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日経平均は昨日続落。前日のNYは来週にFOMCや債券入札ウィークを控え長期金利が4.25%に上昇。先週上昇の反動もあって、3指数揃って反落となりました。売買高はこの時期には珍しく活況。特にGAFAM系ギガテック株が売られ、NASDAQの下落率が大きめ。一方、中小型株指数のラッセル2000は1%超の上昇。WTI原油先物は73ドルに下落。ドル円は147円を回復。
投資判断は「売り」。アメリカのサイバーマンデーは好調も、新築住宅は不振と明暗。ただ前者は手放しで喜べる状況ではなく、後払い方式の利用が急増したとのこと。また結局安いところ、タイミングを選んでの消費行動が活況ということは、その反動が後々出てくる可能性が高そうです。
一方、後者(新築住宅販売が弱かったこと)はインフレの沈静化に繋がることでアメリカ経済にとっては実はプラスかも知れません。ただ新築住宅は中古住宅に比べ市場規模が1/10しかないので、大きな影響は無いのかも知れませんけれど。
日経平均は11月は2628円の上昇となり、月間の上げ幅としては今年最大に。ドル建て日経平均は8月以来の高値。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php
ただ日本だけが特別高かったわけではなく、世界の株式市場が一様に強い月でした。日本株は若干アメリカやヨーロッパ株より強かったですが、より強かったのは韓国や台湾といったアジア株。ただアジア株でも逆に中国は一人負けという具合。半導体絡みが牽引しており、SOX指数が昨日時点で11月は16.7%の上昇。決算シーズンを通過したこともありますが、この半導体の復調が牽引した月でもありました。
足元はその反動やアメリカの長期金利下落を受けた円高が重石。先に示したように私はもう大きな流れとしては円高反転していると考えています。市場で話題になるビックリ予想(確率が低いけれど、起きたらインパクトがあるもの)を私も真似するならば、来年ドル円は120円割れもある、としておきます(現実的には130円割れくらいかなとは思っていますが)。
日経平均のチャート的には6、7、9月の高値を結んで作られる上値抵抗線を改めて下回ってきましたが、まだ下値にある9/21~11/14の日足を離れ小島とするアイランドリバーサルの窓を埋めていません。週末のメジャーSQもあり、32000円に向けた引力も引き続き残ります。
また気付けば強いスタンダード指数。昨日も地合に反して逆行高で、上場来高値更新となりました。今年は年初から、本決算が出そろいNVIDIAによる半導体ブームが来る5月までは、スタンダード指数の方がプライム指数よりも優位性のある動きをしていました。東証による低PBR改革を背景にしたバリュー株ブームが背景にありました。
当時、このブログでもスタンダード指数の優位性を繰り返し訴えていました。今やプライム市場を諦めスタンダード市場に自ら降格する企業も増え、市場もそれを特段嫌気しない風潮が出てきました。
足元では大正製薬(4581)の巨額MBOが話題になり、同指数の押し上げ要因にもなっているとみられますが(手前味噌ながらブログでも挙げている時価総額2位の日本マクドナルドHD(2702)の強さも後押し)、改めて半導体→バリュー株への投資家目線の回帰が見られます。
本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週4.4倍→4.2倍に低下。買い残は少し増えたのですが、売り残もそれ以上に増えたので低下しました。株価が高値圏にあるので順当な感じです。なお日経ダブルインバース(1357)の買い残は下落にも関わらず減っており、つまりは投げ売りが出た模様。日経レバレッジ(1570)の方の売り残も同様です。その分少し軽くなった格好。
先々週末時点の裁定残高は買い残8,706億円に対して売り残277億円の差し引き8,429億円の買い長。前週に比べ534億円の増加となりました。やはりこの辺りが株価押し上げ要因になっているとみられます。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反発。為替が円高に振れても影響が限定的であることや、ここまで売り込まれていた値頃感、アメリカでラッセル2000がしっかりしていたことなどが選好を強めました。
