KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカの決算はピークに

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前日のNYは労働コストの上昇や消費者信頼感指数の下落が嫌気され3指数揃って軟調長期金利は4.69%に上昇。マグニフィセント7は全て下落し、NASDAQは2%の下落。WTI原油先物は81ドル半ばまで下落。引け後に決算が出たAmazonは予想を上回る着地で時間外で上昇。一方、AMDはゲーム部門の不振で7%の下落。スーパー・マイクロも失望を呼び9%の下落に。


投資判断は「売り」。まずは先週の世界の株式市場の振り返りですが、NASDAQ4.2%、最高値更新のイギリスFTSE3.1%、台湾3.0%、S&Pラッセル2000が2.7%、ドイツDAX日経平均が2.4%、TOPIX2.3%といった順の上昇でした。

NASDAQは先週急落の反動でリバが大きくなっており、アメリカ株全体としても週足では4月になって初めて陽線。S&Pも100日線に支持されて復活してきた感じ。一方、日本株は戻りが鈍かったことがわかります。

アメリカでは決算シーズンが中盤を迎えましたが、結局GoogleMicrosoftは決算後買われる展開。特にGoogleは上場来高値更新で時価総額2兆ドル突破。NVIDIAも結局先週の急落前の水準を回復しており、マグニフィセント7がまだ終わっていないと存在感を改めて示しています。その裏側では地銀のリパブリック・ファースト・バンクがひっそりと破綻しましたが、全米の資産規模が211位ということで、全く市場には影響していません。

株高の一方で長期金利はじわりと上昇。先週は巨額の債券入札が相次いだことで金利は上がりやすくなっていました。ただジャンク債などは買われており、特に問題は無さそうです。一方、来週から債券入札ウィークになるので、また今週は長期金利が上がりやすいターンになりそうで、その時の株式市場の反応はどうなるか。

今回のアメリカの決算後の反応は、全般的に厳しいものが目立ちます。Teslaは今年半値になっていたことや空売りの多さもあって急反発となりましたが、それ以外の主要企業は概ね下落。

しかし個人的にはそもそもEV車自体に消費者が疑問を持っている(給電所の少なさや、バッテリー劣化問題など)ので、価格を下げたから売れるというものでも無いように思うのですが。Teslaは単なる自動車会社ではなく、ハイテク企業だというのがウリだったはずですけれど。日本株に関しては、そんなアメリカ株安に加え、日本でも主要企業の決算が冴えないことが重石になっています。

今の注目は(特に日本にとっては)やはり為替です。日銀金融政策決定会合を終えたこと、その内容が事前の報道や投資家の期待値とは裏腹にほぼほぼ現状維持だったこと、また日本が薄商いのGWの休みモードに入ったこと(特に昔は海外旅行が増えることで円安になりやすい時期でもあった。今は逆ですが・・・)を受けて円安が加速。

おまけで言えば植田総裁の会見直後に瞬間的な「なんちゃって介入」と見られる動きでふるい落としがあったことなどで、円安が加速しドル円は160円を付けました。

そんな円安の追い風もあって昨日はチャート的には日経平均も75日線を回復し、3/18~4/15を離れ小島とする「アイランドリバーサル」の窓(38764円~38774円の小さな窓ですが)を埋めに行くような動き。

本日引け後にまた最新のものが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週5.9倍→7.3倍に増加。特に信用買い残が4.9兆円となり、また06年以来の高水準。引き続き売買代金が当時に比べて高いので問題は無いのですが、ジワジワと重石になっています。
https://www.traders.co.jp/margin_derivatives/margin_transition/10#data_list

先々週末時点の裁定残高は買い残2.3兆円に対して売り残0.4兆円の差し引き1.9兆円の買い長。前週に比べて1,637億円減りました。先々週の株価急落の一因は、この裁定買い残減少にあったとみられます。

4月第3週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を5,924億円の売り越し。先物も5,422億円を売り越しで、合計1兆円超の大幅売り越し。信託銀行(年金)も52億円の売り越しでした。前週下落の主犯ですね。それに買い向かうは個人投資家の9,085億円の買い越し。なお、グロース市場に関しては、外国人投資家は現物を91億円の売り越し。やっぱり売り越しですね。しかし一体いつまで売り続けるのやら・・・。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。昨日の売買代金779億円はグロース市場開始後のワースト3位に。このところ低水準が続いています。

ちなみに昨年10/30~11/1がワースト1位~3位ということですが、そこをボトムに半年間の上昇相場に転じました。売りが枯れたということでしょうか。ただ当時も今回も決算発表シーズン手前であり、結局決算の出来次第。もし上手く乗り切れられれば、しばらく強い展開が期待できそうですけれど。


ポートフォリオ銘柄】

日本マクドナルドHD(2702)は昨日続伸。同業の日本KFCHD(9873)はアメリカのファンドによる買収報道が出て急伸。現段階でまだ決定した事実は無いということですが、今年に入ってからのやたら強い相場展開を見ると、煙が立っている感じはあります。向こうが上場廃止となれば、その資金がマクドナルドに入ってくる可能性は十分あります。


売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は昨日大幅続伸。円安も追い風ですが、昨日は商船三井(9104)が好決算を出して海運各社買われる動き。コンテナ船のONEの方は厳しいようですが、本体の方が頑張っています。海運株もなかなかしぶといですね。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。