KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ひとまず週末でアメリカ下落一服

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金曜の日経平均は続落。前日のNYは寄り前に出た4-6月期GDP速報値が前期比年率+2.8%と予想を大きく上回り景気敏感株中心に買われたものの、ハイテク株中心に不安定さが続き引けにかけて売られNASDAQS&Pは下落。商いは活況。Teslaは反発しましたが、それ以外のマグニフィセント7銘柄は下落。中小型株指数のラッセル2000は1.3%の上昇。WTI原油先物は78ドル台に上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。引き続き半導体株中心に売られました。トヨタ(7203)も3000円の節目割れ。ただ間も無く売りが一巡すると、その後は買いが優勢に。為替の落ち着きを背景に、ファーストリテイリング(9983)など指数寄与度の高い銘柄が引っ張り上げる形。ただ昨日後場の高値手前までが限界。

後場は寄り天の形。アメリカ株同様に引けにかけて売られ、前場安値を下回り安値圏での終了。TOPIX終値で2700ポイントを割り込み、4月以来の安値に。売買代金は4.4兆円台と活況でしたが前日より低下。REIT指数は反発でした。


投資判断は「売り」。金曜のNYはPCEデフレーターがほぼ予想に一致したことで3指数揃って反発。ラッセル2000も1.7%の上昇。売買高は平均並。長期金利は4.19%に低下。ただマグニフィセント7の銘柄はマチマチ。WTI原油先物は76.5ドルまで下落。それらを受けた日経平均先物は38200円となっており、週明けの日本株は反発スタートが予想されます。

今年は世界各国が選挙の年。フランスは左派政党の勝利。イギリスも野党の勝利。皆「与党(現職)が弱い」というところで共通しています。日本も自民党の支持率自体は厳しいですが、国政選挙はないですからね。ただ中国は安定していても、株価は上がりませんが。

フランスの政局に関しては、折角市場が「極右政党といっても、今はそこまで極右ではないし、言っていることは比較的まとも」と受け入れ始めたところに、結局は左派政権が奪取ということで振り回されただけの格好。この「思っていたような展開にならなかった」という辺りの方がリスクになっているような気もします。

イランですら大統領選挙は改革派(核合意の再建と欧米との関係改善を支持)のペゼシュキアン氏が勝利。19年ぶりの改革派ということで、これは西側にとっては有り難い話になっています。実際、原油や海運株はこの辺りから下落しています。

ただイランは最高指導者ハメネイ師が権力のトップであり、過剰な期待はできなさそうですが。ともあれイランも欧米の制裁も影響していますがインフレ率40%超ということで、物価高に対する国民の不満は各国共通です。

ともかくアメリカの大統領選挙の行方は今年の最大の関心事です。足元ではトランプ氏の勝利を見越した財政不安拡大→長期金利上昇がありました。逆に一部では特に2年金利が2月以来の水準にまで低下したことに注目する人が多いようです。

機関投資家アメリカ株保有状況を確認すると、7月上旬時点ではここ2年間の最高水準まで上昇してきていました。機関投資家はパンパンにアメリカ株を買って楽観的に見ていた、ということ。
https://naaim.org/programs/naaim-exposure-index/

そもそも株はインフレに強い商品ということで、インフレだから買われてきたという面があります。それがいよいよ利下げしないといけない局面に・・・となると、それは大きなトレンド転換になる可能性があります。本当に利下げ開始を喜んで良いのかどうか。その辺りが株のポジションを落とす動きに繋がっている面も否定できません。

為替に関しては7月はアメリカの金利低下やヨーロッパの選挙通過による安心感などを受けてドルインデックスが下落基調。その分、ドル円円高方向に振れています。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

日本のGPIFに関しては、今月5年に一度の年金の財政検証結果が公表されましたが、やはり5年に一度の資産配分変更で日本株のウエイトを引き上げてくるのではないかという見方も一部にはあります。実際のところはどうでしょうか。

