は自由業なので何とかなります
そんなわけで翌日。病室に行ってみるとベッドに母が横たわって寝ていました
面会時間が限られているので起こして話を聞き出すと、内科の専門医に改めて検査してもらったようですが、状態は昨晩に受けた説明と変わらず。便が詰まって、それが腸壁を圧迫して激痛になっている、ということでした。
また、便が「憩室」という腸に出来た凹みにハマってしまい、そこで滞留して炎症を起こす「憩室炎」が起こっているとのこと。
実は、丁度その一週間前に私自身も内視鏡検査を受けて、何個か「憩室」が出来ている「多発性憩室」だと診断されました。その際医者には「20人に一人くらいの症状や」と言われたのですけれど、ネットで調べてみたらそれは昔の話で、今は4人に一人くらいそうなっているようです。原因はハッキリしていないようですが、食の欧米化が原因ではないかと言われています。特に高齢者の場合は二人に一人あるのだとか。
現状としては、とりあえず点滴で栄養を確保しながら、様子見しつつ出るのを待つとのこと。家から持ってきて欲しいものなどを聞き出すと、あっという間に20分の面会時間も経過したので、病室を跡にしました。どちらにせよ、長く喋っていられる程の元気は無さそうでした。(つづく)