ただこれを後押しするのが個人投資家のはずですが、来年から始まる新NISAの特性「長期保有が前提」であれば、どちらかと言えば高配当、割安株に資金が流れやすいです。本当のグロースを突き詰めればアメリカ株に資金が流れますし、日本のグロース市場は中途半端なのです。アメリカでラッセル2000が上がってくるような「小型株にも余剰資金が流れる安心感のある状況」にならないと、 今の買い戻しの流れが一巡した後に、上がり続けられるのかどうかは微妙です。
【ポートフォリオ銘柄】
巴川製紙所(3878)は昨日急伸。一気に年初来高値更新となりました。中越パルプ(3877)や北越コーポレーション(3865)といった中堅どころの製紙株が円高反転も追い風に強く、同社にもそういった流れが向いてきているのだと思われます。足元のスタンダード指数の最高値更新も、地合を良くしています。
売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は昨日続伸。一気に11月高値を上回ってきました。今年も上昇した海運株ということで、12月特有の「買われた銘柄が最後一段と買われる」アノマリーにハマってきている感じ。機関投資家のドレッシング買いが背景とされています。昨日はアメリカでドライバルクETFが反落ということで、とりあえずは一服でしょうか。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
11月の成績発表
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本日は11月の成績発表です。11月は日経平均がアメリカ株と並んで再度急騰し、値幅では今年最大となりました。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検証してみましょう!
【買い銘柄】
アニコムHD(8715)
548円→578円(19営業日保有 上昇率5.7%)
決算や月次を受けてクーリク問題がほぼ影響無かったことを確認し、地合の良さも相まって戻りを試す展開になりました。ただ金曜は12月に入った途端の下落率ランキング上位にランクインする程の急落に。ここはとにかくチャートの窓を埋めて進みますから、下方に空いたままの窓を無視して上がれなさそうです。まずは窓埋めが順序でしょう。
巴川製紙(3878)
634円→752円(19営業日保有 上昇率18.6%)
好業績割安銘柄なのにずっと底辺を這ってきましたが、こちらも決算後徐々に見直され、足元では勢いを加速。21年以降の高値を結ぶ上値抵抗線と600円前半の下値支持線とで作られる下値支持線で出来る三角持ち合いを上放れてきました。足元ではスタンダード指数が最高値を更新しており、環境の良さが際立ってきました。年末の大反撃に期待します。
北陸電力(9505)
826.3円→736.1円(19営業日保有 下落率10.9%)
決算での買い一巡後は、市場の関心事が電力株以外のハイテク株に移ってしまい200日線まで売り込まれる動き。ただ週末はCOP28において原発を3倍に拡大すると宣言。この辺りが電力株の刺激材料になりそうです。
アライドテレシスHD(6835)
103円→99円(19営業日保有 下落率3.9%)
決算が微妙で浮上のきっかを失い低迷続きました。足元で円安が止まってきたのも逆風気味。昨今MBOブームでもありますし、復配しないのならばMBOでもしてくれれば良いのですけれど・・・。
日本マクドナルドHD(2702)
11/3より 5980円→6280円(19営業日保有 上昇率5.0%)
久しぶりにマクドナルドに行ったらドライブスルーに大行列が出来ていたのを見て見直しのランクイン。インフレ下での安価な外食選好期待、また牛丼チェーンが最高値更新を続ける中で優待狙いのNISA取得期待感もあります。そして決算は値上げが奏功して大幅な上方修正。取り上げた際には「今更」とばかりにバカにされましたが、何とか面目躍如となりました。
【売り銘柄】
寿スピリッツ(2222)
2082円→2310円(19営業日保有 上昇率9.9%)