ただ円安によってGPIFは世界最大の機関投資家という地位から転落してしまったのだとか。一方で原油が上がっているのでノルウェー年金資金が上がってきているようです。

REITの方は低迷継続。終値ベースで3月以来の安値水準となっています。やはり日本の長期金利自体は上昇基調にあるものの、そうは言ってもまだ1%程度の話ですし、世界に比べて全然低水準です。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は反発。ただ寄り底の形で上昇したものの、後場は急速に値を消し、ほぼ寄り値に戻して安値圏での引けとなりました。6月から続いた魔法が解けた感じで下落が続いています。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続落。これで9連敗となっています。三井住友の売りがまだ続いているのでしょうね。ただ出来高は今月2日の急騰の際の水準に次ぐレベルになっているので、そろそろ売り一巡感が出そうですけれど。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)も続落。こちらは何と15連続陰線ということで記録的なことになっています。木曜寄り前の上方修正、そして金曜の自社株消却共に効果なし。まあ前者は日本郵船(9101)の上方修正で、後者は自社株買い終了後は行うと予告済みだったので、共に織り込まれいたと言えますが。来週は記録更新なるか。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ほおっておけん!前編

元日に発生した能登地震の影響は実家にも及びました。まあ能登の方ほど深刻なものではないのですが、風呂場のタイルが剥がれたり、基礎にヒビが入ったり、瓦がズレて雨漏りしたり雨漏りは嫌なのですが、元々古い家で母も生活には大きな支障はないので、そのまま過ごしていました。

6月になって、住宅リフォームの人が営業でやってきました。「もし地震保険に入っておられるようならば、地震保険下りると思いますよ。もし下りたら修繕しませんか?」と提案。地震保険には入っていたので、母ももし本当に下りるのならば、その範囲で修繕したい、と。

早速、業者の人が家の周辺を調査。今はドローンなどを駆使して満遍なく撮影してくれるんですね。修繕箇所を小冊子的な感じにして渡してもらい、母と検討しました。というわけで地震発生から随分経過しましたが、地震保険の申請をしてみることになりました。

数日後、保険会社から診断士の方が家にやってきて、被害の程度を調査することになりました。その際、リフォーム業者の人にも立ち会ってもらう形。リフォーム業者の人は勿論保険が下りれば下りるほど仕事が増えるので、こっちサイドの味方ということになります。

リフォーム業者の人は20代の若者。土曜の午前9時に診断士の人が来る、という約束になっていたので、その一時間前の8時から我が家にやってきて作戦会議。ただ改めて話すことも少なく、残り50分程は居間でテレビを見ながら雑談

その時、テレビに目黒蓮が映り「ボク、この人に会ったことがありますよ」と。私と母が「えぇ」と驚くと、元々千葉で飲食店で働いていたことがあり、その際お店にやってきたのだとか。勿論、話をしたりできるわけでもないので、単にお客さんとしてやってきたところに給仕しただけということなのですが

そんな他愛もない話をしていると、やがて診断士の人がやってきました。(つづく)

6月の成績発表

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丸々一ヶ月お休みをいただきましたが、何とか生きています。仕事が立て込んできたのと、プライベートでのイベントごとやらなにやらでバタバタバタバタしていました。毎度のことですが、有料メルマガの方は基本毎日発行しているので、有料メルマガもご検討ください。

そして本日は今更ですが、残していた宿題6月の成績発表です。6月は総会シーズンに合わせて、月末にかけて買われた月でした。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検証してみましょう!(評価は6月末株価で行っています)


【買い銘柄】

アニコムHD(8715)
615円→673円(20営業日保有 上昇率9.4%)

自社株買いや保険株の上昇を背景に6月は珍しくしっかりした上昇に。月間で5月の売買高が過去最大になっており、そこからの上放れを明確にした月でした。7月に入ってからは今度は700円の抵抗力が意識され、三井住友が売ってきたことや地合悪化でまた下落。75日線で踏みとどまれるのかどうか。


日本マクドナルドHD(2702)
6440円→6340円(20営業日保有 下落率1.6%)

6月も円安に苦しめられる外食産業。7月に入ってから更に一段安し、足元ではようやく下げ一服の動きになっています。為替は円高方向に反転してきたことで、この辺りはプラス。システム障害をまた起こしましたが、こちらは特に嫌気されていません。また円安が続けば更なる値上げも、という話もあり、6000円の下値は堅いと思いますが。


ブロードメディア(4347)
1624円→1824円(20営業日保有 上昇率12.3%)

