KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

人は石垣、島は島 その9

未だ去年の10月の話を書き続けています。ようやく4日目に突入しましたが、いよいよ新婚旅行も佳境に。もう少しだけ付き合ってやってください(;^_^A

10月9日(木)

朝は例によってホテルでブリリアントな朝食。やっぱり今朝もバイキング形式で豪華なご馳走を朝から食べ放題(^^)それはそれとして、サービスで付いてくる朝刊ですが、地元の日刊紙「八重山日報」には昨日のあの市場の狂乱「日経平均が市場3番目の下落率を記録した」事はたったの一行も書かれておらず、一面トップは「稚魚放流」でした(;^_^Aさすが南の島。

この日我々は夕方までの時間をフリータイムと設定していました。つまりどこに行くといった目的も立てず、ホテルでのんびり過ごしたり、皆に買って帰るお土産などを物色する調整の時間としたのです。毎日出ずっぱりでも疲れるし、余裕をもって行動できるように、と。

なので朝はゆっくりとホテルで過ごしてから、昼前に街に出て土産物物色。しかし時間は余裕を持って取ったものの、これが結構あれでもないこれでもないと時間ばかり過ぎていきます(-。−;)どこの夫婦も新婚旅行ではこのタイミングで喧嘩になったりするのではないでしょうか?歩き疲れるしなかなか決まらないし。我々も散々もめましたが、最終的には一通り目星を付けて、残りはまた明日の空き時間にでも、となりました。

ところで、その日は夕方にはサンセットクルージングを申し込んでありました。つまり船の上で夜景を見ようというコースなのですが、その時間までもう少し余裕があったので、私はまだ読めていないビックコミックスピリッツの今週号を読もう(昨年11/15のブログ参照)と思いコンビニに寄りました。ところが石垣島のコンビニには未だ先週号が置いてあるではありませんか!(××)

実はどうやら石垣島は週刊誌の発売が丸々一週間分遅れるっぽいのです( ̄Д ̄;;流通が革新的なスピードで距離を縮めた現代でもこんなに遅いんかーい!羽田で大人しく買っておけば良かった・・・(T_T)私は本の輸送スピードを追い越したまま順に沖縄→石垣と来てしまったのでした(-。−;)光のスピードを超えられれば過去の景色に追いついてタイムスリップする事ができるとか言う説もありますが、本の流通速度を追い抜いた位では時間は戻らないようでした(T△T)やばい、このままでは東京に戻った時には次の号が出ているじゃないか( ̄Д ̄;;

結論を言えば翌日どうにかこうにかギリギリ石垣島の発売日になって、石垣島で読むことができました(-。−;)しかし物事は何でもタイミングが大事です。最初に読むタイミングを逸した私にかろうじてチャンスが転がりこんできたのですが、人生そう何度もチャンスは無いんだぞという事を改めて思い知らされた出来事でした。(そんな大袈裟な教訓でもないだろうけどつづく)

さて、チャンスは何度も無い日経平均は金曜反発。前日のNYダウは8000ドルを割り込んだところからの反発。それを受けた日経平均は朝方こそ前日の大幅下落のリバウンドもあって小反発程度だったものの、後場に入るとアメリカのバンカメことバンクオブアメリカへ政府が追加支援を発表した事を契機に上げ幅を広げる展開。為替も90円台回復となり、下値目処達成後の買い安心感に繋がりました。

投資判断は「売り」。前回も書いたように、金曜の値動きはとりあえずは反発してくるという格好にはなりました。ただ前日急落分の半分も埋めておらず、これだけではとても反発局面入りしたとは言い切れません。もうしばらく8000円を巡る攻防となりそうです。

ところでアメリカは週明けにようやく大統領交代となります。結果的にはほとんど良い思い出の無い子ブッシュ大統領の政権は終わり、「CHANGE」を掲げる初の黒人大統領の誕生です。実際にどこまでCHANGEできるかどうかはお手並み拝見というところでしょうが、正直ハードルが随分低いところから始まりますから、大変ではあるでしょうが、少しでも景気が落ち着けばオバマ大統領の支持率も実行力も高く評価される事になるのでしょう。是非頑張って欲しいところです。

そんな期待を反映して、金曜のNYダウは続伸。一旦マイナスに沈む場面があったものの、引けにかけては切り返してきました。とにかく1月頭から続いた短期的な下落波動はひとまず落ち着いたと言って良いでしょう。今回の短期トレンド転換で、また9000ドルまで戻せるかどうかに注目です。もし9000ドルを回復できなければ中期トレンドは下落のままで、下手をすれば昨年来安値更新ともなりかねません。現在は重要なポイントです。

そしてそれは日本株にも言えます。アメリカ市場の写し鏡でもある日本市場は当然似たようなチャート形状になっています。テクニカル的には折角1月の7連騰をもって75日線一気に突破と行きたかったのですが、下手をすれば最悪な「75日線に跳ね返されて底を見るチャート」に一転しそうです。その場合25日線と75日線のゴールデンクロスも当分先の事になってしまい、そうなるとズルズル底なしに向かう嫌な形に。早く日本の政治も「CHANGE」してもらう必要がありそうです。

新興市場は「強気の買い」。金曜はヘラクレス指数のみ下落。1月16日と言えば3年前ライブドアに地検が入った日でした。丸3年が過ぎて、マザーズ指数は1/10に。もうそろそろ許されても良い頃合いなのではないでしょうか?個人的には以前から言っておりますが、今年は大型株が戻る前にまず新興市場が戻って、それから大型株の回復が始まる相場展開になると見ています。

ダイハツ(7262)は反発。ひとまず為替の落ち着きを好感されているようですが、親会社トヨタ(7203)の3月までの国内生産が前年比半減報道など、明るいニュースは未だ見えてこない業界です。同社もモータースポーツ撤退と、削れるところはとにかく削っていく方針に。個人的にはそんな部分を削ったところで何が変わるのか不明ですが、研究開発費は削らずに攻めの姿勢を見せて欲しいと思います。

みずほFG(8411)も反発。アメリカで金融株が戻りつつある中、日本の金融株も買い戻しの動きが出ています。同グループは3トップの交代を発表。まあこれも何が変わるとも思いませんが、ひとまずこちらもCHANGE後のお手並み拝見といきたいところ。テクニカル的には一目均衡表の雲内をかろうじて維持し、ストキャスも反発してきている事から、ここから280円程度までの戻りはまず試せそうです。

USEN(4842)は反落。結局業績発表前の水準にまで戻ってきてしまいました。残念ながら前回書いたような正念場は超えられなかったようです。ここの宇野社長も3年前のライブドアショック前後ではヒルズ族として目立ったものでした。あの呪われた宮殿六本木ヒルズからは抜け出しましたが、株価はなかなか底値を抜け出せません。

以下ポートフォリオの動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→660円 目標6000円

ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→199000円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1390円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→91000円 目標20万円

ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→754円 目標1500円

みずほFG(8411) 4月15日より 433円→248円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8100円 目標2万円

USEN(4842) 7月15日より 300円→117円 目標400円

日本リテールファンド(8953)  8月31日より 450000円→368000円 目標55万円

JUKI(6440) 11月20日より 99円→91円 目標140円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。