10月に目標株価までもう少しのところまで行ったのですが、とどめを刺しきれず急反発。改めて高値圏に戻して来ました。ただ足元では中国でのマイコプラズマ肺炎拡大、円安一服などで勢いが止まりつつあります。もしこのまま75日線などを割り込んで下がるようなら、2500円前後での逆三尊が完成。天井感は決定的になりそうです。穀物価格の下落は外食同様追い風ではありますが。
川崎汽船(9107)
5371円→5290円(19営業日保有 下落率1.5%)
海運運賃が急速に戻してきており、改めて復調の海運株。しぶといですね。中東での貨物船拿捕も、むしろ運賃引き上げに繋がっています。円高反転は海運株にも重石のはずですが。
以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.02(%/営業日)という結果が出ました。
計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。
ちなみにその間
日経平均 11/2終値 31949円→33431円(19営業日 上昇率4.6%) 0.24(%/営業日)
TOPIX 11/2終値 2322→2382 (19営業日 上昇率2.6%) 0.13(%/営業日)
今月もベンチマークに敗北・・・。先月に続き売り銘柄の買い戻しタイミングを逸したのが響きました・・・。
そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。
KA指数1447.4ポイント
4ヶ月ぶりに反発となりましたが、不甲斐ないですね。12月でラストスパートをかけて最高値更新といきたいところです。
そして今回は一つ買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはフロイント産業(6312)です。
主に薬を製造したりコーティングしたりする機械を作っていますが、今薬が足りない中で製薬会社から受注がひっきりなしだそうです。円安環境下が更に追い風でしょう。更に全個体電池関連という面もあり、案外見落とされている会社に思います。足元でスタンダード市場が調子が良いところもポイントです。目標株価はとりあえず1000円。本日寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。
最後に市場の投資判断は引き続き「売り」。アノマリー的には「感謝祭から年末までは株価が上がりやすい」「掉尾の一振」と続きます。
ただ「感謝祭から・・」は14年までは確かに12連勝した強さがありましたが、ここ8年は4勝4敗と5分。しかも上がる時は大したことなく、下がる時が大きい感じです。あまり大きな期待はしない方がよさそうです。
物色対象も見極め辛いところです。円安の流れが止まってきたことで、外需は勢いが止まりました。半導体もNVIDIAの決算が出尽くし感を誘い、売り戻しの動きが出ています。その裏側で内需は円高メリットがあるものの、インバウンド関連は韓国では慰安婦問題で高裁が賠償を命じる判決を出したこと、また中国ではマイコプラズマ肺炎が子供を中心に流行っていることが逆風。岸田首相の支持率低下もあり、買いはあくまで個別動向の局地戦が続きそうです。
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虫の知らせ
今から約1年前になる昨年12月。久しぶりに証券会社時代の元同僚からメールが届きました年賀状はやりとりしていましたが、我々の結婚式パーティに参加してもらって以来、私的な感じでコンタクトを取るのは実に10数年ぶり。あまりにも久しぶりで、件名も「ご無沙汰しています。○○(名前)です」だったので、スパムメールかと思ってしまった程でした
「うわ、丁度年賀状書いていたところだよ」などと、メールでやりとりが続きました。嫁も同じく同僚だったので「久しぶりに会いたい」とのことで、もう一人の同僚も含め、埼玉で会うことになりました。そして3月に久しぶりの再会。当然皆一様に老けていましたが、私以外は皆女性なので、そのことはグッと胸の内にしまい込みました
まあ、私が一番老け込んだようにも見えますが・・・
その際、彼女は少し歩き方がおかしくなっていたので「どこか具合悪いの?」と聞いたら、「婦人科系の病気で手術をして、その後コロナで家から出なかったら足が少し悪くなった。でもリハビリとかしたらもう少し良くなるかも
」とのことでした。その時は「そうか、大変だね」と返していました。