ニッポン・アクティブ・バリューファンドに加え、イギリスAVIまで参戦。アクティビストに囲まれ、経営陣にしてみれば前門の虎後門の狼状態になっています。7月には一時1900円を突破し目標株価までもう少しまで行きましたが、地合の崩れで足元は失速中。またどこかが狙ってくるでしょうか。


SPDRゴールド(1326)
34100円→34640円(20営業日保有 上昇率1.6%)

6月も順調に上昇。金価格と円安の組み合わせで考えると、この商品はどのシナリオを想定しても買われる最強商品だと思っています。足元はさすがに強烈な円高反転が逆風になってきましたが、調整一巡後改めて上値を追いに行く展開になると思います。


SBIインシュアランスG(7326)
1033円→1047円(20営業日保有 上昇率1.4%)

引き続き世界的な自動車価格上昇が保険料の上昇に繋がりますが、いかんせん3月に実施された売出価格1058円がずっと意識され、また200日線も重石になっています。マグマが相当溜まっている感じなので、上放れた時はかなり強い相場になると思いますが。この水準は仕込み場です。


【売り銘柄】

川崎汽船(9107)
2331.5円→2340円(20営業日保有 上昇率0.4%)

6月はまだ落ち着いた値動きだったのですが、7月は諸々波乱の値動きに。足元ではまた大規模な上方修正を出しましたが、残念ながら効果は薄くなっています。足元の円高は重石ですし、繰り返しになりますがトランプ氏が海運株の「儲け過ぎ」に目を付けてくると思っています。


ファーストリテイリング(9983)
40210円→40560円(20営業日保有 上昇率0.9%)

こちらも6月は落ち着いた値動きでしたが、7月に波乱の展開になっています。ここがSQ前日に決算を発表→売られたことが、実は7月急落相場の隠れ戦犯だと思っています。これだけ猛暑の中で月次も良かったのに上がらないのであれば、何があったら上がるのやら。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.15(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 5/31終値38487円→39583円(20営業日 上昇率2.8%) 0.14(%/営業日) 
TOPIX  5/31終値2772→2809 (20営業日 上昇率1.3%) 0.07(%/営業日)

今月はベンチマークに勝利!売り銘柄はそれぞれ踏み上げをくらいましたが、ブロードメディアとアニコムの強さに助けられました。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数1651.5ポイント
無事過去最高を連続更新。ただ本当はもう少し勝ちたかったですね。


最後に市場の投資判断ですが引き続き「売り」を堅持しています。そもそも日本株は7月は弱い月というアノマリーがあります。01年以降でみると7月は3番目に日経平均が弱く、陰線にもなりやすい月です。まあ8月が一番弱いのでその導入という面もありますが、6月が総会シーズンで強いアノマリーの反動が出やすいという面もあります。

グロース指数は何故か強い6月相場が終了。昨年は7月から10月にかけて株価が低迷してしまいましたが、今年はどうでしょうか。



・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文に貴重な時間を割いていただき、誠にありがとうございます。


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ドル円は38年ぶりの円安に!

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前日のNYは3指数揃って堅調。売買高は連日低調。今期見通しを受けて運輸大手フェデックスが急伸し、ダウ輸送株指数は1ヶ月ぶりの高値に。またTemuに対抗して低価格品の中国直送のサービスを計画と伝わったAmazonが3.9%高となり最高値を更新。WTI原油先物は80ドル半ばで横ばい。引け後に決算を発表したマイクロンは期待値を下回り時間外で急落。


投資判断は「売り」。ドル円は160円を突破し38年ぶりの円安水準に。確かに本質的にはなかなか金融引き締めに向かわない(向かえない)日銀の姿勢があるとみられます。アメリカが日本を為替監視国に再指定されたということも、円売りの口実にはなっています。

ただ操作国認定はされず「日本は為替運営の点では透明性がある」とある種介入のお墨付きを貰っている状況とも言えます。本来、この辺りにもう少しスポットライトが当たっても良さそうなものですが「材料を良いように解釈し動きたい方向に動く」という市場の特性がまた発揮されている感じです。

商品市況は先週原油の上昇が目立ちました。この辺りはインフレ圧力に繋がる一方、オイルマネー経由の資金流入が多い日本株には好材料なのかも知れません。穀物は下落基調が続いています。

なお、ビットコインに関してはここ2週間下落基調。元来政局不安などがあったらビットコインに資金が流れやすい性質がありましたが、今回は先に半減期などで盛り上がった分、ネタが無くなってトーンダウンしているような感じです。

