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前日のNYは引き続き市場の利下げ期待感を牽制する発言がFRB高官から出たものの、3指数揃って小幅高。ダウは連日の過去最高値更新。売買高は若干多め。半導体関連株指数のSOX指数は小反落。Appleウォッチが特許侵害でアメリカでの販売停止と伝わりAppleは軟調。WTI原油先物は72.5ドルに上昇。日本製鉄(5401)が2兆円規模の巨額買収を発表し、ドル円は一時143円を回復する場面も。
投資判断は「売り」。先週のアメリカ株も強く、S&Pは17年以降最長となる7週連続高の記録。そりゃVIX指数が記録的な低水準であり続けるのも頷けます。主要国の中でアメリカ株が最も強く、中でもここまで出遅れ感が強かった中小型のラッセル2000が5.6%と一番上がり、リスクオンの姿勢が鮮明に。次に香港や日本株が続きますが、逆に弱いのは相変わらず上海株で、香港株とは好対照の動き。意外なのは最高値更新のDAXで、週間ではわずかに下落。
先週は何と言ってもFOMCが市場を一番大きく動かした要因でした。来年3回の利下げを見込むドットチャートが市場予想以上にハト派な見立てになり、ポジティブサプライズとなりました。
ところが、過去ドットチャート通りに政策が進んできたわけでもありません。当たり前ですが、当局者と言えども神の身ならざる者であり、1年も先の将来を見通せるはずもなく。パウエル議長も過去に後手後手を踏んできた経緯があるので、果たして3回の利下げで済むのかどうか。来年も予想以上に進むデフレに対して難しい撤退戦を強いられる可能性がありそうです。
https://fingfx.thomsonreuters.com/gfx/rngs/USA-FEDFUNDS-LJA/01005028054/index.html
もう一つ先週のポイントは小売売上高でした。マイナスと予想されていたものがプラスでの着地。外食やネット通販が牽引し、クリスマス商戦の好調な消費継続を示しました。もしここで転けていたら、前日のFOMCの結果もあって景気後退リスクを市場は急速に織り込むとみられましたが、まず一つ乗り切りました。
これらの結果を受けて、投資家のスタンスは今年最大級の強気に。だいぶ陽の極感が出て来ました。ちなみに今年のピークは7/19で、その2週間後にS&Pはピークを打ち、3ヶ月の下落相場に移行しました。先週は特に金曜は特殊要因だったとしても、FOMCの水曜から市場全体の売買高が膨らんでおり、相場の力強さと共に投資家の入れ替えが進んでいることを示しています。そして次に買う人が居るのかどうか。
https://www.aaii.com/sentimentsurvey
なお先週に関しては、FRBのバランスシートが若干拡大。ただこれは昨年も同時期に少し拡大した経緯があり、あくまで何らかの季節性要因ではあるようです。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm
為替に関しては足元の円高を反映して、12日現在の短期筋の円売りポジションが案の定縮小。損切りを余儀なくされた向きも多かったようです。ただその後また一段と円高に進んだ経緯があり、この後の動向も気になるところ。一方、ECB理事会も経てユーロが1ドル=1.1ユーロで11月高値とダブルトップの強烈な反落。目先はドル高基調になるのかも知れません。
https://imm.gradefour.net/
商品市況に関しては原油はひとまず下げ渋り。穀物も12月は全般的に底堅くしっかりとなっています。金も長期金利の低下が上昇圧力になってしっかり。全般的なドル安がこれらを支えているようです。
そして本日は日銀金融政策決定会合。年内最後のビッグイベントです。一応、市場のコンセンサスとしては現状維持が見込まれており、先の報道によってもたらされた為替の上下動にひとまずの決着が付きます。
余談ですが水星逆行も13日から始まり、14日には早速波乱が起きました。勿論たまたまFOMCが重なっただけと一笑に付せる話ではあるのですが、水星逆行は人の心理状況に不安や焦りを生み出し、事故なども増えるのだとか。異様に低水準にあるVIX指数が不気味でもあります。用心に超したことはないでしょう。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。引き続き元気がありません。外国人投資家は連続の大幅売り越し。年末特有の損出し売りに押され、空売りが出来ないこともあって需給も一方通行。利回りや優待も少ないので新NISA組み入れ期待感も薄いですし、MBOも期待し辛く、良いところがありません。強いて言えば円高耐性があることや、ここまで売られた値頃感はあるかも知れませんが。
【ポートフォリオ銘柄】
アニコムHD(8715)は昨日続落。保険株が売られたことが重石になり、4月以来の安値となりました。先週末にアフラックが日本のペット保険の新規引き受けを断念と発表しましたが、特に反応は無く弱い動きになっています。窓を開けての下落となったことで、将来的な窓埋めは期待できるのですが、年内は損出し売りに押されるのでしょうか。
売りポートフォリオの川崎汽船(9107)は大幅続伸。イスラエル周辺での地政学リスクで、欧州の大手海運がスエズ運河の利用を停止→それを受けた運賃上昇期待感が高まって急騰となりました。ただ空売り比率は37.4%と低く、先週木曜の60.5%などという数字に比べると随分売り方の損切りが膨らんだものと見られます。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。