その後も度々連絡があり「よかったら、今度うちの会社でiDeCoとか資産形成の研修講師をやってくれないか」と頼まれ、「まあiDeCoの方はそこまで詳しくはないけれど、折角の依頼だし引き受けるよ」と返事し、早速私の方も準備に取りかかりました。
ところがそのたった3日後「昨晩、腹部に激痛があり、去年手術した病気の再発がわかった」「もう長くないことがわかった」とメールが来ました。どうやらガンだったようなのです。
私もショックでしたが、当然彼女も相当なショックを受けたようで「死んだらどうなるんだろう」「スイッチを切るみたいに何も無くなるのかな」と心情を吐露。同僚だった時は仕事に対してマジメで負けん気が強く、彼女によく怒られたりもしたものですが、病魔の前に随分と気が弱くなってしまっているようでした。(つづく)
アメリカの新築住宅販売は歴史的な下落率
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日経平均は昨日反落。前日のNYは感謝祭後の薄商いの中で3指数揃って小安く。新築住宅販売戸数は販売戸数も価格も市場予想を大きく下回った一方、コアインフレ率の下落が鈍いと指摘されたことで、金利見通しは強弱感。サイバーマンデーで後払いによる消費が旺盛だったことでAmazonは最高値更新。サウジのOPECに対する減産要請が伝わったもののWTI原油先物は75ドルに下落。
投資判断は「売り」。先週のアメリカ株は概ね1%前後の上昇で、先進国の中では一番強かった形。VIX指数はかなり下がって来ました。ただ人間の心理的にはここまでくると今度は逆に上がっていく心配も出てきます。まあ現段階でそれを指摘するのもおかしな話ではあるのですが、いずれにしてもかなりの低水準であることは留意しておくべきでしょう。
為替は先週はドル円はほぼ横ばい、ユーロドルは若干ユーロ高という形。大きな変化はありませんでした。
NVIDIAの株価は前回の決算に続き500ドルが鬼門に。2度の決算で明確に突破できなかったとなると、相当手強い壁ということになりそうです。
一方、突然出て来た話としては、日曜に予定されていたOPEC会議が延期。原油価格の下落に繋がっています。原油価格下落は勿論嬉しいことなのですが、一つはインフレ圧力の低下→FRBの利上げ長期化、一つは原油価格引き上げを狙って中東にもめ事が起きやすい懸念、一つはオイルマネーの株式市場からの流出・・・と、総合的にはマイナス要因が大きいように思います。実際、ここまでは原油高と株高が共存していたわけですし。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-11-22/S4J0JLDWX2PS01
一旦リバもありましたが、WTI原油先物は75ドル水準に戻ってきています。ドル安ですがアメリカでは在庫も拡大しており、景気減速懸念も重石。
ここで長期チャートを振り返ってみると、20年にマイナスとなってから昨年3月には130ドルまで上昇。マイナスは0として130ドルまでの半値は65ドルですが、今年の安値が大体その辺り。その半値の達成感から戻しつつあったのですが、130ドル高値と今年の安値の半値戻し水準が97ドルで、9月に大体達成して足元下落反転・・・という流れです。
下値には70ドル、65ドルといった抵抗線はあるのですが、ここを割り込むと50ドルくらいまではまず下値が見えない感じになりそうです。
日本株に関しては、外国人投資家もお休みモードに入ってしまうと、売買代金も減りエネルギーが減ります。上値を追えるのはGPIFなどのリバランスによる買いか売り方の買い戻しくらいしかありません。
中間配当金が振り込まれるシーズンであり、その再投資買いもあるでしょうけれど、じゃあ去年や一昨年にこの時期から株価が下がったのは何故か?ということになります。更にその前の20年も横ばいがせいぜいでした。
足元の日本株の上値を重くしているのが為替です。本日も円高が進んで148円前半まで円高が進みました。まだチャート的には長期円安トレンドが終わったわけではないものの、アメリカの状況と短期筋の円売りポジションの多さ、また皆が皆円安が続くというので、まずは年内くらい円高が続くのだろうなと思っています。
特に11月は日本の金利も低下傾向にあり、YCC早期解除の必要性も薄れてきているのに円高が止まりません。まさか岸田首相が先のAPECでの会合で「支持率低下が止まらないから、円高に強力してください」とイエレンさんに泣きついた・・・というのは無いでしょうけれど。単にドル安が進んでますしね。とにかく、ここは株の予想よりも確信的な感じがしています。