今週のスケジュールとして本日は株主総会の集中日。29.7%が本日実施ということで、なかなか分散されませんね。また6月決算銘柄の権利落ち。引けではTOPIXの浮動株比率変更に伴うリバランス。今回は小規模なものです。

アメリカでは1-3月期GDP確定値。速報値年率+1.3%→+1.5%への上方修正が見込まれています。その他、中古住宅販売件数なども。そしてトランプ氏とバイデン大統領のテレビ討論会。一部では泥仕合が想定(期待?)されています・・・。

28日(金)は月末。週末でもあり、また年の前半が終了します。またアメリカではPCEデフレーター。あと30日(日)には中国で国家統計局のPMI、そしてフランス下院の第一回投票となります。市場は野党の躍進自体は既に織り込んでいるはずですが。

足元ではまた円安が止まらず、この辺りを日本株の不安材料にしてくる向きはありそうです。何よりフランスの選挙を控え、また本国よりも影響を受ける日本株らしさが炸裂しそうです。

ドル円の動きに関しては、6月末という日柄的なものも円安に勢いを付かせていると思います。アメリカ国債は足元で価格が上昇(=金利低下)していましたから、期末に向けたリバランスがあります。つまりアメリカの長期金利は上昇しやすいです。ただフランスの政局不安→安全資産のドル買いの流れもあり、この辺りは強弱感の対立がありそうです。

3、6、9、12月といった節目の月末は、ファンドなどの締め日に当たりやすいタイミングです。その時点でNVIDIAのポジションが無かったり、円売りポジションが無かったりしたらファンドマネージャーは説明責任が生じます。勿論、その後相場が逆方向にいけば賞賛されますが、更にトレンドが続こうものならば、ファンドマネージャーはクビです。そういう期末要因やドレッシング買いなどが出やすい時期でもあります。

日本株の需給的にも強弱感の対立が見られそうです。6月最終週ということで自社株買いの自粛期間に入る一方、株主総会集中週でもあるので配当金支払いがあります。

その再投資が期待される・・・わけですが、3月配当落ちの時も配当金の再投資というワードが下支えになっていて、二回もそれが通用する程甘くは無い・・・ものの、まあ毎年6月下旬はしっかりしているのも事実です。直近2年はラスト5営業日で上昇しています。ただ長い目で見ると、そこまで勝率は高くありません。

また来週は来週で毎年恒例のETF分配金捻出売りが警戒されそうです。7/8と7/10で合計1兆円以上の売りが予測されていて、規模の大きさからも7月に入った途端にその準備に入るとみられます。

とりあえず今のところ、結局4/19に空売り比率が45%を超えたところをボトムにした切り上げのように、6/17の空売り比率45%超えを起点にした切り上げ相場の流れになっています。チャート的には75日線も無事再突破し、MACDが好転。一目均衡表も三役好転の形になりました。日経平均終値ベースで4月以来の高値に。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。投資主体別売買動向では外国人投資家が今年3回目の買い越しに転じてきたこともあり、風向きが変わってきました。東証が発表したTOPIX改革の話も、大型株中心に買い材料になります。

また今の市場再編になる前のマザーズ指数は6月末の勝率が高いアノマリーがありました。残念ながらグロース市場になってからは1勝1敗なので何とも言えませんけれど、ここまで弱かったことでドレッシング買いが効きやすいとも見られています。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は昨日続伸。順調に年初来高値を連日更新しています。月足ベースで見るとまだ三角持ち合いから脱しておらず、700円を突破するまでは油断が出来ませんが、TOPIXがバブル後二番目の高値を付けている中で株価が未だこの位置に甘んじているのは解せませんね。


SBIインシュアランスG(7326)も昨日続伸。無事75日線を突破してきました。MACDパラボリックも好転しており、一皮むけた感じ。あとは売出価格1058円の突破に期待します。


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そして次回は6月の成績発表です。お楽しみに!

