KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ドル円は38年ぶりの円安に!

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前日のNYは3指数揃って堅調。売買高は連日低調。今期見通しを受けて運輸大手フェデックスが急伸し、ダウ輸送株指数は1ヶ月ぶりの高値に。またTemuに対抗して低価格品の中国直送のサービスを計画と伝わったAmazonが3.9%高となり最高値を更新。WTI原油先物は80ドル半ばで横ばい。引け後に決算を発表したマイクロンは期待値を下回り時間外で急落。


投資判断は「売り」。ドル円は160円を突破し38年ぶりの円安水準に。確かに本質的にはなかなか金融引き締めに向かわない(向かえない)日銀の姿勢があるとみられます。アメリカが日本を為替監視国に再指定されたということも、円売りの口実にはなっています。

ただ操作国認定はされず「日本は為替運営の点では透明性がある」とある種介入のお墨付きを貰っている状況とも言えます。本来、この辺りにもう少しスポットライトが当たっても良さそうなものですが「材料を良いように解釈し動きたい方向に動く」という市場の特性がまた発揮されている感じです。

商品市況は先週原油の上昇が目立ちました。この辺りはインフレ圧力に繋がる一方、オイルマネー経由の資金流入が多い日本株には好材料なのかも知れません。穀物は下落基調が続いています。

なお、ビットコインに関してはここ2週間下落基調。元来政局不安などがあったらビットコインに資金が流れやすい性質がありましたが、今回は先に半減期などで盛り上がった分、ネタが無くなってトーンダウンしているような感じです。

今週のスケジュールとして本日は株主総会の集中日。29.7%が本日実施ということで、なかなか分散されませんね。また6月決算銘柄の権利落ち。引けではTOPIXの浮動株比率変更に伴うリバランス。今回は小規模なものです。

アメリカでは1-3月期GDP確定値。速報値年率+1.3%→+1.5%への上方修正が見込まれています。その他、中古住宅販売件数なども。そしてトランプ氏とバイデン大統領のテレビ討論会。一部では泥仕合が想定(期待?)されています・・・。

28日(金)は月末。週末でもあり、また年の前半が終了します。またアメリカではPCEデフレーター。あと30日(日)には中国で国家統計局のPMI、そしてフランス下院の第一回投票となります。市場は野党の躍進自体は既に織り込んでいるはずですが。

足元ではまた円安が止まらず、この辺りを日本株の不安材料にしてくる向きはありそうです。何よりフランスの選挙を控え、また本国よりも影響を受ける日本株らしさが炸裂しそうです。

ドル円の動きに関しては、6月末という日柄的なものも円安に勢いを付かせていると思います。アメリカ国債は足元で価格が上昇(=金利低下)していましたから、期末に向けたリバランスがあります。つまりアメリカの長期金利は上昇しやすいです。ただフランスの政局不安→安全資産のドル買いの流れもあり、この辺りは強弱感の対立がありそうです。

3、6、9、12月といった節目の月末は、ファンドなどの締め日に当たりやすいタイミングです。その時点でNVIDIAのポジションが無かったり、円売りポジションが無かったりしたらファンドマネージャーは説明責任が生じます。勿論、その後相場が逆方向にいけば賞賛されますが、更にトレンドが続こうものならば、ファンドマネージャーはクビです。そういう期末要因やドレッシング買いなどが出やすい時期でもあります。

日本株の需給的にも強弱感の対立が見られそうです。6月最終週ということで自社株買いの自粛期間に入る一方、株主総会集中週でもあるので配当金支払いがあります。

その再投資が期待される・・・わけですが、3月配当落ちの時も配当金の再投資というワードが下支えになっていて、二回もそれが通用する程甘くは無い・・・ものの、まあ毎年6月下旬はしっかりしているのも事実です。直近2年はラスト5営業日で上昇しています。ただ長い目で見ると、そこまで勝率は高くありません。

また来週は来週で毎年恒例のETF分配金捻出売りが警戒されそうです。7/8と7/10で合計1兆円以上の売りが予測されていて、規模の大きさからも7月に入った途端にその準備に入るとみられます。

とりあえず今のところ、結局4/19に空売り比率が45%を超えたところをボトムにした切り上げのように、6/17の空売り比率45%超えを起点にした切り上げ相場の流れになっています。チャート的には75日線も無事再突破し、MACDが好転。一目均衡表も三役好転の形になりました。日経平均終値ベースで4月以来の高値に。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。投資主体別売買動向では外国人投資家が今年3回目の買い越しに転じてきたこともあり、風向きが変わってきました。東証が発表したTOPIX改革の話も、大型株中心に買い材料になります。

また今の市場再編になる前のマザーズ指数は6月末の勝率が高いアノマリーがありました。残念ながらグロース市場になってからは1勝1敗なので何とも言えませんけれど、ここまで弱かったことでドレッシング買いが効きやすいとも見られています。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は昨日続伸。順調に年初来高値を連日更新しています。月足ベースで見るとまだ三角持ち合いから脱しておらず、700円を突破するまでは油断が出来ませんが、TOPIXがバブル後二番目の高値を付けている中で株価が未だこの位置に甘んじているのは解せませんね。


SBIインシュアランスG(7326)も昨日続伸。無事75日線を突破してきました。MACDパラボリックも好転しており、一皮むけた感じ。あとは売出価格1058円の突破に期待します。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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そして次回は6月の成績発表です。お楽しみに!

株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。