残り2週間に迫った12月限月のオプション建玉が一番多いのは32000円。ここまで下げるかどうかは別として、下値に引き寄せられやすい引力は持ち合わせています。
チャート的には25日線と75日線がゴールデンクロス。それは確かに下値を堅くするとは思います。ただ去年の11月もやはり25日線と75日線のゴールデンクロスがこの時期にあり、11/24の勤労感謝の日明けを戻り天井として結局下がっていきました。ですから諸々の需給要因で株価が下方に引き寄せられた場合は、これらの支持はあまり効果がなさそうです。
本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週5.0倍→4.4倍に低下。株価上昇の中で買い残が減り、売り残が増えました。ただまだ売り残と差し引きでも2.9兆円の買い残が残っており、重さは感じられます。
また先々週末時点の裁定買い残は8,141億円、売り残は247億円の差し引き7,894億円の買い長。前週に比べ1,279億円の増加。この辺りがまた相場の押し上げになっています。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。ただここまで急速に復調してきたので、とりあえずは自然な一服といえそうです。一方、まだ核となるテーマや銘柄が存在するわけでなく、ふんわりと「ここまで売られたグロース市場の買い戻し」という面が強いです。
【ポートフォリオ銘柄】
巴川製紙所(3878)は昨日反発。地合の良さもありますが、決算後はじりじりと買い戻しの動きが出ています。ようやく200日線を終値ベースで回復。約4ヶ月ぶりです。足元で製紙株は大型株と中小型株で真逆の値動きをしていますが、この辺り業界再編期待感が高まっている証拠かも知れません。
売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は昨日続伸。バルチック海運指数が先週末13%も急騰したことで、海運株が軒並み高。中東で貨物船の拿捕が相次いでいることによる運賃上昇も刺激になりました。ただチャート的には11/6~24の日足でアイランドリバーサルを形成。少なくとも一旦は下押し場面があると見ています。
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コンプライアンスは大事
勤労感謝の日の祝日は、一つハマったものがありました。それは「ブラック・ジャック創作秘話」というマンガ丁度48時間限定でブラックジャック関連本全巻無料というのをAmazonでやっていて、ネットでの批評が良かったものですから読んでみました。
内容としては手塚治虫先生に関わったことのある人々の証言を元に「ブラック・ジャック」に限らず手塚治虫先生の創作活動の凄まじさを掘り返す、というもの。宮崎克さん原作、吉本浩二さんという富山県出身の漫画家さんが09年からチャンピオン誌で不定期連載を続け、色々な賞も受賞し、ドラマ化もされたという作品。私は今まで全然知りませんでした。
藤子不二雄A氏の「まんが道」が私の人生のバイブルですが、このトキワ荘周辺の話がとにかく好きです。当時の人間の「世界を変える」というバイタリティ。まさに「24時間戦えますか」を地で行くような、休む間無い執筆活動の連続。勤労感謝の日にそれを読むというのもなんですが・・・それらに対する尊敬と憧れがあります
そんな私がこれまで見落としていたのが痛恨読んでみると案の定面白いですし、手塚治虫先生の苦悩や人間離れした執筆活動、またそれに振り回される周囲の人々と、それらを取り巻く熱量の凄さにただただ圧倒されます
マンガの神様はやはり神様なんだと改めて実感
マンガはともすれば我々がぱらぱらとめくって1話数分で読んでしまうものですが、それを作る人々の命のやりとりとも思われる漫画家と編集者の壮絶な駆け引きや情熱は、現代社会ではもうあり得ないのだろうなと。勿論一人一人、個々人で命をかけて仕事に取り組む人は大勢いるでしょうけれど、業界やチームとして全員が一丸になって死にもの狂いに目標に向かえる組織がどれだけあるか
個人的にはコンプライアンスは勿論大事だけれど、何かを成し遂げたいという強い気持ちがある人、またそれに賛同する人をバックアップしたり、あるいは妨げないような世の中になって欲しいと思います。