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ヒラメヒラヒラ

先の土曜は富山県栽培漁業センターに娘と行ってきました魚の栽培って言葉は聞いた事が無かったのですが、要は卵から稚魚を孵化させて、ある程度大きくなって他の魚介の餌にされずに済むレベルまで育ててから海洋に放ち、半養殖しようというもの。そこが体験施設も併設して無料で一般公開されています。
https://www.pref.toyama.jp/1691/kensei/kenseiunei/kensei/soshiki/16/1691.html

昨年オープンしたそうですが、私は知りませんでした。最近地元のテレビや、娘が学校から貰ってくるチラシに出ていて、娘が「行きたい」というので二人で行ってみました場所は町から離れた沿岸部にあるのですが、そこそこ親子連れが来て賑わっていました。

館は二つあって、一つは水槽や映像で施設の概要を紹介する一般的なもの。水槽には育てられているヒラメや車エビ、アワビ、クロダイが展示されていましたヒラメは個人的に刺身も好きですし、特徴的なので好きですね。

そこで先着(といっても多分皆貰えそうですが)でガチャガチャ用のメダルを貰えますそれは餌のガチャガチャで次の館で餌やり体験ができるのです。我々はヒラメ用の餌をゲットしました。

水槽にはたくさんのヒラメが底にベターッと這っていました私はこんなので餌をやってもなかなか食べに来なくてつまらないんじゃないか・・・と思って固形状の餌を投げ入れると、餌が着水した途端にヒラメがものすごい勢いで飛び上がってきて、水面からバチャバチャとすごい水しぶきが上がり、飛沫がかかりました。えぇヒラメってこんなにアグレッシブな魚だったのビックリ

他にも魚を触ってふれあうこともでき(用意してある軍手を着用。無論、魚側は触れて欲しくないでしょうけれど)、子連れには非常に良い施設になっていました。結構お勧めですね。私はヒラメ飼いたいです

というわけで夜はヒラメの刺身にしよう・・・と思ってスーパーに行ったら無かったので、中トロにしました。そしたら梅雨の時期的なものもあったのか当たってしまい、私は翌日お腹が痛くなって発熱し、娘は蕁麻疹が出ました行かなかった嫁は無事だったので、栽培漁業センターの魚の呪いだったのかも知れません(いや、良い施設ですよ。お勧め)。

NVIDIAが大幅続落

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前日のNYは高安マチマチ。先週後半からの半導体株売りの流れを受けてNVIDIAが6.7%と大きく下落し、半導体株指数のSOX指数は3.0%の下落。一方、これまでの流れ同様に、エネルギー株などバリュー株が買われました。売買高はやや薄め。中小型株指数のラッセル2000は0.4%の上昇で6/13以来の高値。WTI原油先物は81ドル台後半に上昇。


投資判断は「売り」。まずは毎度の先週の世界株の状況から。


台湾 3.3%
フランス 1.7%
NYダウ 1.5%
ドイツ 1.0%
ラッセル2000 0.7%
S&P、香港 0.6%
NASDAQ東証グロース 横ばい
日経平均 △0.5%
TOPIX △0.8%
SOX △1.1%

SOX指数は木曜から急失速し、これらの指数の中では最下位。前週のトップからの下落で、反動が出たと見るのが自然です。逆に政局混乱で売られたフランスが反動高。アメリカ株はここまで弱かったダウが復調し、他方で特にS&PNASDAQが前半連日の最高値更新波動と強い動きでした。台湾は金曜のSOX安の影響を含んでいませんが、それでもしっかりしていたというところです。一方、日本株は相対的に弱く、特にTOPIXは2週連続安となっています。

イギリス中銀は予想通り政策金利据え置き。こちらは来月選挙を控える中で動き辛いとされていました。一方、スイスは利下げを敢行。

一応、火だねになっていたフランス株に関してはひとまず落ち着きを見せました。フランスのルペン党首は「過半数獲得しなければ首相就任しない」と発言したり選挙後のマクロン大統領への協力に言及した他、公約にもユーロからの離脱は掲げられていません。極右から極が取れたくらいのマイルドさになってきたことで支持率が更に上昇した模様です。

全般的に日和ってきている感じがします。将来の大統領を見据えてより強固な支持獲得を狙っているのか、外野からガヤガヤ言うことだけが得意な野党根性なのか。ともあれ、この辺りはフランスの政局混乱沈静化に繋がりそうですが、どちらにしろ選挙の結果で議会と大統領の勢力バランスが崩れれば、政治停滞に繋がり良い話ではありません。

