KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

Disneyの決算失望もダウは続伸

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前日のNYは高安マチマチ。発表されたDisneyの決算が市場期待値を下回り10%近い急落となったことでダウは押し下げられたものの5日続伸。一方、ミネアポリス連銀総裁が年内金利据え置きとタカ派発言をしたことで利下げ期待感が後退しNASDAQは反落。長期金利は4.46%に低下。中国での販売が大きく減少したTeslaは3%超の下落。WTI原油先物は78ドル台半ばに下落。


投資判断は「売り」。為替に関しては引き続き円売り圧力が続いています。相手側のイエレン財務長官の「為替介入は「まれ」であるべきで、事前に(米国と)協議があることを期待」と発言。どうも岸田首相の訪米では、その辺りの話はまとめられなかったっぽいですね。まあアメリカにしてみれば、今ドル安にして物価高を加速するわけにはいきませんからね・・・。

ただアメリカにとって日本は第4位の輸入国ながら、その割合はわずか5%程度。その為替が数%変動しても大きな問題じゃないようにも思いますけれど、麻生さんがトランプ氏と会ったのが気に障ったのでしょうか・・・。

しかし「日米の金利差があるから円安になるのは当然」という声がありますが、それは今に始まったことではありません。じゃあ6年前にドル円が104円を付けていたのは何だったのか。この6年で色々ありましたけれど、日米の長期金利差は10%も膨らんでいません。金利差の理屈で言えば、まあ104円の当時が妥当だったとも言い切れないのですけれど、今はせいぜい120円当たりが良いところ。

為替市場は特に投機筋のウエイトが大きいと言われています。また、FX投資家のほとんどはチャートが頼りの売買でもあります。自動売買ソフトとか売られているのも、結局チャートだけでやってますよね。

商品市況に関しては中東リスクの一服もあって原油は落ち着き。金も上げの勢いは弱まっています。ただ原油は需要面の問題もあるのでまだわかりませんが、金は反アメリカ国のドル離れや、ドルベースでのチャートが20年以降続いた2000ドル強の高値で作られた三尊天井を突破してきたことで、少なくとも1年間は上昇が続く相場だと思っています。特に円建てだと円安パワーも加わって尚更ですね。

そういった金の強さもあって銀も直近買われていますし、銅もここ2ヶ月程強い動き。銅の上昇はまたインフレ圧力に繋がってくるので厄介ですね。小麦は先月下旬からやたら上がりましたが、産地であるアメリカとロシアの作況悪化観測が原因とのこと。こちらも厄介です。

日本株に関しては、先々週にわかに出て来た「GPIFが日本株ポートフォリオ比率を25%→35%に引き上げるのではないかという話もあります。日銀が債券買いを減らす→日本国債の下落が想定されて債券ポートフォリオが低下することと、5年に一度のポートフォリオ見直しで来年度からの戦略変更があるのかも、ということが背景にある感じです。

もし本当なら個人的には日銀のETFの処分がこのGPIFに移る布石ではないかと思っているのですが、少なくとも期待感が相場の押し上げになっている面はありそうです。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFL2316XTT20C24A4000000/

衆院補欠選挙は、個人的にはビックリの立憲民主党が3戦全勝。自民の凋落はわかっていましたが、島根で負け、更に全部立憲民主党が取るとは。これで岸田首相は降ろされることになりそうですが、別に自民党から政権交代となるわけではないので、株式市場に大きな影響は出ていません。ただ6月解散は消え、次期首相を巡って色々と思惑が交錯し、関連銘柄に動きがあるかも知れません。

ところで最後に余談ですが、先日娘のママ友と雑談をしている中で「これだけ世の中インフレになっていて、一体誰がそれで得をしているんですかね?」と尋ねられ、私はその場でパッと答えられるようなスマートな答えが思い浮かびませんでした。世間の人々が感じる実に素朴で単純な疑問ですが、核心を突いている良い質問のように思いました。皆様ならどう答えますか?

私の答えとして、最大なのは結局「コスト以上に値上げが出来て、それが受け入れられるところ」だと思います。そう考えると、今のインフレという環境に適合できる製品力、サービス力、シェアがあるところは一層強くなり、そうでないところは弱くなる二極化が進みやすい環境であると言えます。ちなみに次点は国で、インフレにより実質的な借金が目減りでき、消費税などの税収が増えるところで財務省などもメリットですね。

周囲にも聞いてみたのですが「そもそも日本にはない」という答えや、「デフレで一番恩恵があったのは年金受給の高齢者だから、インフレの今は新卒の若手社員」という答えも。どれも正解でしょうね。そういったインフレの勝ち組相手に商売できるところが、やっぱり強いとも言えそうです。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反発で高値圏での引け。ただ売買代金は879億円と連日の低調でした。8営業日連続での1,000億円割れとなり、市場再編後の最長記録更新とのこと。

何より外国人投資家の売りが止みませんね。またこれだけ進む円安の恩恵が全くありません。ただ個人的には売買代金が下がってきていることから、5月中旬にかけて決算が一巡するといよいよ反転するのではないかと思っています。逆に言えば、もう1週間ほどは低迷が続きそうです。


ポートフォリオ銘柄】

日本マクドナルドHD(2702)は昨日続落。7000円の壁が厚くなっています。昨日発表された月次では4月も既存店売上高6.3%増と好調。チキンタツタなどが好評だった模様です。ところで先日近所のマクドナルドに行ってみましたが、案外高齢者夫婦なども普通に来ていて、全年齢型なんだなと思いました。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日続伸。そして引け後に決算を発表。決算数字は着地、見通し共にアナリスト予想をやや下回る結果。ただ増配と自社株買いが好感されてPTSでは買われていました。自社株買いも基本的には大株主用ですし、増配も若干。そんなに良い内容じゃなかったように思いますけれど。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。