実は個人的には「火の鳥」は全マンガの中でも頂点に君臨できる最高傑作だと思っていますが、「ブラック・ジャック」はあんまり好きな作品ではありませんでした。ただこうなってくると、こちらも改めて読み返してみる必要がありますね。また眠れない夜が続きそうです
感謝祭は穏やかに上昇
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日経平均は金曜続伸。前日のNYはサンクスギビングデーでお休み。ヨーロッパ株は小幅高。
それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。NVIDIAの決算がしっかり本国で消化されて戻ってきたことで、買い安心感に繋がりました。一旦戻り待ちの売りが出た後に、改めて買われ33800円を回復。ただ中国株が始まると上値が重く。マイコプラズマ肺炎が子供を中心に流行っていることが嫌気され、中国株が軟調なスタートになりました。
後場は前場安値近辺まで売り戻された後に買い戻しの動き。ただ間も無く買いが一巡すると為替が円高に振れたこともあり上値が重く、引けにかけて売り戻されてそのままほぼ安値引けとなりました。売買代金は3.2兆円台と祝日前より活況。REIT指数は続伸。
投資判断は「売り」。金曜のNYは感謝祭の半ドンの中で3指数揃って上昇。ドイツでIfo業況指数が予想を下回ったものの3ヶ月連続上昇と好調だったことでヨーロッパ株も買われました。ただNVIDIAは中国向け新半導体の発売が延期と伝わり2%の続落。WTI原油先物は75.2ドルに下落。それらを受けた日経平均先物は33740円となっており、週明けの日本株は堅調なスタートが予想されます。
今年のハイテク高は明らかにNVIDIAという一企業が生み出した生成AI特需相場(厳密にはMicrosoftとOpen AIが作り出したChatGPT相場ですが、株式的には。)。半導体は特に日本を始めとするアジア圏の得意分野です。
生成AIブームに関しては、今回のアルトマンCEOの解任→復職を巡るゴタゴタでまた耳目を集める形になりました。特に今回すごいのは従業員770名中738名が退社を表明したという話。いやー、個人的にはアメリカって結構ドライな人種の集まりだと思っていたのですが、案外浪花節的な感じ。アルトマン氏の人望(あるいは技術力)はすごいんですね。もっと深くて複雑な事情があるのかも知れませんけれど。
ただちょっと雑感ですが、先の自動車会社のストといい、人手不足なども背景に従業員の力がかなり強くなったように思います。少し前のイーロン・マスク氏のTwitter社買収の際は、一斉に従業員を辞めさせて経営者(株主)の力>従業員の構図をまざまざと見せつけました。ところが今回は逆転しています。
ステークホルダーの力関係全体が変化し、ここからアメリカ株は株主の利益が従業員に移る展開になってくるのだろうと思います(それが良いとか悪いとかではなく)。会社は一体誰の物か、という議論は永遠に続きますが、以前は経営者の巨額報酬が非難の的でした(今も大きく改善したわけではないですが、今回の一件で経営者の力は弱体化)。政府は自社株買いなどで還元するのは株主に利益偏重だと非難しています。
あまり露骨な資本主義はアメリカでも受け入れられなくなっているようです。しかもそれは工場労働者というブルーカラーだけではなく、パソコンの前に張り付いて仕事をしているホワイトカラーも分け隔て無く。民主党政権だからでしょうか。
日本株は足元の状況証拠でも確かに外国人買いが明らかに入っている感じです。バフェット氏の円建て起債もまた刺激材料とされていますが、その額は1,220億円と前回4月の1,644億円に比べるとトーンダウン。しかも4月当時に比べ株価は2割弱上がっているので、その分買いインパクトも弱まります。
為替に関しては足元でまた円安方向に戻していますが、基本的には円高方向に「ゲームチェンジ」していると見ています。株式市場は先高感に懸念を持つ人は私も含めまだそこそこいますが、ドル円に関してはほとんどの人が円安継続を予想しています。だからこそ余計に逆撃の目が出やすいと思います。
