KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカは来年3回利下げか

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前日のNYはFOMCにおいて3会合連続の現状維持と来年3回の利下げ見通しが示されて3指数揃って上昇。NYダウは最高値を更新し、S&PNASDAQも年初来高値更新。売買高は大活況。長期金利は昨年7月以来の4.0%にまで低下。VIX指数は12.2ポイントに小幅上昇。OPECによる来年の中国の原油需要堅調と示したことやアメリカの原油在庫減を受けてWTI原油先物は70ドル手前に上昇。


投資判断は「売り」。今週はドイツDAXやインドも最高値更新と、全般的に上値追いムード。SOX指数主導で上がる展開になっています。いわゆるゴルディロックス相場がここにきて再燃している感じ。特に昨日はGAFAM系から他の銘柄に資金が移動した健全な上昇に映ります。

まずスケジュールとして本日はECB理事会。アメリカでは11月小売売上高。クリスマス商戦の書き入れ時の重要なデータになります。特にFOMCが終わった後なので、景気に目が向くと考えると、悪い数字が出ると株価は売られそうです。市場予想は前月比△0.1%。

15日(金)は引けでFTSEのリバランス。中国では小売売上高などの経済指標。景気減速やデフレが気にされているところであり、ここでまた弱いようだと中国株のみならず原油にも影響が出てくるでしょう。アメリカはメジャーSQに当たるクアドルプルウィッチングデー。クアドルプルウィッチング自体より、アメリカでもFTSEのリバランスがあるので需給が変わりやすいタイミングです。その他、NY連銀製造業景気指数などが出ます。

先週金曜もあれだけ日本株が急落しましたが、ドル建て日経平均はプラス。やはり為替が足元の株価を大きく左右しています。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php

短期筋の動向に関しては、12/5のドル円の売りポジションは引き続き高水準。まあ大きく動いた7日を過ぎた後のポジションがどうなっているかが一番重要ですが、足元はこの短期筋の動向が為替に大きく影響を与えていると考えられます。
https://imm.gradefour.net/

そして金曜の空売り比率は47.9%と高水準でした。メジャーSQやTOPIXのリバランスなどのタイミングは高くなりがちではあります。まだ50%を超えたわけではないので決定打ではないものの、昨今の空売り比率に応じた上下動を考えると、一旦買い戻し圧力が強く出ているのも頷けます。もっとも、ドル建て日経平均の方はこの空売り比率にはあまり左右されていません。円買いと株の空売りがセットになって攻撃されていると考えるべきなのでしょう。
https://nikkei225jp.com/data/karauri.php

ただ円高もありますが、一方で先週は日本国債の下落もありました。外債はしっかりしているものの日本の債券が下落しているということで、GPIFなど機関投資家のリバランスの動きもあったとみられます。需給面での日本株売りは一つあると思います。

またここにきて日本の政局がかなり危うくなってきました。官房長官も更迭。岸田政権は起死回生の策も出せず、何をやっても裏目で死に体の様相。やはり急速に進むインフレというのは、どこの国でも支持率を落とす一番の原因なのでしょうね。外国人が敢えて日本株を買うかどうか。

実際、投資主体別売買動向では外国人投資家の売り越しが続いています。ただ投資主体別売買動向に関しては、メジャーSQ週特有の玉移動があるので(配当を取るために海外本店→国内支店へ移す)、外国人投資家の動向をそのまま鵜呑みにはできないのですけれど。

来週の日銀金融政策決定会合に関してはBloombergが日銀関係者の発言として「マイナス金利解除を今月急ぐ必要は無い」という記事を出してきました。いやいや、先週お宅の日高記者がYCC解除を煽ったんでしょうよ・・・というマッチポンプ感が強いですが。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-12-11/S5HJJ3T0AFB400


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反発。ただ一時マイ転するなど、引き続き弱い動きになっています。アメリカでは中小型株指数のラッセル2000が復調してきているのですが、日本の方は年末特有の損出し売りが重石な感じ。グロース市場の時価総額ダントツトップのビジョナル(4194)の卒業(プライム昇格)も決まり、市場規模がまた縮小。また昨日出たSBI証券によるIPO価格釣り上げ疑念も、IPO市場に冷や水となるのでしょうね。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ寿スピリッツ(2222)は昨日反落。ただ今週は強い動きになっています。一つは円高による原材料安期待感があると思いますが、隠れ材料としては自民党の政権混乱→石破氏の存在感増す→地盤鳥取の関連企業という連想も一役買っている模様。ただ今年も上がった銘柄なので年末特有のドレッシング買いが出ているとみられ、それの剥落する来年からの下落を見込みます。


同じく売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日続落。5日連続陰線となっており需給が悪くなっています。結果25日線も割り込んできました。他の日本郵船(9101)や商船三井(9104)は現値水準のままいくとすると、75日線も下落してくる日柄になってくるので、約半年ぶりのトレンド転換。安値を付けた5月からの半年経過というタイミングも、需給バランスの反転を示唆して上値は相当に重くなるとみています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。