★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!
「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)
▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
1ヶ月当たり4,300円~
相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。
※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
前日のNYは3指数揃って軟調。PCEデフレーターや週末の祝日を控え商いは閑散でした。過去最大規模となる660億ドル規模の2年債入札は不調で2年金利が上昇。それに合わせて長期金利も4.25%に上昇しました。中国が政府調達PCにおいてアメリカ半導体を排除と伝わり半導体株指数のSOX指数も軟化。ただNVIDIAは6連騰で終値ベースでの最高値更新。WTI原油先物は82ドルに上昇。
投資判断は「売り」。先週のアメリカ株は上昇率が今年最高に。しかしそれ以上にダントツで強かったのが我ら日本株で、日経平均、TOPIX共に5%超の上昇率。次いで韓国が3.1%、NASDAQが2.9%、イギリスが2.6%・・・という順位。全般的に中央銀行のイベントを無事通過してリスクオンの動きになりました。一方、香港がダントツのビリで△1.3%、上海が△0.2%と中国が一人負け。
アメリカでは22年7月から始まった2年金利との差である逆イールドが、遂に過去最長に。すっかり未知の領域に入ってきました。
ところで過去のアメリカの利下げ局面において、利下げ開始前後2ヶ月は金利は低下する傾向にあるようです。もし今回6月からの利下げが開始されるとすると、金利低下局面に入ったのかも知れません。それは本来ドル安に繋がっていくはずですが。
ただ過去7回の利下げ局面において、大統領選挙と重なったのは前回20年のコロナショック時の緊急利下げくらいしかありません。あまり過去のサンプルが無いので、この辺りは参考程度に認識しておくべきだろうと思います。
植田総裁が「金融緩和は続ける」という強調も殊更あったことで、為替は円安に振れ、執筆現在でドル円は151円半ばに。ユーロ円は先週昨年11月高値を超え、07年以来の高値165円を付けました。ドル円は長期チャートで見ると三角持ち合いが煮詰まってきているので、もしこの152円を明確に上抜けるようであれば、円安は更に2~30円進むような形になります。
スイス中銀がまさかの利下げ。それを受けてユーロ安ドル高が進んでいます。日本に1年半先んじてマイナス金利を解除したスイス中銀の利下げというのは、当然国が違うので事情も違いますけれど、日本も簡単に金利は上げられないだろうなということを予見させてくれます。なお、イギリス中銀は予想通り据え置きで、こちらは中立。
とりあえず日米の金融政策を通過してドル円152円突破はならず。日本当局はホッと胸をなで下ろしているところでしょう。この辺りアメリカ政府と何らかの影の合意があるのかも知れませんが。ユーロの方も上述のスイス中銀利下げを受けて、やや売りが優勢になり、ひとまず一服。あとは年度末に向けて元々円安が進みやすい傾向があるので、残り一週間を乗り切れば、為替はまたしばらく152円突破には時間を要しそうです。
株の方はその為替に左右される面もありますが、今週は自社株買い自粛期間である一方、持ち合い解消売りやGPIFなどのリバランス売りが出やすいので、需給がやや売りに傾きやすそうな日柄です。ただ権利取りの買いや配当落ち分再投資の買いも入ってくるので、強弱感が対立し、また新年度になると新しい資金が入ってくる期待感もあります。
個別では不動産やREITが買われる動き。REITに関しては、2月は外国人投資家や銀行が売り込む一方、個人投資家が下落局面で頑張って買い越したそうで、コロナショックの20年3月以来のレベルとのこと。逆張りの個人が報われそうな局面になってきました。
問題はいつまで「円安と株高が共存できるか」ですが、とりあえず目先はまだそこまで心配する段階ではありません。ここから期末にかけてポジション調整や持ち合い解消の売り、一方で配当落ち分の先回り買いや権利取りの買いが入ることで物色対象を変えながらも、堅調な動きが継続しそうです。
懸念材料は勿論あり、アメリカがまた金利高となった時にアメリカ株がどれだけ持ちこたえられるのか。特にハイテク株には逆風になる・・・と考えるのが自然なので、そういった面でも物色対象は異なってくるでしょう。
ちなみに個人的にはやはり「金」が一番着実に上昇する資産ではないかと思っています。特に円建ての金は円安と金価格上昇のどちらでも伸びる余地があるので安定的です。GPIFも新しい資産運用対象を模索しているということで、中国政府のみならず日本の主要ファンドでも金を狙っていく・・・という方向性はありえそうです。
本日引け後にも最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週4.6倍→4.8倍に上昇。買い残は4.4兆円となり、17年ぶりの高水準。ただ繰り返しますが、当時に比べ売買代金は倍に膨らんでいるので、個人的にはここは気にする必要はないと思っています。
先々週末時点の裁定残高は買い残2兆円に対して売り残0.4兆円の差し引き1.6兆円の買い長。前週に比べて1,296億円増えました。やはりこの辺りが上昇の原動力になっています。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。一時先週の高値を超えましたが、引けにかけて売られ安値引け。円安メリットも無く3月権利取りも期待できないので、引き続き厳しい状況は続きそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
アライドテレシスHD(6835)は小動き。こちらに関しては持ち合いも続きあまり脈が無いと思うので、本日引けで売却とします。足元でスタンダード市場では低位株ブームが来ていますが、同社はその波に乗れず。またこれ以上の株主還元も望めそうに無いですね・・・。
売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は昨日反落。ただ途中までプラス圏で推移していたこともあり、相変わらず同社を買い上げることで、日経平均先物が操作されている感じ。指数寄与度は11.65%に。上位4社のFAST銘柄で30%超えと、どんどん上がっています。
https://nikkei225jp.com/nikkei/
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。