円高への転換を受け、トヨタ(7203)が20日に大幅下落。本当に外国人投資家が日本株を良いと思うのであれば、真っ先に買われるはずの日本の代表銘柄が大きく売られました。その裏側で円高メリット株であるニトリHD(9843)などが買い戻される動き。そういう意味では株式市場内で物色の循環が起きており、資金が流出してはいません。
日経平均のチャート的には6月の高値もみ合いと水準も雰囲気もだいぶ似ているように映ります。当時もバフェット氏が起債して日本株を買いました。また空売り比率が3日連続40%割れで推進力を無くした頃合い。ただまあ一緒なのはそれくらいで、当時よりも75日線や25日線の乖離率が小さく、アメリカ株などの位置も異なります。
新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は反発。売買代金は1239億円とそこそこ。特にバイオ系の株に買いが目立ちました。ただ75日線に上値を抑えられる形で上ひげ。グロース市場のメインプレーヤーである個人投資家にしてみると、いよいよ年末が迫ってきて最後の餅代稼ぎに向けた意欲と、損失確定売りが交錯する時間帯に入りつつあります。
今年は特に大型株と個人投資家好みの中小型株のパフォーマンスに大きく差が出た年。焦って買い向かう個人投資家に餌をまいてワナにかけようとする上昇にも見えます。とにかく何事も焦りは良い結果を生みませんから禁物です。しっかり考えて入る、見送るを判断すべきです。
【ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオの寿スピリッツ(2222)は反落。韓国では慰安婦問題で高裁が賠償を命じる判決を出したこと、また中国ではマイコプラズマ肺炎が子供を中心に流行っていることが嫌気され、インバウンド関連に一気に逆風の流れに。足元で円安が止まったことも勢いを止めている感じです。特に同社にとって分割考慮での2400円ゾーンは8月以来抵抗力があり、この辺りが戻りの限界に思われます。
同じく売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は続伸。昼に自社株消却を発表し、後場一段高となりました。日本郵船(9101)に続き同社も75日線を上回ってくる流れに。週明けから海運株の中間配当支払が相次ぐことで、再投資買いが入ってきている印象です。同社は決算後の急落で出来た窓を埋めに行く動き。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
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頷き温泉 完結編
宇奈月温泉話の続きです。
ホテル「やまのは」に戻ると、肝心の温泉に中でもやはり露天風呂の善し悪しが温泉宿の良否を決めると個人的には思っています
そういう意味でここは可もなく不可もなし、というところですね。景色は良いのですが、のぞき見防止のためスモークガラスが胸の高さ辺りくらいまであり、景色が見え辛くなっている点が残念
渓谷を挟んで向かい側は断崖絶壁ですし、誰も覗かないと思うのですが・・・
食事はバイキング形式寿司、天ぷら、ラーメン、カツ丼・・・何でもあるので、個人的には満足です
外国人観光客の方が珍しそうに写真を撮っていました
味はバイキングなのでまあまあという感じ。ちなみに「やまのは」の運営はオリックス(8591)のようです。夕食後は改めて風呂に入って、夜はホテルのロビーで夜景を見ながら、のんびり。私はスマホでAmazonプライムなんぞ見ながらくつろいでいました
問題は私はこういう旅行、ホテルにきたらまず眠れないこと最近、私が体得した「ももたろう」の話を頭の中で展開すると眠れる・・・という技を使ったのですがダメ
「浦島太郎」「かぐや姫」と続けてもダメ
「羊が一匹」・・・と数えても、昔から効果が無いし、そもそも英語のSheepとSleepの類似から来ているのだからやはりダメ
むしろ「羊が一頭」じゃないのか、と自分でツッコんだりしてダメ
何度も水を飲んだりトイレに行ったりして気分を落ち着かせ、ようやく寝たのが3時頃そして4時間くらい寝たら娘に起こされました
しかしなんで宿泊施設って乾燥するんですかね
のどが渇く割に寝汗ぐっちょりでした
そして帰りは嫁のご両親を北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅まで送ってお別れ総合的には有意義な温泉旅行でした
(完)