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前日のNYはグールズビーシカゴ連銀総裁が「インフレやや高めでも2%目標への道筋となお整合的」と発言し、長期金利は4.26%に低下。ハイテク株中心に3指数揃って反発となりました。中小型株指数のラッセル2000も2.4%と今年最大の反発に。NVIDIAがまた終値で最高値を更新し、半導体株指数のSOX指数は2.2%の上昇。VIX指数は14.4ポイントに低下。WTI原油先物は75ドル割れ。
投資判断は「売り」。先週の世界の株式市場に関しては、春節前の中国当局によるなりふり構わぬ株価支援策により、上海株がダントツの高パフォーマンスでした。ただここまでの下げ分を取り戻せたわけではないのですが。それを除くと週間上昇率はラッセル2000が2.4%、NASDAQが2.3%、そして我らが日経平均2.0%という順位。日経平均は連続で高パフォーマンスが続いています。ただTOPIXの方は0.7%高と大きく劣後しています。
まずアメリカ株の話ですが、改めてハイテク株中心に強い相場になっています。長期金利はジワジワと高くなっているのですが、それよりも半導体株の強さが勝りSOX指数は5.3%も先週上がりました。それら主導で指数を牽引していますが、特にインパクトが強かったのがアームの一日で一時60%も急騰した好決算。いやー、生成AIに対する投資家の期待の強さが際立っています。
アメリカ株全体としても好決算が続いており、相場に弱点がありません。ただIT系の好決算は人材削減がキーワードになっており、Metaも先に人員削減した効果で利益率が上がりました。これも裏返せば生成AIが仕事を奪い始めている証左かも知れません。アーム社だって半導体の設計をそのうちAIが代わるでしょうから、会社的には確かに利益を生むかも知れませんが、そこに働いている人が必ずしも安泰ではありません。
ただアメリカの強さはその人員の流動性や、ハングリー精神があるところ。シリコンバレーには多くのホームレスがいて車で生活しているという話もありますが、彼らはこのまま仕事が無いまま果てるつもりはありません。間も無く別のベンチャースピリットあふれる企業で働き始めます。そういったアメリカの強さに世界中から多くの資金が集まってきて、様々な問題を抱えていてもアメリカをより強くしています。
というわけで色々な雇用指標が出ていますが、それぞれ総じて良く。アナリストやBloombergやWall Street Journalなどのメディアも様々に昨今の株高の警告を発し続けています。しかしそれをあざ笑うように連日高値更新が続いています。遂にS&Pは節目の5000ポイントを突破してきました。
結果論にもなりますが、NYCBの急落がまた市場全体に「適度な不安感」を与え、上値を抑えて、売り方の首を真綿で締め上げる相場環境を作り上げたと思います。これに関しては先のブログでも「FRBによる緩和を促す可能性があり、場合によってはプラス材料に」と指摘していましたが、そのような感じになっています。特に今年は大統領選挙イヤーで、株が下がったら確実に現職大統領は負けていますから、バイデン政権は是が非でも株安を招くわけにはいきません。
ただ、アメリカが自国の銀行や金融システム自体は救えても、海外の銀行や金融システム、またREITなどを通じた負の連鎖波及を防げるかどうかは別。この点は注意しておく必要はあるでしょう。
一応、REITに関しては、現段階では不安感を拡げるような展開にはなっていません。地銀株指数もそれよりは戻りが鈍いものの、JPモルガンなどの大手行は全く影響を受けていない高値圏。渦中のNYCBも、一定の落ち着きはみせています。ジャンク債も安定的。
アメリカもマグニフィセント7なら、日本も4社(ソフトバンクG、ファーストリテイリング(9983)、アドバンテスト(6857)、東京エレクトロン(8035))に資金が一極集中。もっと言えばグロース市場もQPS研究所に一極集中で、これらの株あらずんば株にあらず、といった様相ですね。
あくまで指数とこれら一部銘柄だけの上昇で、世界中の誰も景気が良くなって株価が上がって万々歳・・・というイメージを持っていないことを示しているように思われます。
先々週末時点の裁定残高は買い残1.2兆円に対して売り残0.1兆円。差し引きで1兆円強の買い長となっています。前週比622億円増えました。上昇圧力に若干寄与した印象。
また1月第5週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を1,783億円の買い越し。一方、先物は4,482億円の売り越しということで、差し引きでは外国人投資家は売り越しでした。先週は上昇した週でしたが、少し意外な感じ。信託銀行(年金)は1,421億円の売り越しで、投信も2,155億円の売り越し。じゃあ誰が買ってるの、って感じですが、証券の自己部門が買って上がった形。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸。ただ1月第5週の投資主体別売買動向ではグロース市場に関しては外国人投資家は127億円の売り越し。やっぱり前週の買い越しは気の迷いだったのね・・・という感じですね。
【ポートフォリオ銘柄】
アライドテレシスHD(6835)は昨日反落。そして引け後に本決算を発表。前期の着地は良好で、1円ながら復配も発表。10年ぶりの配当となりました。ただ昨年末に本体に89億円の資金移動をしておいて、1円しか配当を出さないのか・・・というのが正直な感想。毎年のことながら、今期見通しを出さないのも残念ですね。
売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は続伸で実質的な最高値更新。日経平均がグイグイ買われる展開に合わせて、同社も買われる展開になっています。先月やはり柳井会長が株式を売却していましたが、これで半年くらいは売却しないだろうという安心感も。東京エレクトロン(8035)やソフトバンクG(9984)が上がっているので、自然と日経平均の寄与度が低下している点も追い風になっています。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
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まずアメリカ株の話ですが、改めてハイテク株中心に強い相場になっています。長期金利はジワジワと高くなっているのですが、それよりも半導体株の強さが勝りSOX指数は5.3%も先週上がりました。それら主導で指数を牽引していますが、特にインパクトが強かったのがアームの一日で一時60%も急騰した好決算。いやー、生成AIに対する投資家の期待の強さが際立っています。
アメリカ株全体としても好決算が続いており、相場に弱点がありません。ただIT系の好決算は人材削減がキーワードになっており、Metaも先に人員削減した効果で利益率が上がりました。これも裏返せば生成AIが仕事を奪い始めている証左かも知れません。アーム社だって半導体の設計をそのうちAIが代わるでしょうから、会社的には確かに利益を生むかも知れませんが、そこに働いている人が必ずしも安泰ではありません。
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というわけで色々な雇用指標が出ていますが、それぞれ総じて良く。アナリストやBloombergやWall Street Journalなどのメディアも様々に昨今の株高の警告を発し続けています。しかしそれをあざ笑うように連日高値更新が続いています。遂にS&Pは節目の5000ポイントを突破してきました。
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