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金曜の日経平均は続伸。前日のNYは高安マチマチ。NASDAQは終値ベースで最高値更新。ただ30年債入札が不調で、3指数揃って引けにかけてじりじりと値を下げる展開となりました。売買高は174億株と活況。長期金利は4.26%に上昇。マグニフィセント7は総じてしっかりで、前日に続きAppleが3.2%としっかりした上昇に。WTI原油先物は64ドル割れ。
それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。寄り前に赤沢大臣が「相互関税の齟齬はアメリカ側が訴求修正」と発表したことで、買い安心感が拡がりました。SQ値が41368円に決まると、更に上げ幅を拡げる形。前日に決算を発表したソフトバンクG(9984)が大幅高となって事実上の最高値を更新し牽引。TOPIXコア30などの大型株指数から順に強い動きになりました。
後場は一段高。ただ日経平均が7/24のザラ場の最高値を前に上値が重く。引けにかけて値を下げ、最後はギリギリ7/24の終値に届かないところで引けました。TOPIXは最高値更新で初の3000ポイント乗せ。売買代金は6.8兆円とSQもあったことで大活況。REIT指数は後場値を戻しましたが、小反落。
投資判断は「やや売り」。金曜のNYは来週に米ロ首脳会談を計画と伝わり3指数揃って堅調。NASDAQは連日の最高値を更新。一方、S&Pはギリギリ7/28の高値に届きませんでした。売買高は161億株と活況。長期金利は4.28%に上昇。ドイツの長期金利が上昇し、アメリカの金利にも上昇圧力となりました。マグニフィセント7は総じて好調で、Appleは4%高と連日の大幅高。
まず7月も終わったので8/1まで1ヶ月間の世界の株式市場の成績は
東証グロース 4.4%
TOPIX 4.2%
マグニフィセント7 4.1%
台湾 3.2%
上海 2.9%
イギリス 2.8%
日経平均 2.6%
香港 1.8%
SOX 0.4%
NASDAQ 0.2%
韓国 0.1%
S&P ▼0.7%
ドイツ ▼2.1%
フランス ▼2.7%
NYダウ ▼2.8%
ユーロ・ストックス50 ▼3.3%
ラッセル2000 ▼3.7%
実は東証グロースやTOPIXが直近一ヶ月間のトップでした。日米通商合意により後半急騰したことが効きました。一方、最高値更新が続いていたアメリカは、実はそれ程でもなく弱かったという感じ。マグニフィセント7が強く、ラッセル2000が弱いと両極端でした。ユーロ圏はASMLの決算が悪かったことや、アメリカとの通商合意が不利という評価から売られる形。
今月の雇用統計はネガティブサプライズを呼びました。7月分の数字自体が予想を下回ったのは事実ですが、特に5、6月分を今更10万人以上ずつ下方修正する大幅な訂正。元々政府機関の人員削減や各社のリストラが公表されている中で、異様に高い数字が出ていたこと自体に違和感があったところで「やっぱりね」という感じ。ISM製造業景況感指数も改善予想を下回って前月や節目の50を下回っており、予想通りアメリカの経済は良くありません。
ただ個人的な感想としては、このブログでもよく言っているように、そもそも雇用統計なんて信用に値しないものであり、単に為替をやっている人達のお祭り用のイベントという位置付けです。とはいうものの、皆が注目してそれで株も動くので、我々も注目せざるを得ないというのが実情。マーケットも茶番をわかっていて一々反応しているんでしょ?という冷めた見方をしています。
そもそもトランプ大統領自身が「操作されている」と激怒し、担当局長を解任。国のトップがこの指標の信用性を否定しているわけですから、トランプ大統領の言を信用するならばここ半年の雇用統計は信じる意味が無かったということになります。
これを受けてアメリカの9月利下げ確率が40%→90%に急上昇。こうなってくると緊急利下げや、昨年のように0.5%の利下げといったことも市場の期待感やパウエル議長に対するプレッシャーになってきます。「ほら、利下げしろという俺の言うコトの方が正しいじゃないか」と言うトランプ大統領の顔が浮かびます。そして前回FOMCを棄権したクグラー理事が翌1月までの任期を待たずに退任ということで、利下げ包囲網がまた狭まってくる可能性があります。
新興市場は「中立」。グロース指数は金曜反落。朝方に年初来高値を更新したものの、その後失速してギリギリマイナス圏で終わりました。売買代金は1857億円で活況。金曜はこれまで強かった小型株が劣後する動きでしたが、スタンダード指数も金曜終値ベースで最高値更新と、中小型株はしっかりしています。
これから決算が出てくるという怖さもありますが、元々トランプ関税や為替といったところとは直接関係が薄い企業が多いので、そういった面での安心感はあります。今やビットコイン関連株が買われること減ってきて、質が上がっている感じはあります。
【注目銘柄】
ソフトバンクG(9984)は大幅高。冒頭でも述べたように、決算が好感されて10%超の上昇となり、日経平均を264円押し上げました。寄与度も2位のアドバンテスト(6857)に肉薄の6.7%に。この「寄与度が高まってきた」という事実でまたソフトバンクGの押し上げに繋がる一方、逆にアドバンテストや東京エレクトロン(8035)の上値がSOX指数に比べて重くなっている一因に思われます。
中外製薬(4519)は大幅安。アメリカのイーライリリーに開発、販売権を譲渡した経口肥満治療薬が競合よりも効果が弱いということで大きく売られる形になりました。肥満治療薬は中国やインドといった国々でも開発が激化しており、市場規模は大きいけれど、ちょっと飽和感が出てきているのかもしれません。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。