母の話の続きです。
もう一つの問題点は食事です。入院中はおかゆを食べて生活していましたが、退院後は「脂っこいもの以外ならば普通にご飯を食べても大丈夫」と言われていました。むしろ「おかゆよりも普通のご飯を食べた方が体力が付く」とも言われたのですが、母はまた詰まってしまう恐怖心から、なかなか固形のご飯に戻そうとはしませんでした
まあご飯に関しては退院して一週間もしないうちに元に戻ったのですけれど、問題は夏の暑さで純粋に食欲が湧かないこと
そもそも入院前から「何を食べても美味しいと感じ無い
」「頑張って食べようと努力して食べている
」という感じで、食に対する意欲が衰えていました。
私は父が亡くなる前に医者に言われた言葉が今でも心に強く残っています。すなわち「生き物は食べ物を自分で食べられなくなったら終わり」という言葉。父は最終的に胃瘻にせずに亡くなりましたが、最後の最後では点滴で栄養を採って、それで力尽きました。医者の言葉は甚だもっともで、動物界で自分でご飯を食べなくても生きていられるのは人間くらいのものです
やれ腕が痛い、耳が遠くなったと同じ事ばかり話す日々で、諸々身体が不調で辛いのは苦しいと思います。結局、次の目標を見つけて貰うしかないのでしょうね。先にブログで書いた孫の結婚式参加は一つの目標にはなっていました
それが達成された今、今度はうちの娘の成人式・・・まではまだ10年以上あるので厳しい。とりあえずまずは中学生くらいまでを見据えて頑張って欲しいところです
母は3人姉妹の末っ子なのですが、幸い姉二人は存命。一人はもう寝たきり状態ですが、もう一人とは日々仲良くやっています。友人がどんどん亡くなって寂しくなっていく中で、何とか姉夫婦と毎日過ごすのが生きがいになっています。何か新しいことでも始めて、自分の生きがいを見つけてもらうしかないのですけれど、歳をとってからの新しい挑戦はそれもそれで難しいでしょう
(つづく)