またフランスだけでなくイギリスも野党優位の選挙を控えており、選挙が終わるまで火だねはくすぶり続けます。そもそもフランス株の戻りも鈍く、拡がったフランスとドイツの長期金利の差も縮んでいません。

アメリカの長期金利は前週急落したこともあり、ひとまず落ち着きを見せたところ。こちらもほとんど上がらないところに、特にハイテク株は居心地の良さを感じた模様。連日の最高値更新はNVIDIAを先頭にしたマグニフィセント7の上昇が特に大きかったですが、週末の各種リバランスに向けて祝日明けには流れが変わったように映ります。

なお、アメリカは先週末メジャーSQに該当するクアドルプル・ウィッチングデーでしたが、同時に6月というアメリカでは上半期の区切りの重要月でもあります。というわけで、盛んな個別株オプションの清算やFTSEのリバランスの他、各ファンドやETFのリバランスも同時に発生したのだそうです。具体的には前週金曜の時価総額を基準にして、ウエイトを修正するのだとか。

例えば先週まではNVIDIAは毎日のように買われて連日最高値更新となっていました。そして時価総額が1位になりました。先々週金曜の段階では1位でこそなかったものの、3位くらいのポジションに居ました。

ただ前回の基準である3月の段階では今より時価総額は4割も小さかったので、ウエイトが一気に倍近く引き上げられることになります。その先回り買いが今週のNVIDIAの強さに繋がった一因でもあるようです。というわけで、先週後半から今までのような一極集中型でNVIDIAが買われるような展開は落ち着いたようです。

為替に関しては足元でまたドル円が160円に接近。一向に円売り圧力が止みません。オルカンで毎月毎月日本からアメリカに資金が送金されていることは確かに一因ではありますが、根っこにはアジア通貨安があります。通貨安で苦しんでいるのは日本だけでなく、中国や韓国、台湾ドルも3月以降ずっと通貨安。対ユーロでも強くドルインデックスは高止まり。アメリカが強過ぎるのです。
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新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。特に直近IPO銘柄が盛り上がっていました。中でも4月辺り以降にIPOしたカリウス(153A)以降がそれぞれ大幅高。これは四半期末の接近に向けたリバランスやドレッシング買い、また先週末の新しい資本主義実現会議において、スタートアップ支援の話がまた出て来たことが刺激材料になった可能性はあります。まあ、目新しい話でもないので、あくまで後付けっぽい感じはありますけれど・・・。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は昨日反発。SONY損保とペット保険の共同開発と伝わり好感されました。昨年9月以来の高値となり、上放れトレンドが継続。足元でFPパートナー(7388)が大きく売られたことも、保険株内での資金が入ってきているような印象です。MACDが本日にも好転してくる流れである他、来月には200日線も上昇に転じてくる日柄となっており、流れが明らかに変わっています。


SBIインシュアランスG(7326)は昨日続伸。ただ非常に狭いレンジでの小動きが続いています。本日の日経1面で「損保各社が保険料算出根拠の料率を5.7%上げる。3年連続。」と伝わっています。値上げ自体は既出の話ではありますが、中古も含めた車両価格の上昇が値上げに繋がっている形。そろそろ上値をブレイクしても良さそうですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


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人間標本にやられる 後編

湊かなえ先生「人間標本」の読後感の続きです。

読み終えると、前半部分の猟奇的殺人の気持ち悪さの大部分が不思議と昇華される終わり方も絶妙。ラスト30ページで何度息が詰まり、ため息をついたかわかりませんいやー、本当にすごい才能だと思います

ネタバレを恐れてネット検索はしなかったのですが、読み終わった後に見ると、皆概ね高評価でした勿論、人の感じ方は千差万別なので低評価の人も居るのですが、低評価のうち一部の人は最後までちゃんと読んでないのかも知れませんね。是非最後まで読み切って欲しいです。勿体無い。

しかし色々と彼女の作品は映像化されていますが、今回はさすがに無理でしょうね犠牲者が全員美少年という設定なので、映像化した時のキャストは良いのかも知れませんが・・・

そういう意味で出版社サイドは残念かも知れませんが、だからこそ是非買って読んでみることをお勧めしますこの内容で2000円でおつりが来るなんて安過ぎると思っています。ただ前半の気色悪さはどうしてもあるので、万人向けではないのが残念ですけれど(完)