KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ドル円は158円台に!

★☆★☆【有料メルマガ】お申込受付中!!

「損を減らし、焦らず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガお申込受付中!
(注:ブログ本文で紹介している【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)

▼その他「じょうしょうダルマ」HPより有料メルマガの成績などご確認後、お申し込みください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html

1ヶ月当たり4,300円~

相場が続く限りチャンスは無限大!
是非一度お試しください。

※リスク・手数料などにつきましては以下の契約締結前交付書面を参照してください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/teiketumae.html

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

金曜の日経平均は反発。前日のNYは1-3月期GDP速報値において景気減速感が嫌気されたことや、PCEが前四半期の+2.0%→+3.7%と加速したことで利下げ期待感が後退。メタの決算を受けた急落なども嫌気されましたが、3指数揃って引けにかけて下げ幅を縮小。半導体株指数のSOX指数は2.0%の上昇となりました。引け後に決算を発表したGoogleMicrosoftは時間外で上昇。

それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行したものの、昨日決算を発表した信越化学工業(4063)や富士通(6702)などの下落を嫌気して次第に売りに押されてマイ転。昨日安値を下回る水準まで売られました。ただそこからは買い戻しが優勢に。昼に発表された日銀金融政策決定会合が現状維持だったことで、ドル円は156円を突破。

後場は不動産株が買われ銀行株が売られる展開に。ただ指数は買われ、38000円台を回復しました。ただ引けにかけては引け後の植田総裁の発言や、連休中の中東リスクなどを警戒し38000円割れで後場寄り水準に戻して終えました。売買代金は5兆円強と引けでTOPIXのリバランスがあって活況。REITは反発でした。


投資判断は「売り」。金曜のNYはPCEデフレーターが予想を上回ったものの、事前に警戒されていたこともあり、反応としては長期金利が4.66%に低下。それを受けて3指数揃って反発となりました。商いは閑散。GoogleのAlphabetは初配当や自社株買いも出して過去最高値を更新。NVIDIAも先週末の急落前の水準を回復し、SOX指数は2.6%の上昇。ドル円は158円を突破。

日経平均は先週今年の高安の半値戻し水準まで下落。ただ一目均衡表の雲下限で下げ止まりました。パニックの時でも(だからこそ?)どこかのテクニカル上の節に引っかかるような位置が下値のメドになります。ドル建て日経平均は1/18以来の安値に。2、3月分の上昇は一気に吹き飛んだ形です。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php

繰り返しているように、そもそも4月から明らかに相場の流れが変わっています。先週は17日のASMLの決算が出たところから半導体株安になり、翌18日はTSMCの決算で一旦反転も→翌19日はアメリカが結局半導体株安で返ってきて、更に中東リスクで下落でした。

一応、表面上はこういう流れになっていますが、そもそも17日のASMLの決算が出る前の段階から、寄り天で弱い動きでした。つまり色々な材料はありますが、結局のところ「売りたい人が売っている」から、この流れが出来上がったのです。先週は空売り比率が火曜から40%超えでずっと高かったですが、積極的に日本株売りを仕掛けている人が居ると後講釈でわかります。
https://nikkei225jp.com/data/karauri.php

一つ興味深いのは、これで今年から始めた新NISA組の握力が計れると思います。「あぁ、やっぱり投資は怖い。止めよう」となるのか「絶好の押し目が来た!投資のチャンス!」と見るのか。特に今回新規の口座開設が多かった30代までの世代はバブル崩壊を体感していない世代ということで(ただリーマンショックは知ってると思いますが)、既存の個人投資家とは異なる感性を持っている(株価は上がるものと信じている)ということですから、後者であるはずなのですが。

個人的な感覚としては、自分で何も考えず、世間の雰囲気に乗じてオルカンに投じたような個人投資家は、こういう局面に弱いのでなはいかと思います。もし彼らが引き上げるのであれば、円安圧力も一定程度収まる可能性があります。

また、個人投資家側だけでなく、事業会社側の反応もどうか。この株安を受けて自社株買いを出してくれれば良いのですが、残念ながら3月期決算銘柄に関してはこれから決算発表を控えるので出し辛いところです。また、決算発表一週間程前から自社株買い自粛期間に入ってくるので、この安値局面を拾い辛い部分もあるでしょう。

しかしこうして考えてみると、日経が3月末に半導体指数なんてものを作ったところがピークでしたね・・・。まあ長い目でみればまだ高値は取ってくるとは思うのですけれど。そもそも日経平均そのものがほぼほぼ半導体株指数のようなものですから、わざわざ組成する必要があったのかどうか。

REIT指数の方は比較的しっかり。75日線を軸に持ち合っています。足元で長期金利の上昇が一服したのであれば、もう少し買われても良さそうですが、株の方が下落で配当利回りが高まってきたことで、相対的なメリットが薄れている面もあります。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は反発。ただグロース市場は戻りが鈍く、もう厳しいの一言です。アメリカではラッセル2000がまだ比較的持ちこたえているのに対して、日本のグロース指数は先週遂に半年ぶりの安値を付けました。円安も売り方の買い戻しも恩恵がないので、自律反発のタイミングを待つばかり。一旦買い戻しが出れば、多少スピード感を持って戻るとは思うのですけれど。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は反発。25日線での攻防が続いています。足元では円安が海運株の強烈な追い風に。来週は商船三井(9104)から決算が出てきますが、今期も一段と強気の見通しと還元策を出せるでしょうか。いくら運賃が上がっても、輸送コストが上がっていれば期待通りの数字は見込めないと思いますが。


同じく売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は続落。リバランスの影響もあって、引けにかけて売られました。半導体が買われたこともあり、日経平均寄与度は下がりましたがそれでも10.7%と高く。来週の月次発表でまた動きがあるでしょうか。
https://nikkei225jp.com/nikkei/


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。